ヨーロッパにはフレンチやイタリアンなど美味しい料理がたくさんありますが、同じヨーロッパでも「オランダ料理」ってあまり聞かないですよね...？
オランダ渡航前にグルメ事情が気になって調べてみると、「オランダ人は倹約家で滅多に外食をしないから外食文化が発展していない」「あまり料理が美味しくない」といった情報がちらほら。少し不安を感じながらオランダに行き、名物料理を食べられるレストランを探し回りました。
そこで今回はオランダの首都・アムステルダムで見つけた、オランダの名物料理をいただけるレストランやカフェをご紹介します！
PANCAKES Amsterdam（パンケーキ アムステルダム）
アムステルダム中央駅から徒歩2分ほどの場所にある「PANCAKES Amsterdam（パンケーキ アムステルダム）」。日本ではスイーツとして大人気のパンケーキは、オランダでは伝統的な料理だったということに驚き！
私が注文したのはdutch pancakesのsweet「banana-almonds-chocolate sauce」。
オランダのパンケーキはフワッフワのパンケーキではなく、薄いクレープのよう！モチモチの生地と自然な甘みのバナナ、濃厚なチョコレートはベストマッチ。テーブルにはシナモンや粉砂糖なども置いてあるので、お好みでアレンジすることもできます。
上にのった大量の生クリームが特徴的な「chocolate milk」。これもオランダ式なのでしょうか...？
味はとても美味しいのですが、かなり甘いので、チョコ系のパンケーキと合わせるのは失敗でした...。ベリー系のフルーツが入ったパンケーキとなら合いそう！
大量の生クリームはドリンクに入れてもよし、パンケーキにのせてもよしです。
Café Luxembourg（カフェ ルクセンブルグ）
アムステルダム中央駅から徒歩15分ほどの場所にある「Café Luxembourg（カフェ ルクセンブルグ）」。過去には有名紙NYタイムズで「One of the world’s great café’s（世界で最も素晴らしいカフェのひとつ）」と評されたカフェです。
こちらではオランダの名物料理で、コロッケの元祖と言われている「クロケット」をいただくことができます。
私が注文したのは「KAASCROQUETTEN（チーズクロケット）」。日本でよく見かける楕円形のコロッケとは違い、細長い形をしていました。サクサクでアツアツのクロケットは、噛むとチーズがとろ〜っと出てきます。コロッケパンのようにパンと一緒に食べるのも◎。
Bolenius Restaurant（ボレニウス レストラン）
アムステルダム・ザイド駅から徒歩5分ほどの場所にある「Bolenius Restaurant（ボレニウス レストラン）」。ミシュラン一つ星を獲得した、アムステルダムを代表するレストランです。ドレスコードは特にありませんが、きちんと服装のほうが好ましい、ちょっと大人な雰囲気です。
Boleniusでは「DUTCH CUISINE」という、フレンチをオランダバージョンにアレンジした料理をいただくことができます。ディナーコースは€79と€99の2種類。
Boleniusの最大のウリは、レストラン近くのキッチンガーデンで採れた新鮮な野菜。ズッキーニ、アスパラガス、ビーツなど10種類近くの野菜を使ったおしゃれなサラダは、野菜本来の味を強く感じることができます。
Toro Dorado（トロ ドラド）
アムステルダム中央駅から徒歩5分ほどの場所にある「Toro Dorado（トロ ドラド）」。オランダ料理のレストランではないですが、アムステルダムで人気のステーキハウスです。 ステーキと一緒にアムステルダムの地ビールを飲むことができます。
残念ながらオランダ産のビーフがなかったので、過去に訪れたことがあるニュージーランドのビーフを使ったステーキを注文！和牛もあったのですが、値段が桁違いに高くて手を出せませんでした（ニュージーランドビーフは€30ほど、和牛は€100以上だった記憶...）。
脂身が少ない赤身で、ナイフがスーッと入るほど柔らかいお肉。お皿が大きいのでステーキが小さく見えますが、厚みがすごいので食べ応え十分でした。
こちらは「Brouwerij 't IJ」というアムステルダムの小さな醸造所で造られた「IJwit」という地ビール。口当たりの柔らかいホワイトビールで、芳醇な香りがふわっと鼻に抜けます。オランダのビールといったらハイネケンが有名ですが、オランダ滞在が長くなってハイネケンの味に飽きたら、「IJwit」のような地ビールを試してみるのもおすすめです！
アムステルダムで見つけたオランダの名物料理をいただけるレストランやカフェをご紹介しました。
アムステルダムでオランダ料理をいただけるレストランを見つけるのはなかなか難しいので、アムステルダムを訪れる際はぜひ参考にしてくださいね！
