ずっと行きたいと思っていた、アートの島「直島」。ついに念願叶ってゴールデンウィークに行くことができました!
しかし、帰りの時間を考えると滞在できる時間はたったの3時間ほど!かなり短時間でしたが、直島のメインどころはしっかり見ることができました。
直島へはフェリーか旅客船で!
直島に行くには、香川の高松市か岡山の宇野市にある港からフェリーか旅客船に乗ります。
高松→直島(宮浦港)は1日10便、宇野→直島(宮浦港)は1日20便が出ています。直島→高松、直島→宇野も同じ便数です。
フェリーだと自動車や自転車と一緒に乗船でき、マイカーやマイバイクで直島を回ることができます!自転車は+310円、バイクは125cc未満だと+640円、125cc以上だと+960円(片道料金)。
自動車は+3,230円〜(サイズによって追加料金が細かく設定されているので公式サイトでご確認ください)。
私は今回、フェリーを利用しました!
とても清潔感のある船内にはソファー席もあり、直島までの約1時間をリラックスしながら過ごせる環境でした。
瀬戸内海の風を浴びようと思い、デッキにも上がってみました。デッキには海の方を向いているベンチも設置されているので、座りながら瀬戸内海の美しい景色を眺めることができます。
島巡りはレンタサイクルかレンタルバイクで!
直島は、県道256号を使うと島の観光名所を巡りながらぐるっと1周することができます。1周は約12km。徒歩で約3時間、バイクで約40分、自転車で約90分で1周することができます。
道中、起伏が激しいところもあるので、運転免許を持っているなら原付や電動バイクを借りるのがおすすめ!免許を持っていない人は市営バスを利用するのも手です。
今年(2019年)は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭が開催!
今年は、3年に1度の「瀬戸内国際芸術祭」が開催される年。
開催されるのは、春(4/26〜5/26)、夏(7/19〜8/25)、秋(9/28〜11/4)の3つの期間で、この期間中は国内外から多くの人が訪れます。
瀬戸内国際芸術祭の期間中のみ、「作品鑑賞パスポート」というものが販売されます。会期限定のチケットなら一般 4,000円。少し高いように思いますが、作品鑑賞パスポートがあれば、ほとんどの施設に入ることができるという優れものです(直島の場合、「地中美術館」と「I❤︎湯」を除く)。
私は今回、3時間だけの滞在ということで、作品鑑賞パスポートを購入せずに直島を観光しました!パスポートがなくても意外に楽しめたなーというのが、個人的な感想です。
さてここからは、作品鑑賞パスポートを持たずに3時間で鑑賞したアート作品をご紹介しています!
宮ノ浦エリア
まずは、港近くの宮ノ浦エリアから観光スタート!
『赤かぼちゃ』
直島の玄関「宮浦港」では、草間彌生さんの『赤かぼちゃ』がお出迎え!
近づいてみると意外と大きなオブジェで、人が何人も中にすっぽり入ることができる大きさ。直島に来た記念に、まずは赤かぼちゃの前で写真撮影!
『直島銭湯 I❤︎湯』
宮ノ浦エリアで特に異彩を放っているのが、メインストリートから一本入った場所にある「直島銭湯 I❤︎湯(アイラブユ)」。“入浴できる美術施設”として人気を集めているスポットです。
非常にアーティスティックな外観ですが、浴室も負けず劣らずアート空間でした。
男湯と女湯の間にある壁の上に巨大な象のオブジェがあったり、タイルにさまざまな官能的な言葉が書いてあったり、浴室のいたるところにアート作品があります。
番台では、タオルやTシャツなどのI❤︎湯オリジナルグッズが販売されていたので、私も記念にI❤︎湯タオルを購入しました!
美術館エリア
宮ノ浦エリアからバイクで約15分、美術館エリアに到着!
美術館を事前にオンライン予約していなかったので、無料で見ることのできるベネッセハウスミュージアムの屋外作品を見学!
『南瓜』
直島といったらこの『南瓜』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。宮ノ浦エリアの『赤かぼちゃ』と同じ草間彌生さんの作品です。後ろには海が広がっているので、海に作品が浮いてるような面白い写真を撮影することができます。
さすがは直島を代表するアート作品。南瓜の前で写真撮影するために20組以上待っていました...!時間もなかったし、みんなの前でカッコつけて写真を撮るのもなんだか恥ずかしかったので、離れた位置から南瓜だけ撮影して、早々に次のスポットへ移動!
『腰掛』
『象』
こちらはニキ・ド・サンファールの『腰掛』と『象』。どちらもカラフルな配色が目を引くアート作品です。『腰掛』の横に座ったり、新聞を覗き込んだりして撮影したら面白い写真が撮れるかも!
直島銭湯 I❤︎湯にも象のオブジェがあったし、なんだか直島には象が多い...?
本村エリア
美術館エリアからバイクで約10分、「本村エリア」に到着!
宮ノ浦エリアのほぼ真裏に位置する本村エリアは、宮ノ浦エリア、美術館エリアとは異なり、生活感があるエリアです。アート作品だけでなく、食事ができるお店も多いです。
『家プロジェクト』
『家プロジェクト』は、空き家となっている古民家などを改修して、作品化するというプロジェクト。現在7軒が公開されており、1,030円の共通チケットで6軒を鑑賞することができます(『きんざ』のみ別料金+510円)。
作品鑑賞パスポートを持っていないと建物内に入ることができなかったので、外観だけ眺めて移動!
『直島港ターミナル』
直島の東の玄関口「直島港」。そのターミナルが、たくさんのバブルが集まっているような不思議な外観をしています。待合室、駐輪場、 トイレなどターミナルとして必要な機能はしっかり揃っていました。
日没後は内部がライトアップされて幻想的な雰囲気になるのだそう。
『maimai』
アート作品ではないですが、本村エリアのお食事処に1か所立ち寄りました。
香川県の県魚であるハマチのフライを使った「直島バーガー」という“ご島地バーガー”を食べることができる「maimai」。しかし、運悪く休みの日に当たってしまい、営業していませんでした。残念...。
ずっと来たかった直島に来ることができて大満足!3時間しかありませんでしたが、有名な屋外作品は一通り見ることができました!
直島に行きたいけど時間があまりないからどうしよう...と迷っている人がいたら、ぜひ訪れてみてください!