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2019-05-23

新宿から6分!ブルーシールや泡盛もある「沖縄タウン」に行ってきた


旅行には、お金も時間も必要。でも旅行気分だけなら、意外と近所でも味わえるかもしれません。

今回ご紹介するのは、新宿から電車で2駅、たった133円で行ける「沖縄タウン」。都内からなら、週末どころか仕事終わりに行ける距離の「沖縄」です。どんなスポットなのか確かめるべく、実際に遊びに行ってきました!




沖縄料理や沖縄土産のお店が並ぶ商店街「沖縄タウン」

「沖縄タウン」があるのは、京王線の代田橋駅。新宿駅からの所要時間は6分。参考までに、羽田空港から那覇空港までのフライト時間は2時間半です。

駅から沖縄タウンの入り口までは、徒歩5分ほど。甲州街道に突き当たったら、歩道橋を使って対岸に渡ります。道中にところどころ案内板があるので、地図アプリを開かずにたどり着くことができました。

どうやらここが「沖縄タウン」又の名を「杉並和泉明店街」の入り口。沖縄料理や沖縄土産のお店が集まる商店街のようです。





ブルーシールアイスも食べられる!沖縄物産品店「いじゅん」

商店街の中を歩いていてまず目に止まったのが、沖縄の物産品が買えるお店「いじゅん」。軒下までお菓子や飲み物が積まれていて、品揃え豊富です。

外の椅子に座っていたお店の方に「こんにちは」と挨拶をして店内へ。棚には工芸品からお菓子まで所狭しと並んでおり、まるで沖縄のお土産屋さんにやってきたかのような気分です。

らふてぃ、そーき、沖縄そば、タコライスの素と、自宅で沖縄グルメを楽しめる食品もあれば

紅芋タルト、ちんすこう、サーターアンダギーといった沖縄土産の定番品も!「沖縄旅行に行ってきた」と言って友達に配ったら、信じてもらえそうですね。

そして、このお店にきたらぜひ食べておきたいのが、「ブルーシールアイスクリーム」!フレーバーの種類も豊富だったので、どれにしようか迷いながらテンションが上がりました。カップとコーンは、好きなほうを選べます。

外に椅子が3脚並んでいるので、「そちらに座ってどうぞ」とお店の方。

初夏の日差しを受けて、コクのある「ブルーシールアイス 紅芋(税抜250円)」を食べていると、なんだかゆっくり時間が流れていくような気がしました。




ランチはもちろん沖縄料理!「てぃんさぐぬ花」

横道に伸びているアーケード街は「めんそ~れ大都市場」。薄暗いので「入ってもいいのかな?」とドキドキしましたが、中を進んでいくと、いくつかの飲食店が営業していました。

店先で三味線を演奏している方もいて、外よりも「沖縄感」が強めに漂っています。

ランチのお店に選んだのは、沖縄料理の食べられる「てぃんさぐぬ花」。2階建ての店内は、会社の昼休みの時間というのもあってか、とても賑わっていました。

注文した品を待っている間テーブルの上にある調味料を眺めていると、不思議な瓶を2つも発見!一番手前の「石垣島のビバーチ」とは何だろうと、スマホで調べてみたところ、エキゾチックな香りの「島こしょう」とのことでした。

そしてこの「多良川」のミニ瓶は、ラベルに書いてあるとおり泡盛…ではなく、中身は調味料のよう。あとで食事がきたらかけてみようと決めました。


今回注文したのは、ごはんと小鉢、お漬物のついた「ソーキそばセット(税込800円)」。ごはんについている味噌が、これまた何杯でも白米が進みそうな名脇役です。

ソーキそばは、沖縄産天然鰹節でとったお出汁と、国産小麦の麺を使用しているそう。麺は食べ応えのある太麺!コシがあってしっかり満腹になります。

そして「よ〜く煮込んであるので、軟骨まで全部食べられます!」と提供時に言われたソーキもまた、プリップリとろっとろの絶品!お肉って、ここまで柔らかくなるんですね…。夢中になって食べていたら、あとでかけてみようと思っていた調味料のことをすっかり忘れて完食してしまいました。




泡盛やオリオンビールも買える、飲める!

商店街の入り口すぐにあるのは、「片桐酒店」。沖縄の泡盛が数多く揃っており、お酒好きにはたまらないお店です!1.8Lの大きな瓶から、先ほど調味料入れに使われていたミニチュアサイズの瓶、量り売りの泡盛まで、店中にぎっしりと並んでいました。

昼間なのでまだ開店していませんでしたが、「沖縄タウン」の中にはオリオンビールが飲める居酒屋もあるようです。昼間は開いていないお店も多かったので、今度は夜に、飲み歩きをしに来ようかな。

ちなみに、沖縄タウンの中にはシーサーがあちこちにいるので、探して歩くのも面白いかもしれません。商店街の入り口を守っているシーサーもいれば

真っ赤なシーサーや

こわ〜い顔のシーサー(?)もいました。





「沖縄タウン」は、メインの通りを100歩ほどで端まで歩くことができる、小さな商店街。1日過ごせるほどの広さはないので、週末の午後からお出かけしたり、仕事終わりに飲みにくるのがいいかもしれません。


通りには沖縄らしいBGMが流れており、都会の喧騒から離れられる、のんびりとした空気のスポットでした!



このしおりのライター

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