ポルトガルのリスボン中心部から「シントラ(Sintra)」へ。
ユネスコ世界遺産「シントラの文化的景観」の一部として登録されている、 「ペーナ宮殿(Pena Palace)」 を訪れました。
絵本から飛び出してきたようなカラフルな外観は、きっとSNSで目にしたことのある方が多いでしょう。今回は宮殿内部も見学してきたのでご紹介します!
「ペーナ宮殿」へのアクセス・入場料
リスボン中心部−シントラ間は、車で30〜40分の距離。
電車で行く場合は、ロシオ駅からシントラ線に乗って終点のシントラ駅で下車し、そこからバスでペーナ宮殿へ向かいます。ペーナ宮殿へは山道を通るので、乗り物酔いしやすい方は酔い止めを飲んでおきましょう。
シントラではバスの他に、タクシーやトゥクトゥクも利用可能。ちなみに私は、興味本位でトゥクトゥクに乗ってみました。(東南アジアでお馴染みのトゥクトゥクがポルトガルでも活躍していたとは!)
▲ トゥクトゥクで山道を爆走!
トゥクトゥクの料金は一人5ユーロでした。体が投げ出されそうなほどガタガタ揺れ、まるで一つのアトラクション! 窓が無いため、シントラの空気を感じられるのも良かったです。
ペーナ宮殿の入場料金は、通常14ユーロ。オンラインで事前に購入しておくと割引されます。
入場ゲートから山の上の宮殿まではしばらく歩く必要がありますが、道は整備されているので、緑に囲まれて気持ちよくお散歩できました。不安な方はミニバスを利用するという手もありますよ。
まるでおもちゃのお城のよう!
ようやく、山の上の宮殿に到着!
うわ〜、本当におもちゃのお城みたい・・・!
紫と黄色の境目でパシャリ。
様々な建築様式が用いられている上に、色づかいも大胆。「新しい」印象を受けますが、19世紀に建てられたものです!
眼下に広がる絶景
“CAMINHO DE RONDA / THE WALL WALK” と書かれた看板の先へ進むと、かなり眺めの良いポイントへ出られます。
ペーナ宮殿と同じく世界遺産「シントラの文化的景観」に登録されている「ムーアの城跡」や、眼下に広がるオレンジ屋根の街並み、さらに大西洋までここから見渡せました!
宮殿内部も見学!
せっかくここまで来たので、宮殿内部も見学していくことに。
入り口で「内部見学の際はリュックを体の前に抱えること」など注意事項の説明がありました。
外観のポップな印象とは違い、内部は格調高い造り。豪華絢爛な印象を受けます。
あまりの部屋数の多さに驚きました。(写真はほんの一部。)
キッチンも広い・・・!
最後にペーナ宮殿のカフェでひと休み。
ペーナ宮殿の見学だけで結構疲れてしまいました。このカフェでは、屋外で気持ちよく休憩できます。
まとめ
▲ ムーアの城跡から見たペーナ宮殿
私は今回ご紹介した「ペーナ宮殿」とその近くの「ムーアの城跡」を半日で観光し、どちらもじっくり見て回ったので時間はギリギリでした。「レガレイラ宮殿」も行きたかったなぁ、と少し後悔。
シントラ駅周辺にはお土産屋さんやカフェもあり、朝から丸1日たっぷり楽しめるエリアだと感じました。ぜひ早起きして訪れてみてください!
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