日本人にとっても人気なリゾート「ハワイ」。
ビーチでのんびりしたり、美味しい食べ物を食べたり、自然を満喫したり、様々な楽しみ方がありますよね。そんなハワイの楽しみ方の1つに「アートに触れる」という楽しみ方があるのも忘れてはいけません!
今回はホノルルで見つけた、アートに触れられるスポットをご紹介します!
無料で見学ができる「ハワイ州立美術館」
ワイキキから車で15分ほどのダウンタウンエリアにある「ハワイ州立美術館」。王室のゲストハウスとして建てられた初代ロイヤルハワイアンホテルを再利用しているので、その外観は宮殿のように美しいです。
“ハワイの美術館”というとホノルル美術館が有名です。では、私がなぜハワイ州立美術館を選んだのか。それは入館料が無料で、全部見るのにそこまで時間がかからないからです!
ここからは私が気になった展示作品をいくつかご紹介します。
ジョナサン・ハンブリンの「Zima’s Note」。とても力強いこの作品は、ミケランジェロの傑作であるシスティーナ礼拝堂のフレスコ画にインスピレーションを受けて描かれたそうです。言われてみれば、天使が描かれていたり、雲に生物が乗っていたり、システィーナ礼拝堂のフレスコ画と重なるポイントがいくつかあります。
ビーチでのんびりと過ごす人々を描いた作品は、とってもハワイらしい!
バージニアジェイコブスの「Kailua Windfish」。美しいカイルアの海を自由気ままに泳ぎ回る魚たちを表現している作品です。柔らかく温かみのある作品で、見ているだけでなんだかほっこりします。
2つの巨大な顔が向かい合う、少し異様な作品。台座を入れたら2m以上の大きな作品です。色が塗られている箇所だけでなく、顔の作りも全然違います!右側の顔の方が目鼻立ちがくっきりしていて、より人間の顔に近いです。
ただ美術品を見学するだけでなく、自分で手を動かして作品を作るブースもありました。色々な形・色の物体を組み合わせてオリジナルの作品を作るのは、大人でも十分楽しむことができました。
アートの街「カカアコ」のウォールアート
街中がウォールアートでいっぱいの「カカアコ」。ハワイ州立美術館からカカアコまでは歩いて20分くらいなので、トロリーに乗らず、ハワイの風を浴びながら歩いて移動するのもいいですよ。
たくさんの可愛らしいウォールアートは、毎年2月上旬に世界各国からアーティストが集まり、描かれる作品なんです。Instagramなどでよく目にする人気のアートを巡るだけでなく、自分だけのお気に入りのウォールアートを見つけるのも楽しいですよ。
私のお気に入りのウォールアートがこちら!カラフルでポップな感じです。ハワイと関係ないようなウォールアートも多くありますが、これは、海や砂浜、ヤシの木などハワイらしさがたっぷり詰め込まれています。
トトロもいました!
カカアコのアートは壁だけではありません!パッと空を見上げると、針金やワイヤーで作られたであろうアート作品が街灯にくくりつけられていました。なんだか隠れミッキーを見つけた時のような嬉しい気持ちになり、テンションが上がりました!
ワイキキ周辺にはたくさん人がいたのですが、ハワイ州立美術館はかなり空いており、カカアコも人がかなり少なかったです。
ビーチや自然を満喫するのとは少し趣向の違うハワイの楽しみ方もしてみてはいかがですか?