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2018-12-04

【埼玉】チームラボが湖畔を彩る!幻想的な光と音のアート展「チームラボ 森と湖の光の祭」が開催


“光”と“音”を駆使したアートで多くの人を魅了する「チームラボ」。
そのチームラボが、2018年12月1日(土)〜2019年3月3日(日)の期間、埼玉県・メッツァビレッジにて開催されるイベントを手がけたとのこと。イベント名は『チームラボ 森と湖の光の祭』。

itta編集部は、11月30日に行われた『チームラボ 森と湖の光の祭』先行内覧会に行ってきました!実際にアート作品に触れた感想や、作品制作の意図などをお伝えしていきます!




雄大な自然を活かした『チームラボ 森と湖の光の祭』

チームラボが今回のイベントに選んだ、メッツァビレッジに隣接する「宮沢湖」は、一周およそ2.5kmの広大な自然に囲まれた美しい湖です。その宮沢湖をぐるりと囲むようにライトや光の物体が配置されています!




デジタルと自然が融合した、光のアート作品

デジタルと自然は対極にあるように思いますが、「光」や「音」は自然界にも存在するもので、実は親和性がとても高いのではないかと、チームラボ代表・猪子寿之氏が語っていました。その言葉通り、チームラボのアートが宮沢湖周辺の自然と見事に調和し、自然の美しさを引き立てていました!

・呼応する、たちつづけるものたちと森 / Resisting and Resonating Ovoids and Forest

暗い森に置かれた、無数の光り輝く物体。この物体は人に押されると、光の色が変化し、色特有の音色が鳴ります。光が放射状にどんどん物体と木々に伝播していき、一帯を染め上げる光景はとても幻想的。

人間には識別できない色の変化も含め、色は十数色あるそうです。(詳しくは秘密のようです。)色の変化はランダムなので、押すまで何色に変化するのかわかりません。このランダムさも人間の手では変えることのできない“自然”的な部分なのかもしれません。

「自分が押して、反対側で他の人が押したら色はどうなるの?」と思った私は実験してみました!別の色がぶつかると、一番最後に押した人の色に変化するようです。同時に押したと思っても微妙な差が出てしまうので、必ずどちらかの色に変化します!

画像提供:teamLab

反対側から光が押し寄せてくれば、反対側に人がいることを意味するので、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より強く意識することができます。チームラボの打ち出した「インタラクティブなアート空間」を体験できる作品のひとつです。




・湖面に立つ、自立しつつも呼応する生命 / Autonomous Resonating Life on the Lake Surface

画像提供:teamLab

湖にも光の物体が自立しています。湖に入って押すことは禁止されているので、陸に置いてある物体を押して、湖の光の物体に光を伝播させましょう!強風に吹かれることで、光の色を変化させることもあるみたいです。

湖の上にも作品を配置したのには、「湖面を使った反射の美しい光景を作り出す」、「私たちが歩く陸上とメッツァの主役である宮沢湖を繋げることのできる作品を作る」という2つの理由があるのだそう。こうした意味や理由を知ると、ただ「綺麗だなぁ」と眺めるだけでなく、別の視点でも作品を楽しむことができました。

メッツァには「ムーミンバレーパーク」が来春オープンするのですが、この湖に浮かぶ光の物体を眺めていると、そのムーミンに出てくるキャラクターに見えてきました。




・浮遊する、呼応する球体 / Floating, Resonating Spheres

浮遊する光の球体は、まるでゆっくりと呼吸しているかのように、強く輝いたり消えたりします。 この光の球体も、何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色が変化し、色特有の音色が鳴ります。そして、次々に周囲の球体に呼応していきます。

画像提供:teamLab

こじんまりしたものかと思って近づくと、かなり大きくてびっくり!大きな球体が、180cmある私の身長よりも少し高い位置でゆらゆらと揺れていました。




湖畔の遊歩道も光のアート空間に!

画像提供:teamLab

「湖面に立つ、自立しつつも呼応する生命」、「呼応する、たちつづけるものたちと森」へと続く湖畔の遊歩道にも光の物体が置かれ、木々がライトアップされています。

多くの人が色々な場所で光の物体を押すので、色は絶え間なく変化しますが、偶然赤一色に染まった瞬間を撮ることができました。暗いのでどうしてもフラッシュ撮影や三脚を使用して撮影したくなりますが、他の観覧者の迷惑になるので禁止されています!

しっかり整備されていない箇所や急勾配の坂、階段などがあるため、動きやすい服や靴で訪れるのがおすすめです!美しい光景に集中するためにも適切な格好で訪れましょう。




湖畔の木々も美しい!

宮沢湖をぐるっと一周するように木々がライトアップされています。ムーミンバレーパークの方には入れないので、残念ながら宮沢湖を歩いて一周することはできません。

メッツァビレッジの桟橋付近から対岸を眺めるのがおすすめ!どこからが水面かわからない水鏡の絶景が目の前に広がります。





都心から約1時間と少し距離はありますが、都心から離れているからこそ余計なノイズのない空間が広がっており、普段の生活では味わえない体験をすることができます。たくさんの光の物体とライトアップされた木々の中を歩いていると、まるで別世界に迷い込んだかのような気分になりました!

宮沢湖の雄大な自然と最先端デジタルアートが融合した『チームラボ 森と湖の光の祭』に足を運んで、冬の夜を満喫してみてはいかがですか?




『チームラボ 森と湖の光の祭』開催概要

会期:2018.12.01(土)〜2019.3.03(日)

時間:12.1(土)~2.11(祝・月):17:30~21:00(20:00最終入場)
2.12(火)~3.3(日):18:00~21:00(20:00最終入場)

休館日:12.31(月)~1.2(水)

会場:メッツァビレッジ(〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ)

料金:大人(中学生以上) - 平日 1,000円 / 土日祝 1,200円
小人(4歳以上小学生以下) - 平日 500円 / 土日祝 600円
※3歳以下無料
※12月29日(土)~1月6日(日)は土日祝日料金

販売場所:チケットは、会場(当日券のみ)、ローソンチケット、日テレゼロチケ、ローソン・ミニストップ店舗ロッピーにて販売(Lコード:34123)
※ Loppi【Ⅼ Code:34123】
ローチケ
日テレゼロチケ

主催:チームラボ 森と湖の光の祭 実行委員会

ウェブサイトはこちら


交通アクセス

・電車とバスを利用する場合・
【飯能駅】
西武池袋線「飯能駅」下車、「飯能駅北口」1番乗場よりメッツァ・高麗川団地・武蔵高萩行き、メッツァ(旧 宮沢湖)停留所下車(約12分)

・車を利用する場合・
狭山日高インターチェンジから県道262号線経由約5.4km(約12分)
青梅インターチェンジ」から県道218号線経由約11km (約30分)
※駐車場は予約制です。メッツァビレッジの公式HPをご確認ください。




▲teamLab: Digitized Lakeside and Forest / チームラボ 森と湖の光の祭




このしおりのライター

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