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2018-04-10

あなたはいくつ知ってる? ゴールデンウィークに訪れたい「日本三大〇〇」特集


日本には「日本三大〇〇」と言われるものが数多く存在しますが、あなたはいくつ知っていますか?

今回は日本三大〇〇と呼ばれているものの中でも“自然”というカテゴリーに絞ってご紹介します。日本人なら誰しも一度は行きたくなる美しい自然の絶景、ゴールデンウィークにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。




1.日本三景

写真提供:ittaライター・かずのこ

「日本三景」は、日本を代表する景勝地であり、江戸時代の儒学者・林春斎が自ら日本を行脚して著した書物の中でも紹介されている「松島(宮城県)・宮島(広島県)・天橋立(京都府)」のことを指しています。

今回ご紹介するのは、その日本三景の1つ・宮城県の松島。都心から車で4時間半、電車(新幹線も含む)で3時間ほどなので少し足を伸ばしたい旅行の時におすすめのスポットです。

写真提供:ittaライター・かずのこ

リアス式海岸が進行した多島海という珍しい景観で、空と海の青さに松の木の緑がマッチした光景には思わず目を奪われます。

オススメのスポットは「西行戻しの松公園」と「福浦橋」。西行戻しの松公園からは1枚目の写真のように松島の絶景を一望することができます。福浦橋は、福浦島まで繋がる赤い橋で、海風を感じながら松島の景観を楽しめます。



「松島」の旅のしおり
>>【宮城】日本三景・松島の風景を眺め、松華堂のカステラを食べよう!(ライター:numata)




2.日本三名泉

写真:日帰りでも満喫!徒歩圏内で楽しむ草津温泉(ライター:anx)より

「日本三名泉」は、室町時代の僧である万里集九の詩文集にも三名泉との記載がある、古来より人々を魅了してきた「草津温泉(群馬県)・有馬温泉(兵庫県)・下呂温泉(岐阜県)」の3つの温泉を指しています。

今回ご紹介するのは、その日本三名泉の1つ・群馬県の草津温泉。都心から車で3時間程度の場所にあり、1泊の温泉旅行にはぴったりの場所。日々の疲れを思いっきり癒しに行きましょう。

写真:【群馬】冬の草津温泉の楽しみ方5つ!今の季節限定のイベントも(ライター:ちゃんちか)より

自噴湧出量(自然に湧き出ている湯量)では国内1位という国内屈指の温泉地。草津温泉は、かなりきつめの酸性泉なので長湯は逆効果と言われています。パッと入って出るを繰り返すという入り方がオススメなんだとか。
名物は大勢で掛け声をかけながら巨大な木の板でお湯をかき混ぜる湯もみ。



「草津温泉」の旅のしおり
>>日帰りでも満喫!徒歩圏内で楽しむ草津温泉(ライター:anx)




3.日本三大鍾乳洞

写真提供:ittaライター・かずのこ

「日本三大鍾乳洞」は、長い年月かけて作られた自然の神秘である鍾乳洞の中でも特に優れた景観を持つ「秋芳洞(山口県)・龍泉洞(岩手県)・龍河洞(高知県)」の3つの鍾乳洞を指しています。

今回ご紹介するのは、その日本三大鍾乳洞の1つ・山口県の秋芳洞。都心からは遠く離れているためアクセスが良いわけではありませんが、非日常を思いっきり味わうことができます。

写真提供:ittaライター・かずのこ

洞内の気温は四季を通じて17℃で安定しており、夏は涼しく、冬は暖かいので観光しやすくなっています。
秋芳洞の中でも特におすすめのスポットは百枚皿。たくさんのお皿に水が入っているような珍しいもので、自然が生み出した景色とは思えない光景に目を奪われます。



「秋芳洞」の旅のしおり
>>意外と個性的!?日本三大鍾乳洞の魅力(ライター:anx)




4.日本三大瀑布

写真提供:ittaライター・かずのこ

「日本三大瀑布」は、その圧倒的な落差や水量や景観美から人々が素晴らしいとウワサするようになった「華厳の滝(栃木県)・那智の滝(和歌山県)・袋田の滝(茨城県)」の3つの滝を指しています。

今回ご紹介するのは、その日本三大瀑布の1つ・栃木県の華厳の滝。都心からも比較的近く、車で2時間半、電車でも3時間程度と日帰り旅にもぴったりです。自然を満喫したい時におすすめです。

写真:【栃木】紅葉だけじゃない!冬でも週末に満喫できる日光の魅力(ライター:マッチ)より

中禅寺湖を水源とし97mの落差を誇る華厳の滝。流れ落ちる水は真っ逆さまに滝壺に落ちるので滝壺付近では霧のようになり、周囲はひんやりとした空気に包まれます。
華厳の滝を訪れたら展望台でマイナスイオンを感じてリフレッシュしましょう。



「華厳の滝」の旅のしおり
>>【栃木】紅葉だけじゃない!冬でも週末に満喫できる日光の魅力(ライター:マッチ)




5.日本三名山

写真提供:ittaライター・かずのこ

「日本三名山」は日本に数多く存在する山の中でも、古くから山岳信仰の対象とされており、人を魅了してきた名高い山である「富士山(山梨・静岡県)・白山(石川県・岐阜県)・立山(富山県)」の3つの山を指しています。

今回ご紹介するのは、その日本三名山の1つ・山梨県と静岡県にまたがる富士山。都心から車で2時間、電車で2時間半ほどなので気軽に行くことができます。時間がない人もサクッと訪れることができるのでおすすめです。

写真:絶好の富士山ビューポイント!河口湖沿い “富士山の見えるカフェ” で贅沢なコーヒータイムを(ライター:ちゃんちか)より

富士山は日本人なら誰しも知っているスポットですが、どこから見るのが美しいのか、までは知らない人が多いのではないでしょうか?
富士山を美しく眺めることのできるスポットは多く、河口湖や山中湖などのポピュラーなスポットももちろん良いですが、新倉山浅間公園や田貫湖、精進湖などのスポットもおすすめです。



「富士山」の旅のしおり
>>絶好の富士山ビューポイント!河口湖沿い “富士山の見えるカフェ” で贅沢なコーヒータイムを(ライター:ちゃんちか)




6.日本三大峡谷

写真:【富山】断崖絶壁の絶景!黒部峡谷・下ノ廊下で期間限定の秘境トレッキング(ライター:SAORIGRAPH)より

「日本三大峡谷」は、長い年月かけて川の浸食作用によって大地が削られ形成される峡谷の中でも特に自然の荒々しさや雄大さが感じられる「黒部峡谷(富山県)・清津峡(新潟県)・大杉谷(三重県)」の3つの峡谷を指しています。

今回ご紹介するのは、その日本三大峡谷の1つ・富山県の黒部峡谷。都心から車で5時間、新幹線や特急を乗り継いで4時間程と少し遠いですが、ゴールデンウィークを利用して思いっきり自然を満喫したい人にはおすすめです。

写真:【富山】断崖絶壁の絶景!黒部峡谷・下ノ廊下で期間限定の秘境トレッキング(ライター:SAORIGRAPH)より

上の写真は9月下旬〜11月上旬までの期間限定のトレッキングコースから撮影されたものですが、黒部峡谷の景観はやまびこ展望台や猿飛峡展望台からも眺めることができます。

黒部峡谷は、黒部川が大地を削り形成した日本一深いV字谷として有名であり、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車も人気。今の季節は、新緑の萌えるような緑が美しいです。



「黒部峡谷」の旅のしおり
>>【富山】断崖絶壁の絶景!黒部峡谷・下ノ廊下で期間限定の秘境トレッキング(ライター:SAORIGRAPH)




以上、ゴールデンウィークに訪れてほしい日本三大〇〇自然編をご紹介しました。

日々の生活で疲れた身体と心を、家でゴロゴロして休ませるのもいいですが、何日かはお出かけして普段と違う非日常を味わうことによって癒すのもいいかもしれませんよ?

このしおりのライター

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