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旧ソビエト連邦を構成していたモルドバ共和国。ヨーロッパ最貧国と言われており、人口は約291万人(2014年推計)の小さな国です。どんな国なのか全くイメージのわかない国だったので、行ってみました!

僕は首都のキシニョフと、今は「沿ドニエストル共和国」の首都として事実上、モルドバから分離している第3の都市ティラスポリを訪問しました。このような国内問題を抱える小国モルドバですが、この記事では定番スポット10か所を紹介します。




● キシニョフ(キシナウ)●

モルドバの首都、キシニョフは同国最大の都市です。とは言っても、人口は約67万人(2013年推計)なのでそれほど多くはありません。空港から中心街へはバスで約30分なので、比較的アクセスが良いと思います。

空港出口のガラスには様々な言語でWelcomeと書かれている中、なんと日本語もありました! 入国早々、なかなか好印象でした(笑)



1:勝利の門(Arcul de Triumf)

キシニョフの街の中心であるシュテファン・チェル・マレ大通りを西に向かって進むと、右側にあるのがこの勝利の門 Arcul de Triumf です。パリの凱旋門などとは比べ物にならないほど小さいですが、門の内側にはモルドバ国旗が掲揚されており、外側の彫刻は細やかで美しいです。夜になると、ささやかではありますが、ライトアップされています。




2:キシニョフ大聖堂

勝利の門の背後にある公園内にあるのがキシニョフ大聖堂です。残念ながら、内部は撮影不可でしたが、金色を基調とした美しい装飾やイコンをたくさん見ることができます。大聖堂入口周辺には大量の鳩がいますので頭上からの糞には十分気を付けてください。




3:シュテファン・チェル・マレ大通り

キシニョフの街のメインストリートです。通り沿いにはちょっとしたブティックやレストラン、スーパーなどが立ち並び、北西の方向に向かっていくにつれ、官公庁の建物が増えていきます。通りの幅は広かったのですが、車線はないエリアが多かったです。




4:連邦政府庁舎

大統領府すぐそばにあり、モルドバ政治の中枢です。もちろん中に入ることはできませんでしたが、旧共産圏特有の威圧感のあるデザインでした。周辺には官公庁や政府施設のほかに、オペラハウスもあります。




● ティラスポリ(沿ドニエストル共和国)●

ティラスポリはモルドバ共和国第3の街でありながら、ロシア系住民が大多数のため、自称独立国家「沿ドニエストル共和国」として分離状態にあります。

キシニョフ中央バスターミナルから2時間ほどで行くことができますが、入国の際はパスポートコントロールがあります。日本のパスポートで難なく入国することができましたが、外務省海外安全情報ホームページによると「レベル1:十分注意してください」が発令されていますので、訪れる際は必ず最新の情報を手に入れるようにしてください。

街の印象は THE ソ連です。モルドバではアルファベットが使われており、ルーマニア語とよく似たモルドバ語が話されていますが、ティラスポリでは基本的にはロシア語で文字はキリル文字が用いられています。通貨もオリジナルのものを使っています。

これがティラスポリの鉄道駅。キシニョフからのバスはこの駅の前に停まります。

2017年5月にTourist Informationができたばかりで、基本的に情報が少ないのですが、僕が半日歩いて回った中で見たメインのスポットを紹介します。



5:Tank Monument(戦車)

ドニエストル川と25 Octombrie通りに挟まれた大きな広場にソ連の対独戦争勝利を記念した、戦車のモニュメントがあります。そばには正教会や戦死者のお墓があります。僕が行ったときは、小さな子供たちがこの戦車によじ登って遊んでいました。




6:アレクサンドル・スヴォーロフ像(Monument to Suvorov)

アレクサンドル・スヴォーロフという、ロシア帝国時代の軍人の像です。後ろに見える白い建物は青少年向けのカルチャーセンターです。




7:ロシア正教会

アレクサンドル・スヴォーロフ像がある広場に向かう途中にあります。僕が行ったときは内部見学不可でした。Google Map上では The Christmas Cathedral と表示されています。




8:ファーマーズマーケット(Zeleny Market)

上のロシア正教会と同じ通りにあり、野菜をメインに売っています。ティラスポリ市民の生活を感じることができる市場でした。アジア人が珍しいせいか、市場にいる人全員からの視線を感じました(笑)




9:ドニエストル川

国名にも入っている、「沿ドニエストル共和国」を代表する川です。河岸にはジョギングをしている人やスケートボードやローラースケートを楽しめるエリアがあり、老若男女問わず大勢の人の憩いの場になっていました。




10:ロシア教会(Presentation of the Child Jesus Church)

ティラスポリ駅から数百メートル離れたところにある Kirov公園内にある教会です。ここも残念ながら内部見学はできませんでした。コンパクトで可愛らしいデザインをしていました。




● まとめ ●

国土自体がとても小さく、見どころが多いとは決して言えないモルドバですが、「ここもヨーロッパなのか?」と思ってしまうほど独特の素朴な雰囲気が漂っています。全ての物価がとても安く、金曜の夜でも出歩いている人も少なくて静かです。

「沿ドニエストル共和国」との間に問題を抱えているものの、治安に関しては特に不安を感じることはなく、悪くはありませんでした。しかし、路上で1匹だけ野良犬に遭遇し、追いかけられましたので最低限の注意だけは怠らないようにしてください。


モルドバは安価で高品質のワインが生産されていることで有名ですが、レストランや飲み屋の数は他の国の首都に比べると、かなり少なかった気がします。

そんな中でも、キシニョフの Vasile Alecsandri通りにある Smokehouse というアメリカンなお店では、モルドバで作っているクラフトビールを味わうことができます。ピルスナー、IPAやエールなどを作っており、写真にあるようにテイスティングセットもあるので、是非キシニョフに行かれた際は試してみてはいかがでしょうか?

http://smokehouse.md/


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