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2017-08-18

無料の博物館、食べ歩きにぴったりのマーケットなど!ロンドンの文化を肌で感じる旅

こんにちは!ライターの前野圭祐です。
今回は マーケット、博物館、ミュージカルから夜景まで、ロンドンの文化や日常を肌で感じられるスポットをご紹介します!



バラマーケット

バラマーケットは、タワーブリッジに併設しているロンドンブリッジからほど近い位置にある、ロンドンでも屈指の食材が集まる市場です。

屋台感覚で注文して食べられる食べ物は、目の前のガラス越しに調理している様子が見られます。

鍋でグツグツ何かを煮込んでいたり、マカロンなどのお菓子が売っていたり、鉄板でジュージューと美味しそうな音を立てながらソーセージを焼いている店もありました。今回僕はここでご飯をいただくことにしました。


注文したのは、大きいソーセージをバンズに挟んで野菜とピリ辛のチリソースがかけられた、豪快なホットドッグ。

欧米の大きくジャンキーな食べ物がもうたまらず、がぶっとかじりついてしまいます。

他にも回っていくと、地元のスーパーマーケットも兼ねており、野菜や果物、肉をはじめ、必要な材料がここで揃えられます。

中には、こんなアメリカンサイズとも言うべきチーズが丸ごとドンと置いてありました。この制限を知らない欧米のスケールの大きさに得体の知れない興奮を抱いてしまうのはなぜでしょうか。



大英博物館

お次は、イギリス屈指のアート作品が並ぶ大英博物館へ。大英博物館は世界最大規模の博物館の一つで、書籍やアート作品や出土品など様々なジャンルの展示品が常時15万点ほど展示されているそうです。

前の広場にもたくさんの人が行き来していましたが、入って高い位置から撮ると、とにかく世界中からこの展示を見に人が来ていることがよくわかりました。ここまで大規模の博物館を無料で公開していることに驚きが隠せませんでした。

当時アートや歴史に関しては全くの素人だった僕は、なかなか見る目がなかったとは思いますが、ミイラの模型があったり、

なぜかモアイの模型があったりと、なぜこんなところにあるのかと不思議に思う作品もここに展示してありました。歴史ある壁画の一部やコイン、絵画をはじめ、多岐に及ぶ作品や展示品の数々が収蔵されており、短い時間では見切ることができませんでした。



ミュージカル鑑賞

続いて、「ピカデリーサーカス」という小売店や演劇を始めとするエンターテインメントが集まる広場へ。ここにある劇場でミュージカルを鑑賞しました。

我々日本人が映画を見るように、演劇を楽しむ習慣があるようです。日本ではミュージカルというと、高いチケットを買って、長い期間待って心待ちにするイメージがどうしてもあるのですが、日夜劇場で開催されているこの小さなミュージカルとも言えるものは、もっと軽い感覚で楽しみにくるお客さんが多いように感じました。

実はこの日は歩き回って疲れがたまっていたので、半分ほど寝てしまったのですが、イギリス人が休みの日に気軽にこのようないくつもある劇場を訪れ、ミュージカルに見入って、楽しんで帰る姿を見て、日本人との価値観の違いを感じ、新鮮に受け止めました。日本にいるとミュージカルや演劇に触れる機会がほとんどなく、日本で演劇を見たことがなかったのですが、新たな文化に触れられ、ミュージカルに対するハードルが下がった気がして、また一つ楽しめる要素が増えることになり嬉しくなりました。



夜のロンドン

昼間のロンドンは街の建物一つ一つがモダンでおしゃれで、目が離せなかったのですが、夜は夜でまた雰囲気が異なり、それの良さを発揮しているように感じます。

こちらは同じくミュージカルの盛んなピカデリーサーカスの広場なんですが、現地人や観光客が入り交じって、交差するように行き交っています。日本のようなせかせかした空気はなく、みんなが休日の夜に散歩がてら町を歩いている様子にどこか微笑ましさを感じ、平和でにぎやかで元気な町が私は好きになりました。

他にも、海外どこにでもあるという中華街ももちろんあります。

またこちらはハリーポッター映画の出発の地、キングズクロス駅。下の写真はそのとなりにあるセントパンクラス駅です。

昼の様子とはまた異なり、時計台だけが光を発し、空に浮かぶシルエットが闇にたたずむハリーポッターの世界観を思い出させます。


いかがだったでしょうか。有名な観光スポットももちろんのこと、街のちいさな一つ一つの場所や出来事も、なかなか来れない旅行者にとっては、なにもかも貴重なかけがえのない時間となります。ぜひそんなふとした瞬間にも注目してみてください。


このしおりのライター

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