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こんにちは!SAORIGRAPHです。
季節は春。暖かくなりましたね!これから先、ゴールデンウィークに夏休みと、海外旅行に行くには絶好のチャンスの大型連休も控えております。(気が早い) 考えただけで仕事が手に付きませんね!

ところで、海外旅行では避けては通れない入国審査。皆さんは入国審査で困ったことはありますか?海外の入国審査官って、なんだか怖そうに見えてそれだけでドキドキしますよね。そんな入国審査ですが、通常は何もなく通過するもの。

しかし先月わたくし、カリブ海に浮かぶ国々(トリニダード・トバゴ、バルバドス、セントルシア)へ行った後、カナダで日本への帰国便へ乗り継ぎをする際に入国審査で初めて“別室送り”を体験しました。今回は“別室送り”になった状況と、別室送りになりやすい傾向とその対策を綴ります。

 

「なぜこの国に行ったの?」雲行きが怪しくなった瞬間

今回の旅はカナダ・トロント経由でカリブの国々をアイランドホッピング。別室送りになったのは日本への帰国便へ乗り継ぐ為に、カナダのトロントに降り立った時のことでした。往路のトロントでの入国審査は普通にパスしていたので復路の入国審査も「日本に帰る乗り継ぎ」という事を言えばすんなり入国させてくれると思っていました。

パスポートと飛行機の中で配られた記入済みの入国カードを入国管理官に渡し、いくつかの簡単な質問に答えていきます。

「カナダには何をしにきたのか?」
「この後はどこへ行くのか?」
「カナダから出国する航空券は持っているか?」

など、普通の入国審査で聞かれそうな内容の質問を、英単語オンリーで答えていきます。
(※ここでひとつ断っておきますが、わたくしは英語が話せません。中学校で習ったレベルの英単語のみで旅行しています)

そしてパラパラとパスポートをめくる入国管理官。このままスタンプを押してくれるのかな?と思ったら、管理官の顔つきが変わりました。

「この国には何をしに行ったの?」

そう言った彼女が指差すのは、わたくしが今回アイランドホッピングしたカリブの国々(トリニダード・トバゴ、バルバドス、セントルシア)の入国スタンプ。何をしに、と言われても「sightseeing」としか答えられません。

恐らく、通常あまり観光で行かないマイナーな国に短期間で出入国を繰り返した為、良からぬ物を運んでいるのでは?と疑われたのです。
その後も矢継ぎ早に

「この国に友達でもいるのか?」
「本当に観光が目的だったのか?」

等、最後は全く聞き取れない質問をされ、ろくな受け答えが出来なかったわたくしの疑いは晴れることなく、あえなく別室送りとなりました。

 

別室ってどんなとこ?何をされたの?

“別室”と聞くと、刑事ドラマの取り調べ室を思い浮かべてますよね。実際は大きな部屋に銀行の窓口のようなカウンターがあり、別室送りとなった人々が順番にカウンターに呼ばれていました。別室送りとなった人々の風貌は、明らかに挙動不審な人、カップル、大きな荷物を持った家族など様々です。

カウンターに呼ばれると、そこで更に質問攻めにされます。

「カナダには何をしに来た?カナダに来たのは初めて?」
「カナダからの出国チケットは?カナダではどこに滞在するの?」
「日本ではどこに住んでいるの?普段仕事は何をしているの?」
「このカリブの国々には何をしに行ったの?観光名所は何があるの?」
「ひとりで旅行したの?」

ここでわたくし。今回は夫と“現地集合・現地解散”の旅行をした為、

「旅程は別々ですが、カリブ海の国々は主人と一緒に観光しました」

と必死に伝えたところ。
(女性の一人旅は疑われやすいという話がある為、ややこしい旅程でも正直に話しました)

「君の夫は今どこにいるんだ?彼の旅程は?」
「彼はどこに住んでいる?仕事は何をしている?」
「なぜ一緒に住んでいるのに別々の旅程なんだ?」
「なぜだ。なぜ夫婦なのに別々の旅程なんだ」
「理解できない・・・(混乱)」

と最終的には入国管理官を混乱させるに至りました。
夫婦でも取得できた休みの長さが違う、彼はまだ他の国を旅行していて、わたくしは明日から仕事だから日本へ帰るんだよ、と説明。最終的には

「君の夫は、君なしでまだバカンスをコンティニューしているんだね・・・」

と少々同情気味に呟くと、入国スタンプをパスポートに押してくれました。
このように20~30分ひたすら細かい質問をされるのが“別室送り”です。英語が話せない人(わたくし含む)にとっては恐怖でしかありません。

 

まだ終わらない!別室送りになった人の更なる試練

無事入国スタンプを貰い、ホッとしたわたくし。
預け入れた荷物をピックアップし、ルンルン気分で税関を通過しようとすると

「おいお前!お前はあっちの通路を進め!!!」

と、またもや一般とは別ルートへ追いやられました。もう嫌だ、早く帰りたい(泣)

その通路を進んでいくと、大きな部屋で荷物検査が行われていました。まず全ての荷物をX線検査した後、検査官が荷物の中身を全て出し、1つ1つチェックしていきます。

わたくしの荷物の中にはこの時、大量のお土産が入っておりました。今回訪問したトリニダード・トバゴやセントルシアではカカオスティック(削ってお湯やミルクに溶かすとココアになる)を購入していたのですが、見るからに怪しいカカオスティックを手にした検査官。

突然、バキッとカカオスティックを折りました。
嗚呼、わたくしのお土産が無残な姿に・・・。

更に検査官が別室から持ってきたのは“薬物検査キット”。先程折ったカカオスティックの粉を集め、目の前で薬物検査が行われ始めました。

「それ、スーパーで買った、ただのカカオの塊なんだけど・・・」

辺りに漂うチョコレート臭。でも自分でも知らないうちに良からぬモノの運び屋になっていたとしたら・・・どうしよう!!!予想外の大掛かりな荷物検査に不安になりましたが、結果何事もなく「気を付けて帰れよ!バイバイ!」とにこやかに送り出されました。

 

別室送りになりやすい人の傾向

一概にこう、とは言えませんが、別室送りになりやすい人の傾向をまとめます。

・短期間に何度も同じ国へ出入国を繰り返している
・女性の単身旅行
・長期滞在

入国審査官が厳しくなるのは、不法就労や不法滞在が懸念される場合や良からぬ物を持ち込んでいるのではないか?と疑う場合です。何度も出入国を繰り返していると単純に「なぜこんなに頻繁に来るの?」と思われるようですし、女性の単身旅行だと「現地にボーイフレンドがいてそのまま居座るのでは?」等疑われる場合もあるようです。

他にも国によっては敵対する国への渡航歴があると別室送りになりやすい等あるようですので、事前に情報収集して質問には答えられるよう、心の準備をしておくのがいいですね!

 

別室送りにならない為・なってしまった時の対策

疑われぬよう、以下の点を心がけておくと良いでしょう。

・出国(帰国)チケットを準備しておく
・滞在中の宿の情報、旅程を答えられるようにしておく
・十分な資金がある事を証明する
・おどおどせず、ハキハキと受け答えする
・嘘はつかない
・ある程度小綺麗な格好をする

「この国からちゃんと出ますよ」という証拠(出国チケット)や、ある程度長期滞在するのであれば「この国で働かなくても私には十分な蓄えがありますよ」という証拠(銀行の残高等)は見せられる状態にしておきましょう。

また、滞在中の宿の名前や住所、電話番号等も良く聞かれますのでしっかり控えておきましょう。いざとなるとアタフタして答えられるか不安・・・という方は印刷して持っているのがベスト。

あとはオロオロしたり声が小さかったり等、挙動が不審だと勿論疑われます。やましい事がなければ堂々としていましょう。英語に関しては、滞在目的、滞在期間、自分の職業などは最低限スラスラ答えられるよう練習しておくべし!

 

以上、わたくしの体験踏まえての別室送り対策でした。
イギリスやアメリカをはじめ、先進国は入国審査が厳しいという声を旅仲間からも聞きます。今まで入国審査が厳しくない国(←何も質問されない)しか行った事が無かった為、今回の一件で「本気で英語、勉強した方がいいかな・・・」とすら思いました。
それでも旅はやめられない!という事で皆様も良い旅を!

※今回のカリブ海旅行記は個人ブログで始まったばかりです。よろしければ覗いてみて下さい。

 

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