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2017-04-07

スペインに行ったら必ず訪れてほしい王道スポット3選!芸術と歴史の国を堪能しよう!

芸術と歴史に溢れた、情熱の国スペイン

スペインは複雑な歴史をもった国です。小さな国が合体して出来上がり、中世にはイスラム勢力に支配されていた時期もありました。それを乗り越え、近世には「太陽の沈まない国」と言われるほど、全世界に覇権を広げたスペイン。様々な民族が出入りしたことにより芸術も成熟し、ピカソやガウディをはじめとする優れた芸術家も多く存在します。

ここでは「歴史」「芸術」をテーマに、私が訪れたスペインの王道観光スポットを3つ紹介します。どこも感動的な景色と体験ができる所なので、ぜひ参考にしてみてください!

 

マドリード:内部見学は必須!真っ白に輝く宮殿でタイムスリップ

マドリード王宮は華麗なるスペイン王室の歴史を肌で感じることができる場所です。その床面積はヨーロッパでは最大規模!庭園内を騎馬隊が行進している様子を見ていると、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。1931年までは実際に王室の住まいでしたが、現在は移転。しかし、今でも公式行事はここで執り行われています。

この宮殿は外観ももちろん素晴らしいのですが、時間があるのならぜひ内部見学も!
真っ白のシンプルな外観と比べて、中は豪華絢爛。まさに王宮です。入場料に10ユーロかかりますが、各部屋の見事な装飾や貴重な絵画はそれの倍以上の価値があります。日本語ガイドも用意してあるので、じっくり見学していただきたい場所です。マドリード市街からもほど近いので、街を散策しつつ王宮を目指しましょう。

 

グラナダ:ここは本当にスペイン?異国情緒溢れる宮殿

首都マドリードから高速電車で約4時間弱。
グラナダはスペインとイスラム勢力の戦いの中での、イスラム教徒最後の拠点でした。そのため街は異国情緒たっぷり。スペイン文化とイスラム文化が融合した独特な雰囲気が流れます。そしてイスラム教徒の最後の砦となったのが...

アルハンブラ宮殿です。
その美しい外観からスペインを代表する世界遺産でありながら、イスラム教徒との戦いを物語る重要な場所でもあります。

壁全体にはアラベスクというイスラム独特の模様がびっしりと施してあり、色とりどりの美しいタイルも壁や天井、床を飾ります。

人気の観光スポットのため、チケットは前もってネットなどで買っておいた方が◎。週末は待ちで長蛇の列が!入場時間も時間厳守で厳しいので、その日は早め早めの行動をおすすめします。
また、非常に広大な敷地を太陽の日差しの中、徒歩で移動します。前日は体力を温存しておきましょう!

 

バルセロナ:未完成の姿を見られるのは今だけ!建設現場が間近で見られる世界遺産

スペインと聞いて、この建物を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。いまだ未完成の世界遺産、サグラダ・ファミリア。建築家ガウディが残した遺産の完成予定は2026年とのこと。
見学の当日券は毎日大行列ですので、チケットのネット予約は必須です!おすすめは、入場券とエレベーターで最上階まで登れる組み合わせのチケット。

サグラダ・ファミリア最上部からの眺め。最上部まで登ると建設現場がすぐ隣で、この建物が現在進行形で作られているのが実感できます。途中で、塔と塔の間を空中に浮いたような足場で渡る箇所があるのですが、スリル満点で思わず足がすくみます(笑)

こちらはサグラダ・ファミリアの内部の一部。外観からは想像がつかないようなカラフルで装飾的な内装です。一歩足を踏み入れた瞬間のあの感動は、味わったこともないものでした!
入場料は29ユーロ。高く感じるかもしれませんが、絶対に損はしない体験ができるので、予約をして訪れることをおすすめします!

 

今回はスペインの各都市を代表する、王道の観光スポットを紹介しました。スペインに行った際は訪れておきたい場所ばかりです。
しかし!ここでは紹介のできなかった魅力的な都市やスポットがスペインには盛りだくさん。自分好みの旅にカスタマイズして最高のスペイン旅をどうぞ!

 

このしおりのライター

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