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大阪へ行くならここは絶対外せない!下町情緒あふれる「新世界」の楽しみ方

こんにちは!
先日、関西出身でありながら生まれて初めて、大阪の「新世界」へ行ってきました。

新世界と聞いてまず思い浮かべるのは、中川家 礼二さんの “ロケを邪魔する新世界のおっさん” というネタ。酒に飲まれたおっちゃんがいたりして、治安が悪いイメージの新世界...。ですが、最近は観光地化が進み、今や大阪を代表する人気観光地となっています。

そんな、大阪の下町に新しい雰囲気が入り混じった不思議な地「新世界」の楽しみ方をご紹介します!

 

テッパンの楽しみ方!食べ歩きと通天閣

通天閣の写真を撮って、たこ焼き食べて、串かつ食べて、...という定番コースはもう飽きた!という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は初めての新世界なのでもちろんここから始まります。

まずは、「味の大丸」にて、たこ焼きをテイクアウト。

ソース、醤油、カレー、塩マヨ、明太マヨ、チーズなど豊富なメニューの中から、絶対美味しい「ねぎポン」をチョイス。思いのほかポン酢がなみなみ入っており、少しでも斜めに傾けるとこぼれますのでご注意を。(上の写真はすでにこぼした後。)
終盤はたこ焼きにポン酢がたっぷり染み込んでふわとろ!より一層美味しくなりました。

友人が食べていたのは「たこせん」

タコが生地に練りこんであるせんべいではなく、たこ焼きをせんべいで挟んだもの。東京ではなかなか見かけませんが、関西ではお祭りなどでよく売られている、大阪人のソウルフードです。

 

たこ焼きで空腹がほどよく満たされた後は、新世界名物・串かつ!

有名店「串かつだるま」を始め、新世界には数え切れないほど串かつ専門店が並んでいます。

下町らしいお店が多く、どのお店も安い!

中には、食べ歩き用の紙コップが用意されていて1本からテイクアウト可能なお店も。

ちょっと1回スイーツを挟みたい気分だったのでソフトクリームの屋台を探し歩きましたが、なかなか見つからず。歩けど歩けど串かつ屋さん...!

お店が多すぎて、新世界での串かつ屋さん選びにはとても苦労します。最終的には、揚げアイスなどではなく普通のデザートメニューがあるかどうかが決め手となりました(笑)

 

大阪では常識!?串かつ屋さんでのキャベツの存在意義

私たちが入ったのはこちらのお店。串かつ どて焼き「名代鶴亀屋」。
新世界の串かつ屋さんは行列ができていることが多いのですが、こちらのお店は席数250席とかなり広々としているので、並ぶことなくすぐに入ることができました。

たこ焼きを食べた後だったので、串かつの前にアイスを(笑)

出来上がったものから順番に運ばれてきます。

紅生姜が恐ろしいほど赤い!
友人が美味しいと絶賛していたのは、一番手前のバナナです。

私はチーズしそ巻きや豚バラなど絶対美味しいだろうものを食べていたのですが、想像以上にソースが美味しくて感動しました。ちなみにソースは共用なので、二度漬けは厳禁!

そのため、キャベツが活躍します。

私はお通しのキャベツかと思っていたのですが、大阪で暮らす友人に “ソースをすくうためのキャベツ” だと訂正されました。新世界の串かつ屋さんでは昔からソースが共用となっており、衛生面を考えて「ソース二度漬け禁止」がルール。一度で足りない場合は、キャベツでソースをすくってかけるそうです。

そんな新世界ルールを学びながら美味しくいただきました。
ちなみに、お会計は一人千円程度。安い!

 

活気ある「ジャンジャン横丁」を歩こう

お腹がいっぱいになったところで、新世界の南東部に位置する「ジャンジャン横丁」へ。ここにも串かつ屋さんが多数並んでいます。

ジャンジャン横丁はもともと遊廓と新世界をつなぐルートであったため、かつては家族連れなどはここを通ることに抵抗を感じていたそうです。今となってはレトロな雰囲気が人気を呼び、観光地として賑わっています。

射的が楽しめる「最新式遊技場」。時が止まったかのような街並みが楽しい。

狭い通路をたくさんの観光客が通る、活気あるジャンジャン横丁。新世界へ行くならここもぜひ歩いてみてください!

 

上級者は地元民に混ざってみる?下町情緒溢れる大人の遊び場

新世界には、「スマートボール」など今の時代には珍しいディープな遊び場が残っています。ジャンジャン横丁には囲碁と将棋を楽しめる場所も。

こんなレトロな映画館も発見。上映スケジュールも珍しい内容でした。

定番コースにはもう飽きた!という新世界上級者は、こういったレトロな遊び場へ行ってみてはいかがでしょうか。

 

ビリケンさんの足の裏を撫でるのを忘れずに!

この笑顔でおなじみの“ビリケンさん”。新世界には様々な種類のビリケンさんがいます!

「ビリケン神社」という小さな神社までありました。ビリケンさんが新世界に来られてから100周年を記念して建てられたそうです。

ビリケンさんには、足の裏を撫でると幸運が訪れるという言い伝えがあります。本当かは分かりませんが、せっかくなので新世界へ来た記念に撫でておきましょう。

 

 

また来たくなる場所、新世界。
すれ違うだけで酒臭いおっちゃんが朝から何人かいましたが(笑)、治安の悪さは全く感じませんでした。すぐ近くには動物園もあり、丸一日いても楽しめるエリアだと思います。大阪へ行くならぜひ、下町情緒あふれる新世界へ足を運んでみてください。

 

このしおりのライター

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