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2016-12-18

【台湾】 台湾最強のパワースポット阿里山で巨木とご来光にパワーをもらおう!

山の国台湾

九州ほどの面積の台湾には3000Mを超える山が約280座あり(日本は21座)、最高峰は阿里山に隣接する玉山で、富士山よりも高い3952M。
玉山は、若い世代はピンとこないであろう、日本統治時代には新高山(にいたかやま)と呼ばれていました。
ちなみに阿里山は山の名前ではなく、台湾嘉義県にある18の山々から構成されたエリアの名称です。

 

いざ、阿里山へ!

高鉄嘉儀駅からバスで一気に阿里山へ向かいました。
台鉄嘉儀駅からもバスは出ていますし、世界三大登山鉄道「阿里山森林鉄道」で奮起湖まで行きそこからバスに乗るというルートもあります。

 

阿里山国家森林遊楽区の入口で一旦バスを降り入園料を払います。

バスは阿里山駅前の大きなターミナルに到着。
この辺りは食堂やお土産屋さんが並ぶ唯一の繁華街。
宿に荷物を置いて、「神木群木桟道」散策へ出発!

 

巨木からパワーをもらう!

「神木群木桟道」の入口は「阿里山森林鉄道」平沼線の平沼駅。
「阿里山森林鉄道」は日本統治時代、ヒノキ材を運搬する目的で建設されました。

 

苔むした森林の美しさに胸を打たれ、さらに出迎えてくれる巨木のゲートにテンションも上がります!

 

整備された遊歩道を進むと、特徴のある木や切り株が次から次へと現れます。
まさに自然が作り出す芸術作品!神秘すら感じる!どれも見逃せません。

金豬報喜~台湾では繁栄と財運をもたらすブタ

 

永結同心~2つの老木が作り出したハート型

 

樹齢1000年を優に超えるタイワンヒノキの森林から放たれるマイナスイオン。
清々しい空気の中、飽くことなく散策を楽しめます。

春林神木~樹齢推定2300年

 

ゴールの神木駅前には1997年の落雷でダメージを受け、その翌年切り倒された初代神木(樹齢推定3000年)が横たわっています。

 

日本で一番大きい明治神宮の大鳥居は阿里山のタイワンヒノキで作られています。
明治神宮のHPに詳しく載っています)
台湾に、阿里山に、感謝!
明治神宮へ行く際は鳥居に目を向けて、木のぬくもりを、パワーを、有難味を、感じてみてください。

 

ご来光からパワーをもらう!

個人で行くなら早朝しか運行しない祝山線に乗って祝山から拝むのが一般的。
切符は前日に購入しましょう。
今回はホテルピックアップのご来光ツアーに参加しました。
ツアーバスに乗って降り立ったポイントは玉山国立公園の玉山石山観景台。

ここは雲海と日の出が同時に見えるポイントでもあります。

 

連なる山並みが美しいこと!
少しぼやっとしてますが、雲海らしき光景が。

 

空の色が段々明るくなり、念願のご来光・・・
思わず「ありがとう」と言ってしまう、ありがたき太陽様。

 

太陽を直視し続けるのは危険です!
ツアーに参加したら目潰し防止の黒いレンズを貸してくれたので助かりました。

 

大地に根付いた巨木のゆるぎない存在感と生命力。
日頃の小さな悩みも、数千年生きている木々達を思うとちっぽけに思えてきたのでした。
無心になって、自然の放つエネルギーを感じ取ってみてはいかがでしょうか。

このしおりのライター

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