香港観光の定番スポット「ヴィクトリアピーク」。香港へ初めて行く方のほとんどがここを訪れるのではないでしょうか。私も先日、香港一人旅で行ってきました! 1秒も並ばずにピークトラムに乗ってきたので、その混雑回避の方法などをご紹介します。
ヴィクトリアピークってどんなとこ?
ヴィクトリアピークとは、香港島の西部に位置する標高552mの山。超高層ビル群やヴィクトリア・ハーバーなどを見下ろすことができ、夜景の名所として知られています。
香港旅行のベストシーズンである11月ごろは、夏より空気が澄んでいるため遠くまで見渡すことができるそうです。
ヴィクトリアピークへの行き方
ヴィクトリアピークのケーブルカー「ピークトラム」の乗り場は、MTR中環駅(香港駅とつながっています)が最寄駅です。
中環駅のJ2出口を出ると、ピークトラム乗り場への案内表示が何箇所かあります。案内看板に出くわすたびに、「山頂䌫車(Peak Tram)」の矢印の方向へ進んでいけばOK!
横断歩道を2回ほど渡って坂を登ると、左手に噴水が見えてきます!
到着!
方向音痴の私が一人で行っても迷わなかったのでご安心ください。
午後は数時間並ぶ覚悟が必要!
ピークトラムの乗り場へ着いたら、切符を買う方は右側の列へ、切符をすでに買っている方や「オクトパスカード」にお金をチャージ済みの方は左側の列へ並びます。
ピークトラムの料金は、大人往復HK$45です。(2016年11月時点)
「オクトパスカード」は日本のPASMOやSuica・ICOCAのようなICカードで、いろいろなお店や交通機関で使えます。
私は、空港-香港間のエクスプレス往復+地下鉄乗り放題の「トラベルパス」を持っており、これが「オクトパスカード」としても使えるので、ピークトラムと展望台の料金も地下鉄の駅でチャージ済みでした!
“オクトパスカードがあれば並ばずに済む” とネットで事前に情報を得ていたのですが...
私が行ったのは香港旅行のベストシーズン11月。土曜日の夕方ということもあり、なんと向かいの道路にまで行列ができていました..!
ディズニーランドのアトラクション並み。
一人で並ぶのつらい...。
ということで、この日はあっさり諦めることに。
全く並ばずピークトラムに乗る!
もちろん、翌日にリベンジしましたよ!
早起きしてホテルを出て、8:00前には中環に着きました。朝早くなら、太極拳のおじいちゃんおばあちゃんにも出会えます。笑
ピークトラム乗り場に着くと、
見てください! スッカスカです!
心の中でガッツポーズしました。
ピークトラムは朝7:00から運行しており、この時間帯なら日曜でも全く並ばずに乗れることが分かりました。夜景ではなくて明るい香港の景色を見たい方は、絶対に朝早くに行くべきです!
ピークトラムでGO!
ピークトラムに乗り込んで、いよいよ出発。
窓からの景色も楽しめるのは進行方向右側の席です!
登っていくにつれ、少しずつ香港の街並みが見えてきました...!
ちなみに、信じられないほど急角度で登っていきます。まるでジェットコースター! 立って写真を撮るのはなかなか難しそうです。
あっという間に山の上に到着しました!
展望台からの絶景!
香港一高い展望台「スカイテラス428」に着くと、「Japanese?」とスタッフさんに聞かれ、日本語の音声案内とヘッドフォンを受け取りました。これを聞きながら、香港の絶景を楽しみます!
まず目に飛び込んでくるのがこの景色!
少し曇っていますが、それでも超高層ビル群を見下ろすのはなかなかに気持ち良いです! 景色に見とれすぎて、音声案内はほとんど耳に入ってきません。笑
反対側は海。だんだんお天気が良くなってきました! この日は11月ですが半袖でちょうど良い気温で、気分爽快。
全く並ばずに、朝からこんな景色を見られるなんて最高...! 早起きした甲斐がありました。
下山したとき(9:00すぎ)にはすでにピークトラム乗り場に行列ができていたので、シーズン11月の土日だと、並ばずに乗るなら朝7:00〜8:30頃が狙い目かと思います。(展望台「スカイテラス428」の開放時間は、平日10:00~23:00・土日祝8:00~23:00ですのでご注意を。)
ヴィクトリアピークから夜景を見ることが目的の方は残念ながら並ぶ必要があるかもしれませんが、、私のように一人旅の方や、夜景ではなく明るい香港の景色を見たい方は、ぜひ朝早くに行ってみてくださいね!