ジブリ作品『千と千尋の神隠し』に出てくる場所にそっくりだとして、日本人にも大人気の観光スポット「九份」。先日台湾を訪れた際に行ってきました!
九份への行き方
九份は山の上にあり、台北の中心地からは少し離れています。
交通手段は、MRT忠孝復興駅から直行のバスに乗るのがラクかと思います。
ただしバス停の位置が近年何度か変わっているようですので、古いネット記事やガイドブックは参考にしないよう気をつけてください。
バスを待っていると、タクシーのおじさんにつたない日本語で声をかけられました。日本人観光客を狙った悪質なタクシー(本人は「ミニバス」と言う)でした、皆さんもお気をつけて!
バスの運転手さんに「九份」と書いた紙を見せて確認し、乗車。
何もない山道を進んでいくので不安でしたが、無事に九份に到着しました!
海も見える!
九份は山奥にある千と千尋の世界に似たところ、ということは知っていましたが、海も見えるということは行ってから初めて知りました。
夕暮れ時の淡い空の色がとても綺麗です。
徐々に薄暗くなっていく中、九份の街並みを散策。
阿妹茶樓
ジブリ作品『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の屋敷に似ていると言われているのがここ。
お風呂さんではなく、お茶屋さんです。
赤い提灯がたくさん。
一時期『千と千尋の神隠し』のモデルになった建物だと言われていましたが、ジブリ側が否定しました。
しかし、このエキゾチックでありながら懐かしい雰囲気は、やはり千と千尋の世界に似ていますよね。
九份は、夕方〜夜の時間帯が特におすすめです。
徐々に空が暗くなり提灯が灯っていく様子は、まさに『千と千尋の神隠し』のシーンを連想させます。
夜景がとっても綺麗ですが、人気観光地だけあってこの周辺は大混雑。 ピーク時の満員電車ほどではないものの、とにかく人、人、そして人という感じでした。
夜は早めに屋台が閉まってしまうようで、人もまばらに。ネットで見る限り華やかな印象しかありませんでしたが、野良犬がうろうろしており、夜は少し怖い雰囲気でした。
また、九份は独特な臭い(臭豆腐の臭い?)がするので、臭いに敏感な方はつらいかもしれないなと思いました。
九份から台北へ戻る電車やバスはあまり遅い時間まで運行していないので、早めに帰りましょう。
バスは21:00ごろが最終便でした。
また、相乗りタクシーには気をつけて下さい。先に乗ってしまった場合、人数が合うまで無理やり車内で待機させられることもあります。
他に負けない綺麗な夜景と、食べきれない屋台と、ジブリの雰囲気!
来てよかったなと思うノスタルジックな街、九份。
次は屋台食べ歩きにも挑戦してみたいです。