「ヨーロッパの美食の都」と称されるサン・セバスチャン。 バルがひしめき合う旧市街に隣接している美しい海岸線を2つの高台から眺めてみました。
ラ・コンチャ湾
コンチャとは帆立貝の意。
「ビスケー湾の真珠」と呼ばれ、貝殻のように弧を描くビーチの形状に由来しています。
ラ・コンチャ湾に面して広がっているのが砂浜のラ・コンチャビーチ。
両側を
モンテ・ウルグルとモンテ・イゲルド というふたつの丘に挟まれています。
モンテ・ウルグル
全高12mのイエス・キリストの像が建つ標高123mの丘。
モタ城という要塞があり、今でも大砲などの軍事施設が残っています。
アクセスは旧市街の突き当りからいくつかルートがありますので、行きと帰りは違う道を通ることをお勧めします。
眼下に広がるサン・セバスチャンの街とラ・コンチャビーチ。 海岸線が街に隣接している様がよく分かります。
丘の上の散策路を進むと、ウルメア川向こうのスリオラビーチ方面が見渡せる展望エリアに出ます。
ここからの絶景も見逃せません!
モンテ・イゲルド
山頂にはホテルや展望台、遊園地などがあり、湾と、小さな無人島のサンタ・クララ島が一望できます。
スペインで3番目に古いレトロなケーブルカーでアクセス可能。
美しい弧を描く海岸線、左の丘が先ほど登ったモンテ・ウルグル。
雄大なビスケー湾(大西洋)を臨む展望台。
ホテルのカフェでのんびりくつろぎながら絶景をおかずに至福の時間を過ごすことができます。
ラ・コンチャビーチ
シーズンになれば世界中からバカンスを求めて人々が集まるビーチ。
街に隣接しているにも関わらず、透明度が高い海。
あいにく水に入れる時期ではなかったので泳げなかったのですが、是非泳げる時期に再訪したいです。
海岸線沿いは遊歩道になっており、多くの人が散歩を楽しんでいました。
海水浴客がいない静かな時期で、それはそれで当たりだったのかもしれません。
グルメに絶景に、胃も心も満たしてくれること間違いなし!のサン・セバスチャン。
目の覚めるような青い空と海のコントラストは息をのむ美しさで、癒しの時間を過ごすことができました。