close
2016-04-25

【鹿児島・沖永良部島】アウトドア派にオススメ!洞窟の聖地でケイビング体験!


こんにちは。SAORIGRAPHです。

観葉植物のある部屋ってお洒落ですよね。

わたくしも大きめの観葉植物とか部屋に置いてみたいのですが、サボテンや観賞用の苔ですら枯らせた事のある、ある意味『ゴッドハンド』の持ち主なので植物とは距離を置かざるを得ません。

それでも自然大好きなわたくし。
自分の部屋に自然を持ち込む事が出来ないので、いつも自分から大自然の中へ出向いています。

本日は沖永良部島の大自然が造り上げた『洞窟』に行った記事です。
まずは初級編、どうぞ!



今回挑戦するのは『ケイビング』

『ケイビング』とは手付かずの自然の姿のままの洞窟を探検するアウトドア・アクティビティの事。

まだ日本では馴染みの薄いアクティビティですが、海外では大人気のスポーツなのです。

ここが沖永良部島ケイビングツアーの初心者コース『リムストーンケイブ』の入り口です。

ケイビングで必要なヘルメット、ヘッドライト、靴、靴下、つなぎ、ウェットスーツ、手袋、膝あて等は一式ツアー会社でレンタル可能ですので気軽に参加出来ます。(ウェットスーツの中に着る水着だけ持参しました)

では!早速洞窟の中へ入りましょう!



洞窟の中の歩き方

ケイビングで行く洞窟は自然の姿のままなので照明は設置されておらず、通路も整備されていません。

ヘッドライトとガイドさんの持っているライトを頼りに進みます。
まさに『冒険』といった感じでワクワクします!

洞窟の中は滑りやすいところもあるので気をつけて歩きましょう。
また、写真のような真っ白な鍾乳石はとても貴重なもので一度泥などで汚れてしまうとその汚れは半永久的にとれなくなってしまうんだとか!

汚さぬよう慎重に進みます。

洞窟内は川が流れていて、肩くらいまで水に浸かって進んでいく場所も沢山ありました。

ほふく前進をして進まなければいけない位狭いところを通り抜けたり、大きな鍾乳石の滑り台を滑ったり、全身を使って普段出来ない体験が出来ます!



洞窟の中で見られる鍾乳石や化石

ではここから洞窟の中で見られる鍾乳石などを簡単にご紹介。

■ストロー

白くて細い鍾乳石で中心が空洞になっている為、ストローと呼ばれます。

鍾乳石は1cm伸びるのに約100年かかるとも言われており、考えただけで気が遠くなります。 沖永良部島の鍾乳石は比較的成長が早く、1cm伸びるのにかかるのは大体30年なんだそう。

わたくしは現在31歳なので、鍾乳石だったら1cm。まだまだ新参者です。

■ベーコン

『カーテン』と呼ばれる鍾乳石の赤ちゃんみたいなもの。
後ろから照らすと光が透けます。

名前の由来は単にベーコンみたいだから。いい脂です、美味しそうですね。

■ケイブパール(洞窟真珠)

浅い水溜りに落ちる雫の衝撃で砂粒が水の中で回転し、鍾乳石をまといながら段々丸く成長したもの。
コロコロしていて可愛いです。

■珊瑚の化石

昔は海の中だった事が分かる化石。ロマンを感じますね!

■よしえクリスタル

ケイビングツアーのガイドをしている、よしえさんが発見したクリスタル。

どうしてこのようなクリスタルが出来たのかは謎で、洞窟の中でもこの1つしか見つかっていないのだそう。

わたくしも『SAORIクリスタル』と名付けたいが為に必死でクリスタルを探しましたが、何も発見出来ませんでした。
歴史に名を刻みたい方は是非新しいクリスタルを探してみて下さい。



かっこよすぎる地底洞窟の世界!写真はガイドさんにお任せ!

この写真を見て下さい!
写っているのは紛れも無くわたくしSAORIGRAPHですが、このように平凡な30代女性でもまるで映画か何かのジャケット写真のようにかっこよく写る・・・それが洞窟マジックなのです。

また、洞窟の中は普段は光が一切入らない真っ暗闇ですので、このように写真を撮る時にガイドさんがライトをセッティングして写真を撮るのです。

どんなライティングをしてどんな写真が撮れるかはガイドさんによって異なります。

沖永良部島の洞窟は水が豊富で、ケイビングの際に持ち込めるカメラは完全防水の物に限られております。その為、ツアーではガイドさんが写真を沢山撮って下さり、最後に写真のデータをプレゼントしてくれます!

完全防水のカメラを持っていなかったり、ケイビングをしながら写真撮影は大変・・・という方も安心の嬉しいサービスです。

わたくしが今回ツアーをお願いした『沖永良部島ケイビング連盟』ではライティング方法なども研究して、より良い写真が撮れるよう勉強会を行ったりしていると伺いました。実はわたくしが『沖永良部島ケイビング連盟』にツアー依頼するのを決めたのも、写真の綺麗さが決め手。

そしてこの『リムストーンケイブ』を案内して下さったkenyaさんは、素晴らしいライティング方法で素敵な写真を沢山撮ってくれました!
わたくしは今でも彼の事を“ライティングの魔術師”と呼んでいます、心の中で。



地上では見られない絶景を見に行こう!

普段暗闇に閉ざされている洞窟。
そんな洞窟もライトアップする事で今までに見たことないような絶景が目の前に現れるのです。

ここ数年で注目され始めたばかりのアクティビティなので、『何かちょっと変わった事をしたいな』『まだあまり有名になっていない場所へ行きたいな』という方にはかなりオススメです。

こちらの『リムストーンケイブ』は所要時間が約3時間、料金は1人16,000円(別途レンタル代)となります。

薄々皆さん気付かれているかもしれませんが、わたくしは1人で参加しました。ガイドさんが色々お話をしてくれたり遊んでくれるので1人でも楽しめます!全国のぼっちの皆さん、ご安心を。

でも是非、友人や恋人、ご家族や職場の仲間等と参加して楽しい時間を共有して下さい!

以上、SAORIGRAPHでした!



*関連記事
>>【鹿児島県・沖永良部島】たまにはゆっくりのんびり。原付で島内めぐり♪(ライター:SAORIGRAPH)
>>【鹿児島県・沖永良部島】こんな絶景が地底に!?究極の洞窟ツアー「銀水洞」へ行ってみた(ライター:SAORIGRAPH)


このしおりのライター

このライターのしおり