「ドラえもん」と言われて「何?それ?」と思う人はおそらくいないのではないでしょうか。
        
        今や、海外でも知られている未来のネコ型ロボットです。原作は、藤子・F・不二雄さんの漫画。
        テレビでもアニメとして放送され、映画も毎年公開されています。「ドラえもん」などの漫画を描いた藤子・F・不二雄(本名:藤本弘)さんのミュージアムが、神奈川県の川崎市にあります。
        
        今回は、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」について紹介します。
        
        
        
 
            
        
        
藤本弘さんが実際に描いた漫画原画や貴重な資料が!
        
        順路にそって進むと、初めに「漫画はどのように描かれていくのか」をドラえもんとのび太が出てきて、5つの工程で教えてくれます。
        
        ここで詳しく説明するより、実際に見ていただいたほうが楽しめるでしょう。
        小学生でも分かるように説明してくれます。漫画でいうところの「オチ」までついていました。
        
        他にも、ミュージアムの1階には、藤本弘さんが描かれた漫画の原画が多く展示されています。
        「ドラえもん」「エスパー魔美」「チンプイ」など。
        藤本弘ファンであれば、どの原画もじっくりと時間をかけてみてみたくなるでしょう。
        
        ライトなファンでも、どれかひとつぐらいは、じっくり読んでしまいたくなるのではないでしょうか。
        
        私も展示されていたすべての原画をすみからすみまで、じっくりと読みました。
        正直なところ、他の博物館や美術館などで説明されている部分をすべて読むことはめったにありません。
        興味のある部分だけを読んでいましたが、ここではすべて読んでいました。
        
        先に書いた以外の漫画の原画も、まだまだあります。実際に訪れて読んでみることをおすすめします。
        
        藤本弘さんが実際に使っていた部屋の様子と机の上も公開されています。
        恐竜の模型などが置かれ、藤本弘さんらしさが伝わってくる机の上でした。通路には、藤本弘さんが生まれた頃からの詳しい年表もありました。
        
        2階にあがると、期間限定の漫画が展示されています。ミニシアターを見ることもできます。
        
        「みんなのひろば」という遊び場もあって楽しめます。それぞれについて、少しだけ解説します。
        
        
        【期間限定の展示】
        
        ミュージアムでは訪れる時期に合わせて、期間限定の企画展が楽しめます。
        その時期の企画展の内容はミュージアムのHPなどで確認してみてください。
        
        
        【Fシアター】
        
        
        ミュージアムオリジナルの短縮アニメが上映されます。
        ただし、上映の時間が決まっているので、いつ上映されるのか確かめてからミュージアムの見学を始めると良いでしょう。
        
        10時20分から20分おきに同じアニメを上映します。最終上映は17時40分です。
        
        ミュージアムに入場するときにFシアターの入場キップをもらうのでなくさないように気をつけないといけません。
        
        映画の内容も楽しいですが、上映が終わってからも楽しめることが待っています。
        
        
        
        【みんなの広場】
        
        
「S・F」(少し不思議な)の世界が楽しめます。クイズなどが楽しめます。
        
        
「きこりの泉」と「はらっぱ」で少し休憩
        【きこりの泉】
        
        
        2階「展示室II」の奥からちょっと外に出ると泉が見えます。
        その泉には、「ドラえもん」に出てくるあるキャラクターが隠れています。泉で「あること」をすれば出てきます。
        
        「何をすればいいのか」「誰が出てくるのか」を楽しめます。
        
        
        【はらっぱ】
        
        
 
             
            
        
        はらっぱに出るとホッとします。同時にドラえもんの世界が広がります。
「大長編ドラえもんのび太の恐竜」の世界も味わうことができます。「新オバケのQ太郎」のQ太郎とO次郎、パーマン1号や2号などのキャラクターにも出会えます。
        
        
        
ミュージアムでのもうひとつの楽しみ
        
        手持ちのスマートフォンで「音声ガイド」を楽しむことができます。
入場するときに音声ガイドの使い方が載っている用紙が配られます。「今日のカギ」を入力すると聞くことができます。
受付や展示室入口に「今日のカギ」が展示されています。このカギは毎日変わります。
スマートフォンで「音声ガイド」を聞きながら見学することはできますが、写真撮影ができる場所は限られているので注意しましょう。
        
        
        
        
ミュージアムカフェ
 
            
        
        3階まであがると、カフェがあります。キャラクターや作品をモチーフにしたメニューがいくつかあります。
        
私が実際に食べたのは「フレンチトーストdeアンキパン」です。
他にも、超ビッグサイズのカレーなどもありました。カフェだけでなく、ミュージアムの出口近くには、ミュージアムショップがあり、オリジナルのグッズも売られていました。
        
        
        
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムへのアクセスと注意点
        
        ①開館日時:10時~18時
        ※火曜日休館(臨時休館あり)「公式サイト」で調べてから行くことをおすすめします。
※入館は、日時指定の事前予約制です。入館チケットはミュージアム公式サイトで購入できます。
※また、入館時間が決められています。入れ替え制ではありませんが、1時間ごとの7回です。
        1回目:10時~11時
        2回目:11時~12時
        3回目:12時~13時
        4回目:13時~14時
        5回目:14時~15時
        6回目:15時~16時
        7回目:16時~17時
        
        ②入場料:
        大人・大学生   1000円
        高校生・中学生  700円
        子ども(4歳以上) 500円
        3歳以下は無料     チケット不要
        障害のある方1名につき介助者1名まで 無料
        ※すべて税込みです。
        
        ③最寄り駅:
        小田急線「登戸」駅からミュージアムまでの直行バスが出ています。所要時間約10分程度で片道220円です(駐車場なし)
        
        
 
            
        
        ④電話番号:0570ー055ー245(9:30〜18:00・年末年始休み)
        
        
        
 
            
        
        ちなみに、小田急線の登戸駅に着くとすぐにドラえもんの世界が楽しめます。
        駅全体がドラえもんをモチーフにしてできています。「どこでもドア」や「暗記パン」を食べているドラえもんにも出会えます。
        
        
        ここまで藤子不二雄ミュージアムの様子を簡単にみてきましたが、全て2025年8月現在の様子です。
        あらかじめ、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムへのアクセスと注意点公式サイトリンク(
        https://fujiko-museum.com/)を見ておくことをおすすめします。
        
         ぜひ、一度、足を運んでみてください。きっと、S・F(少し不思議な世界)を楽しめるでしょう。
          
           
        ©Fujiko-Pro 
©Fujiko-Pro・2011 Fujiko-Museum 
オバケのQ太郎/🄫Fujiko-Pro・Fujiko Studio 
        
        
        
 
                                     
                        



