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小樽観光の人気ストリート「境町通り」にある、北海道の有名スイーツ店4選!


ノスタルジックな建物と美しい運河が有名な、北海道・小樽。港町のため、新鮮な海の幸を使ったお寿司や海鮮丼が絶品ですが……実はスイーツも見逃せません!

今回は小樽の人気観光ストリート「境町通り」にある、北海道の有名スイーツ店4選をご紹介します。
いろいろな店舗をまとめて回れて、食べ歩きにもぴったりですよ。


小樽店限定のスイーツもある「柳月オタルト店」


小樽駅や運河の方面から境町通りに入り、しばらく歩くと見えるのが「柳月(りゅうげつ)オタルト店」。2022年にできたばかりの店舗です。

柳月のお菓子といえば、白樺の幹を思わせる見た目のバウムクーヘン「三方六」が有名です。


こちらはこの店舗でしか買えない、限定品の「オタルト」。
北海道産発酵バターを使ったアーモンド生地のタルトで、 なかには蜜漬けの大納言小豆が入っています。

和と洋のテイストがうまく融合していて、老若男女問わずに喜ばれそう。小樽のお土産にうってつけです。


店内にはガラスタイルで描いた小樽運河の絵画や、「三方六」をモチーフにしたかわいい椅子も!


店の奥にはカフェスペースもあります。
テーブル席に座ってゆっくりできるので、観光や散策に疲れたら立ち寄るのもおすすめです。

このオタルトカフェではソフトクリームが食べられます。
ラインナップは十勝バニラ、十勝あずき、ミックスの3種類と、十勝に本社がある柳月ならでは。


この日はミックスをチョイスしましたが、やはりイチオシは十勝あずきです。まろやかでほどよい甘さなので、飽きずにパクパク食べられますよ。


バターサンドで人気の「六花亭」。賞味期限3時間のスイーツを食べてみて!


柳月から5分ほど歩くと、北海道民ぞっこんのお菓子店「六花亭 小樽運河店」があります。

六花亭といえば、「マルセイバターサンド」が全国的に有名です。
北海道ならではの野草や花を描いた紙袋や包装紙も、味があってかわいらしいと評判。パッケージをブックカバーなどにアレンジして使う人もいるほど愛されているデザインです。


店内にはマルセイバターサンドをはじめ、人気のお菓子がずらりと並んでいます。

2階にはカフェスペースがありますが、残念ながらこの日は休止中とのこと。
普段はカフェスペースで無料サービスのコーヒーを飲みながら、シュークリームなどのスイーツをゆっくり楽しめます。


六花亭に来たらまず買いたいのが、人気銘菓・マルセイバターサンド。しっとりしたビスケットで北海道産生乳使用のバタークリームを挟んだ逸品です。

レーズンもよいアクセントとなり、おやつに何個でも食べられそう。


そして六花亭の店舗に来たら食べてほしいのが、この「雪こんチーズ」です。
ブラックココアビスケットに柔らかいベイクドチーズケーキをサンドしたスイーツで、なんと賞味期限3時間!

チーズケーキは半生のようなクリーミーな食感で、さわやかな酸味を感じます。サクサクでほろ苦いビスケットとの相性が最高。

なお、雪こんチーズは溶けてしまうのでお土産にはできませんが、同じくココアビスケットを使った六花亭の人気商品「雪やこんこ」なら持ち帰り可能です。


バウムとおかきが人気!店内販売のスイーツも充実した「北菓楼 小樽本館」


六花亭のすぐ隣には、バウムクーヘンやおかきが人気の「北菓楼」があります。
石造りの倉庫を思わせる見た目は、小樽らしいレトロな風情を感じさせます。

この日は開店と同時にお客さんがドッと入っていくほどの盛況ぶりでした。


北菓楼でおすすめなのは「北海道開拓おかき」です。
えりも産の昆布、函館産のいか、増毛産の甘エビ、白老産の虎杖浜たらこ……など、北海道各地の海鮮を使用しているのが特徴。
味は全10種類と豊富なので、複数買って食べ比べるのも楽しめます。

そして北菓楼といえば「バウムクーヘン 妖精の森」も人気です。とにかくしっとりとした食感で、昔ながらの樫の木の心棒に巻いて作っているのだとか。


ミルク感たっぷりのシュークリームを食べたいなら、北菓楼の人気の火付け役となったというジャンボシュー「北の夢ドーム」も要チェック。

甘くサクッとしたシュー生地で、カスタードと生クリームを挟んでいます。ボリュームがあり、1個でも大満足の食べ応えです。


パイ生地のサクサク食感が好きな人には、写真手前の「夢不思議」がおすすめです。

中にはミルキーなカスタードクリームがこれでもかと入っていて、かぶりつくとあふれるほどでした。


ドゥーブルフロマージュで人気の「ルタオ」の本店。カフェには限定スイーツも


北海道のスイーツ店と言えば「ルタオ」も見逃せません。
境町通りエリアには「小樽洋菓子舗ルタオ本店」「ルタオ パトス」「ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ 小樽本店」「ルタオ プラス」と、それぞれ異なるコンセプトの4店舗がそろっています。

ルタオ本店は、六花亭や北菓楼から歩いて約1分の場所にあります。

ルタオといえば、2層のチーズケーキが味わえるドゥーブルフロマージュが全国的に有名。お取り寄せして楽しむ人も多いという、ルタオの看板商品です。


本店の2階には、広々としたレトロテイストのカフェがあります。

ここでは生ドゥーブルフロマージュや限定スイーツを味わえるので、ぜひ立ち寄ってみてください。


本店のカフェで一番人気の「奇跡の口どけセット」を注文しました。
2つのチーズケーキとドリンクがセットになった、ここでしか食べられない1皿です。

左側のドゥーブルフロマージュは2層仕立て。
上はふわふわで軽い食感のマスカルポーネレアチーズケーキ、下はしっかりめのベイクドチーズケーキです。

右側のヴェネチアランデヴーは、中がトロトロでほぼクリームのようでした。
底のクッキー生地がサクサクと香ばしく、チーズとよく合います。


ランチも楽しむなら、小樽のルタオで最大規模の「ルタオ パトス」へ


境町通りを柳月の方向に少し戻ると、小樽のルタオで一番大きい「ルタオ パトス」があります。

スイーツはもちろん、パスタやオムライスなどのランチも充実しているのが特徴です。


1階のカフェスペースはおしゃれなガラス張り。
カフェは2階にもあり、そちらではランチも楽しめます。

1番人気は、自分でソースやトッピングをのせて食べる「ふわとろフロマージュスフレ」です。


チョコ好きなら「ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ 小樽本店」は必見!


チョコレートが好きな人にぜひ訪れてほしいのが、ルタオ パトスの向かいにある「ヌーベルバーグ ルタオ ショコラティエ 小樽本店」です。

ルタオのチョコレート専門店で、こだわりのチョコレートやチョコスイーツを幅広く取りそろえています。


店内はダークブラウンで統一され、他のルタオの店舗とはひと味違った雰囲気です。

名物はこの店舗限定のカラフルなチョコレートバー「サンテリアン」や、チョコレートケーキの「シルヴィ」ですが、個人的におすすめなのは「ナイアガラ ショコラブラン フレ」

小樽のナイアガラワインとホワイトチョコレートをあわせたスイーツで、まるで本物のブドウを食べているかのような果汁感がありますよ。


境町通りの裏にある「ルタオ プラス」は、テイクアウトにちょうどいい


意外と見落としがちなのがこの店舗。ルタオ パトスの裏側出口から出てすぐの場所にある、「ルタオ プラス」です。

限定の「ふわふわスフレオムレット」や、カットしたドゥーブルフロマージュをルタオオリジナルソフトクリームにのせた「パルフェフロマージュ」はテイクアウトできます。
境町通りの反対側の通りから入れるので、買い忘れたお土産があったときにもサッと行きやすいでしょう。

境町通りは全長約1.3km。
スイーツのほかには昆布製品や海鮮焼き、ザンギなど、北海道らしいグルメの店がずらりと軒を並べています。小樽らしいオルゴールやガラス製品の店も多く、観光にはぴったりです。

小樽に来たら境町通りを歩き、ご紹介したスイーツを楽しんでくださいね。

このしおりのライター

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