こんにちは、しのわずりです。
2022年11月1日に開園するジブリパーク、皆さまよりもほんの少しだけ早く、コスモス満開の季節に行くことができました。
モリコロパーク大芝生広場花畑から見るジブリパーク入口エレベーター塔と青春の丘地球屋
☘ジブリパーク
2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)会場跡地に開設された愛・地球博記念公園。
その中のエリアに作られるジブリパークは現在、
①ジブリの大倉庫
②どんどこ森
③青春の丘
④もののけの里
⑤青春の丘
5つのテーマパークが予定されており、
第1期2022年11月1日に①~③が、第2期2023年秋に④もののけの里、2024年3月に⑤魔女の谷が開園を予定しています。
情報公開以前のジブリパーク、制限時間内で何があるのかわからない、迷うからこそわくわくする時間が過ごせそうです。
パンフレットとテーマパークごと3枚のチケット
☘ジブリの大倉庫
ジブリパークの出入り口であるエレベーター塔を下りてまず目指したのは、前方に見えた一番大きな建物。
何かありそうなところへ歩いて行くしかありません。
入口でチケットを切られて、建物の中に入ると詰まっているのはジブリの町。飛行船が浮かぶ広場の周りにジブリ作品の登場人物が住む建物が並んでいるイメージです。
カラフルなタイルの階段を上がると『となりのトトロ』ネコバスに乗車できるキッズルームがある
ジブリタウンの空に浮かぶ『天空の城ラピュタ』飛行船
気づかなかったら通り過ぎてしまったであろう観葉植物にもジブリの小さな生命が宿っています。窟壁に細密な小さな仏像がびっしり並ぶ莫高窟を思い出しました。
小さな模様の細密さに気づくと、もっと何かあるもっと何かあると、見るべき窟がたくさんあるのにそこから離れがたく、時間配分を誤ってしまうのです。
窓辺の植物にぶら下がる『もののけ姫』もののけの森のコダマ(木霊)たち
階段をあがり、映像展示室オリヲン座を過ぎると、『千と千尋の神隠し』油屋の事務室では湯婆婆がデスクワークにおわれていました。
主人公の千尋が千にされてしまった場所もここですね。
油屋事務室でデスクワークする湯婆婆と床に転がる頭(かしら)
☘どんどこ森
『となりのトトロ』の世界、どんどこ森にはサツキとメイの家とその裏山にどんどこ堂があります。
どんどこ堂は森を訪れた子供たちが中に入れるトトロのこと。鎌倉大仏のようなものですね。その横でお守り販売所もオープンを待っています。
どんどこ堂
ジブリのお守り
裏山を下って行くと池のほとりにあるのが『となりのトトロ』の主人公サツキとメイの家です。
池のほとりにたつのは、トトロがネコバスを待っていた停留所稲荷前。
サツキとメイの家
サツキとメイの家は、2005年に開催された日本国際博覧会(愛・地球博)で森の中に再現された昭和30年代の草壁家です。
万博開催中も超人気スポットで、往復はがきで応募して当選しなければ訪れることのできない場所だったようです。
ここではまるで草壁家に遊びに来た友だちのように、家の靴箱に自分の靴を入れ、サツキの宿題に目を通したり、井戸から水を汲んだりすることができます。
サツキとメイの家
外から見るお父さんの書斎とサツキの絵の具パレット
お父さんの書斎にティーカップ
お父さんの自転車
縁の下におままごとのティーセット
台所
サツキの勉強机
3か所ただ一回り歩くだけでも一時間はかかるし、サツキとメイの家では行列は必至、園内を走るシャトルバスを利用していればもっと効率的にまわれたかも。
ジブリパークシャトルバス
☘青春の丘
青春の丘に建っているのは『耳をすませば』の不思議なアンティークショップ地球屋と『耳をすませば』『猫の恩返し』に登場した猫男爵バロンの事務所です。
事務所の赤いポストには猫日新聞が配達されて、興味津々で新聞を開く人もいました。事務所内ではバロンとムタがティータイム中。
会場のカフェテリアやショップはオープン前だったので、昼前から飲まず食わず、棚に置かれたシフォンケーキがとっても美味しそうで、羨ましくてしかたありません。猫になってお相伴にあずかりたかったw
青春の丘にたつ地球屋
事務所前の赤いポストに猫日新聞
事務所内ではバロンとムタがティータイム
☘ティータイムのある風景
制限時間内で全部見ることはかなわないのならば、自分の琴線に触れるものを見つけようとトコトコあるいた時間。
3ヶ所を巡り終えた時にふと『千と千尋の神隠し』『となりのトトロ』『耳をすませば』3作品3様のティータイムを垣間見ることができたことに気づきました(湯婆婆、銭婆ふたりとも紅茶党ですよね)。
皆さんもそれぞれの視点でジブリパークを楽しんでください^^