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2022-10-13

【栃木】夏のひとり旅その③ 焼き物の街、益子。陶器の文化と自然を感じた最終日。

12:00 レストラン古陶里

東武宇都宮から飛び乗ったバスで
辿り着いた先は、焼き物の街・益子。
約1時間のライドでした。

お腹が空いたので、
バス停からテクテク、歩いてランチ処へ。

事前に調べておいた
街の一軒家の洋食店、レストラン古陶里。

少し立地は悪かったですが、
益子焼を使っているのと、
店内の写真の雰囲気が素敵だったのとで、
行ってみることにしました。

本当に田んぼの中にポツンとあって。

入口のランプと看板が可愛かったです。
もちろん店内も。

席について、メニュー表を一応開くも、
頼みたいのは「ポークステーキ」のセット。

少し耳の遠そうなおじいちゃんが、
スープとサラダとライスとを運んできてくれて、
あっという間に全てが整いました。
そして。
冗談抜きで、感動感動感動。

こんなに美味しいポークステーキ、
私、これまでに出会ったことありません。

肉が分厚くって、でも余分な脂がなくて。
引き締まっていて、無駄がない。

ソースも重たそうに見えるけれど、
絶妙なバランスと量で。
少し余らせてライスにかけて飲みきりました。

これまで旅先で美味しいものを食べても
「あぁ、美味しかったなぁ!」って感じで、
その場限りだったけれど、

ここのポークステーキは、
ここのポークステーキを食べるためだけに
益子に来たいとすら思える、

大切な誰かを連れてきて、
この美味しさを紹介したいと思える、
そんな素晴らしいお味がしました。

14:00 城内坂

その後は益子のメインストリート、
焼き物のお店が立ち並ぶ城内坂へ。

左右に焼き物屋さんが立ち並び、
日曜日だったこともあって、人も多め。

可愛い食器もたくさんあったのだけれど、
リュック一つの一人旅ということもあり、
ここでたくさん買って帰るのもなぁ・・・で
結局、益子焼の箸置きだけ買いました。

自分へのお土産としてはもちろん、
友達や後輩へのちょっとしたお土産として。

あと、
歩いていて「いいなぁ」と思ったのは、
散歩道の案内も陶器で出来ていたこと。

街のこういった小さなところから
焼き物文化とカルチャーを感じました。

16:00 フォレストイン益子

とにかく歩きまくって、宿に到着。
宿といっても、県営の宿泊施設。
森?公園?の中にありました。

ガイドブックで見かけて、
建築が気になり、TELで予約して。

本来であれば家族連れで泊まるような施設。
ロフトとかもあって、楽しかったです。

夜はまた違う顔を見せてくれて、
何より加工なしでこの星空が広がっていることに
心が震えました。誰かと見たかった気も。笑

ぐっすり眠り、翌朝は快晴!

施設の人にタクシーを呼んでもらい、
益子駅まで行きました。

そのまま一日2本くらいしか走っていない
「やきものライナー」なるものに乗って、
益子から秋葉原まで直行で帰りました。


総じて。

美味しいご飯(8割餃子)と
マイナスイオンと睡眠にまみれた
2泊3日の旅となりました。

関東近郊でも、
こんな風に一人で楽しめる場所があるなんて、
日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。

最後に、かかった費用を載せて、
おしまいとしたいと思います!


このしおりのライター