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こんにちは、しのわずりです。
列車・駅・空間が三位一体となったキャラクター列車の旅をご紹介します♪

米子駅から

漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者水木しげる先生の出身地境港駅(鬼太郎駅)から米子駅(ねずみ男駅)を45分で結ぶ境線は米子駅の0(=霊)番のりばから出発します。

0番ホーム

境線では米子駅はねずみ男駅に

ホームには鬼太郎と目玉おやじも

米子‐境港間を走る鬼太郎列車車両の種類は、鬼太郎車両、ねこ娘車両、砂かけ婆車両、こなき爺車両、ねずみ男車両、目玉おやじ車両の6種類。
ホームに停車している鬼太郎とねこ娘が連結した2両の列車に乗って、妖怪たちがつどう境港へ出発しました。

鬼太郎車両外観

鬼太郎車両内側

猫娘車両外観

猫娘車両内側

砂かけ婆車両とすれ違う

境港駅は改札を出た待合室から鬼太郎ワールド全開、たくさんの妖怪たちに出会えそうな期待が高まります。

水木しげるロード

境港駅から水木しげる記念館まで続く道は水木マンガの世界、森にすむ妖怪たち、神仏・吉凶を司る妖怪たち+妖怪神社、身近なところにひそむ妖怪たち、家に棲む妖怪たち+水木しげる記念館と、5つのパートに分れ、それぞれ道にそって妖怪のモニュメントが並んでいます。
177体も妖怪ブロンズ像がたっているのだから、全部見学するのは大変~

水木しげるロードガイドマップ

マイ・ベスト5をカウントダウンしてみました

⑤姑獲鳥(うぶめ)
中国の伝承上の鳥
④八岐大蛇(やまたのおろち)
『古事記』『日本書紀』に登場した大蛇
③大元神(おおもとがみ)
中国地方に出現する村の守護神
②瀬戸大将(せとたいしょう)
瀬戸物の付喪神
①鬼太郎と目玉おやじ

もし訪れる機会がありましたら、みなさんもお気に入りを探してみて下さい。
最後に妖怪神社にお参りして、この地を後にしました。

妖怪神社

一畑電車

この日のうちに島根県出雲市へ移動して、翌日は一畑電車北松江線に乗って一畑薬師へ。
この列車も島根県の観光イメージキャラクターしまねっこが車両に乗り込んでいて、楽しいことになっています。
出雲の風景というテーマ(出雲大社・宍道湖・棚田・三瓶山)に合わせてしまねっこが抱いているアイテム(勾玉・しじみ・おにぎり・どんぐり)が異なり、このこはどんぐりを持っていたので乗った車両は三坪山デザインだったのですね。

一畑電車のしまねっこ

一畑口駅のホームでは、目玉のおやじが出迎えてくれます。

一畑口駅

昔、一畑薬師をお参りするには、遠まわりするか宍道湖を船で渡るしか方法がなかったのですが、1915年に出雲市から一畑薬師のふもとまで蒸気機関車が走るようになりました。
ふもと駅一畑口駅に立つ目玉おやじが指さす方に一畑薬師があります。
一畑口駅と一畑薬師間の往復は生活バスで。本数が少ないので、帰りのバスの時間はお忘れなく!

一畑薬師

一畑薬師は894年、日本海の赤浦海中から漁師の与市が引き上げた薬師如来像を本尊としておまつりしたことから始まります。
与一の母親の目が開いたり、小さな子の命が助かったことから、目のお薬師さまとか子どもの無事成長の仏さまとして信仰を集めました。

水木しげる少年にお化けや妖怪の話を聞かせて、妖怪漫画家・妖怪研究家となるきっかけを作った「のんのんばあ」は熱心な一畑薬師の信者でした。
4歳のしげる少年は彼女に連れられて一畑薬師をお参りしました。
そのご縁で、駅から一畑薬師本堂までの道のりに7体の目玉おやじ、本堂前にのんのんばあと水木少年の像が設置されているお薬師様なのでした。

目玉おやじ① @一畑口駅
目玉おやじ② @千三百段石段ふもと
目玉おやじ③ @千三百段石段途中
目玉おやじ④ @仁王門石段下
目玉おやじ⑤ ~⑦ @けちえんの道

一畑薬師の目玉おやじ

本堂前の「のんのんばあ」と水木少年

お茶時間@一畑薬師

境内のお茶畑、この畑でとれた茶葉は御霊茶として販売されています。
のんのんばあも昔から愛飲してたとか。

境内の茶畑

バスの時間にまだ余裕があったので、夏の限定スイーツかき氷ぜんざいの看板が気になって喫茶室茶坊空へ。
ぜんざいはほうじ茶、ブルーベリー、抹茶の三種類。
メニューに書かれた「一畑山でとれたほうじ茶100%使用」の文句に興味津々、これをオーダーしました^^


このしおりのライター

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