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江ノ電1dayきっぷ「のりおりくん」を活用!湘南独特の景色を眺めながらカフェ巡りを楽しむ

首都圏から近く、芸能人、著名人にもファンが多い関東屈指の観光地・鎌倉市。
定番の花見や仏閣巡りも良いですが、この記事では、カフェ巡りが大好きな私が「雰囲気の良いカフェ・喫茶店」に的を絞り、鎌倉・湘南方面へ出掛けるならぜひ押さえておきたいお店をご紹介します!

途中下車するなら1日乗車券を買おう!鎌倉~藤沢間で江ノ電の旅を満喫

今回の旅では、江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」を活用しました。
江ノ電沿線各駅の券売機で購入することができ、料金は大人が650円、小児が330円。
乗車する区間にもよりますが、近距離区間でも4回以上乗車する場合は1日乗車券の方がお得なのでぜひ活用しましょう!

この日は江ノ電の始発駅がある鎌倉市から終点の藤沢市までの間を途中下車しつつ、綺麗な海沿いの景色を眺めながらおいしいグルメやドリンクを存分に楽しみました。

早起きをしてでも行きたい!自分で作るふわっふわの卵かけごはんに舌鼓を打つ

眠い目をこすり、この日の宿泊先である横浜市のホテルを出発したのは朝の7時前。
地下鉄、JR、江ノ電を乗り継いでまず向かったのは、稲村ケ崎駅から徒歩4分の線路沿いにあるごはんカフェ「ヨリドコロ」。
ここでの目当ては、朝7時から9時までの2時間のみ提供されている「朝ごはん」です。

お店へ到着したのは、朝ごはんの提供時間が終了する30分前の8時半ごろ。
事前に調べていた口コミの情報では「いつも行列ができている」ということで、多少は外で待つことを覚悟して向かったのですが…あれ?案外お店の前に人が少ない。
この日はオフシーズンの平日ということもあり、予想していたよりも順番待ちのお客さんは少なく、すんなりと店内へ案内してもらえました。

SNSでもよく写真が投稿されているふわふわのメレンゲが乗った卵かけごはん。
実はこのメレンゲは、ミニブレンダーを使って自分の手で白身をかき混ぜて作るんです。
写真映えする卵かけごはん、具沢山の野菜と程よい甘さがおいしいお味噌汁、香の物、味付け海苔、冷たいお茶がセットになった「卵かけご飯定食」は税込600円で提供。
漁師町ということで魚の干物がセットになった定食もありましたが、今回は一番人気のこちらをいただきました。

老舗喫茶独特のレトロ感が◎国内でも希少な「ペアグラス」でいただくフォトジェニックなクリームソーダ

朝ごはんでお腹が満たされた後は、友人と落ち合うため江ノ電終点の藤沢駅へ。
待ち合わせ場所は、JR藤沢駅北口から徒歩3分のところにある喫茶店「ジュリアン」。
昭和40年創業の老舗喫茶で、映画「20世紀少年」のロケ地にもなったお店です。

友人と共にいただいたのは、国内でも現存する数が少ない希少グラス「ペアグラス」でいただく「ペア―ソーダ」。
メロンソーダとイチゴソーダがハーフ&ハーフで注がれたクリームソーダはまさにフォトジェニック!写真映えはばっちりですが、味は想像通り普通のクリームソーダでした(笑)。

窓際の席に座ることができたので、丸くくり抜かれた大きな窓の縁にグラスを置いてみました。ステンドグラスのように光が抜ける画はとても綺麗!
常連さんらしきお客さんとママさんで交わす会話をBGMに、私たちも楽しいガールズトークで盛り上がり、のんびりとここで休憩を。老舗喫茶ならではのレトロな雰囲気はとても居心地が良く、ついつい長居してしまいました。

江の島と富士山が並んで見られるベストロケーション!ハワイアンリゾート風の雰囲気も◎

鎌倉でランチをいただくために向かいつつ、海岸沿いの景色に惹かれて思わず途中下車。
寄り道したのは、七里ヶ浜海岸に隣接した「Pacific DRIVE-IN」です。
駅からは少し距離があり、七里ヶ浜駅からは8分ほど歩きました。
大きなロゴの入った看板やサーフボードのオブジェがおしゃれな海沿いのカフェは、まるでハワイのリゾート地のような雰囲気。

自家製のレモネードをいただきつつ友人とおしゃべりしていたら、可愛いハトが相席しにやってきました。
レモネードは酸味が強めのすっきり味。
早起きして疲れた体にレモンの酸っぱい刺激が染み渡ります。

駐車場から江の島方向を眺めると、遠くにくっきりと美しい富士山の姿が!
おしゃれなカフェでもあり、江の島と富士山を一直線で臨める最高のロケーションスポットでもある「Pacific DRIVE-IN」。
冬なので空気が澄んでいることもあり、より遠くの景色も綺麗に見ることができました。

住宅の隙間を縫うように走る迫力ある景色に圧倒!江ノ電に乗って鎌倉・湘南の旅を楽しんで

この時期はまだ寒い冬だというのに、湘南の海辺では朝からたくさんのサーファーが海に入り、サーフィンを楽しんでいました。
ウェットスーツのまま自転車に乗っている人やサーフボードを抱えて自宅から海へ向かう人の姿も見られ、普段暮らしている北海道ではまず見られない、湘南エリア独特の雰囲気をたっぷりとあじわうことができて大満足です!
午前中だけという短い時間でも、たっぷりと鎌倉・湘南エリアの魅力を堪能することができました。

また、江ノ電の線路は住宅地の隙間を縫うように走るため、線路と民家の距離が近く、迫力のある景色を楽しめます。
みなさんも鎌倉、湘南方面へおでかけする際は、江ノ電に乗って海辺や街の景色を楽しみながらおいしいグルメをたっぷりと堪能してくださいね!


このしおりのライター

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