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2022-05-10

【宮島】次のお花見は魅力たっぷり、世界遺産のある島へ行きませんか?

こんにちは、yuuです(ˊ˘ˋ*)♡
本日は、毎年広島県内でも桜の名所ランキング上位に入る宮島の桜について、イチオシの見どころや、宮島でのお花見の楽しみ方、ちょっとした注意点をご紹介したいと思います!

宮島といえば紅葉。
だから秋に行くのが一番良い!広島県外にお住まいだと、そんな印象をお持ちの方が多いのではないかと思います。

実は都内に住む私もその1人でした。
しかし!宮島には宮島観光協会の中に「さくらもみじの会」という自然保護活動を目的とした委員会があるほど、紅葉だけでなく桜も、観光資源として大切にされています。

宮島の桜は2022年現在、約1,900本!(ソメイヨシノ、枝垂れ桜、八重桜、大島桜ほか)その見どころは数多くあり、一度は行くべきお花見スポットだと思っています。

▲町家通りの瓦屋根と桜

《私のイチオシ!桜スポット》

宮島には、広く桜を眺められる藤の棚公園や大元公園、休憩スペースのある眺めが素晴らしい要害山(宮尾城跡)、五重塔と桜のコラボレーションが見られる幸神社先の階段、桜が手に届くほど近くに咲く厳島神社裏手の御手洗川沿い、観光客が少なく常時空いている桃林(もんばやし)と、桜がいっぱいの素敵なスポットがとにかく沢山あります。

▲葉桜も終盤の瀬戸内海国立公園要害山(宮尾城跡)

・誓真大徳碑(せいしんだいとくひ)周辺
しかし私のイチオシは、光明院の先をさらに少し上がった誓真大徳碑のある広場。
沢山の桜が咲き誇り優しい桃色に包まれる素敵な空間が広がっています。あまり多くの人がいるわけでもなく、落ち着いて桜を撮影し観賞できるため大好きなスポットです。

▲誓真大徳碑と桜

また、広場のさらに上まで上がると、夕方には西日がこちらに向かい強く照るため、春の優しい夕日を浴びながら眼下に桜を見下ろし、千畳閣と五重塔を眺めることができます。
(※広場の上へは階段のように段差になっている傾斜を登って行きます。しっかりと整備された階段ではないため、足下に十分お気を付け下さい。)

▲夕方の光明院上 ※触れているように見えますが、鹿には触れていません

さらに、日没後はぼんぼりに桃色の灯りがともり、桜が浮かび上がる幻想的な世界へと変わります。
この頃には宿泊者か島内の方しかおらず、ほぼ貸し切りの状態で夜桜を楽しむことができます。

▲誓真大徳碑周辺 ぼんぼりの灯りに照らされる夜桜

・多宝塔付近
そして、かなり有名なスポットではありますが、やはり多宝塔付近は素晴らしい桜スポットだと思います。

 

▲和装フォトウエディングの撮影スポットにもなっているよう

  

桜のトンネルをくぐるような宝物館横の階段を登ると、桜の中から朱色の多宝塔が姿を現します。

朱色と淡い桃色が織りなす日本独特の風景は本当に美しく、日本の良さを再確認できました。

是非、多宝塔の周りを一周して見て下さい。
桜の合間から見える厳島神社や、年内に大規模修繕の終わる大鳥居、穏やかな海はずっと眺めていられるほど綺麗です。

▲多宝塔と桜


《宮島でのお花見の楽しみ方》

・宮島雛めぐり・福よせ雛に参加する
せっかく宮島でお花見をするならば、宮島ならではの四季を感じるイベントに参加するのも楽しみのひとつ。

毎年桜の咲く3~4月頃に1ヶ月間程度開催される「宮島雛めぐり」は、平成13年から続く春の恒例行事で、宮島の各家庭で大切に受け継がれてきた、江戸~昭和に作られた雛人形を、商店街のお店やギャラリーに展示し、だれでも無償で見学できるようにしたお祭りです。
また、同時期に開催される「福よせ雛」は、現代の家庭で飾られなくなったお雛様、諸事情から綺麗なまま手放すことになってしまったお雛様を集め、人間の日常生活を真似させ飾った、その姿が愛らしいちょっと変わった展示。
宮島では今年で2度目の開催となりました。

▲お茶会を楽しむ福よせ雛(展示:喫茶しま)

雛めぐりのお雛様は、時代によって異なる美を目で見て感じることができ、福よせ雛のお雛様はなんとも現代的で楽しげ。

素敵な衣装とお顔立ちのお雛様たちが、お買い物やお茶会、麻雀やコンサートをする不思議な光景は福よせ雛でしか見ることができない楽しく貴重なお姿だと思います。

・桜の限定御朱印をGETする
春の大聖院では、淡く可愛い透かし御朱印1種と、繊細で美しい切り絵御朱印2種(「桜の宮島」と「桜と仁王門」)を授与しています。

▲透かし御朱印 ¥1,100(2022年4月現在)

大聖院も桜が美しいスポットなので、お花見ついでに参拝し、この時期限定の御朱印をいただくと宮島でお花見をした良い記念になるかもしれません。

透かし絵、切り絵、どちらもとても素敵で選べず、私はどちらもいただきました。

▲切り絵御朱印「桜と仁王門」¥1,300(2022年4月現在) 2022年は3月5日から授与、無くなり次第終了


まとめ

いかがでしたでしょうか。
美しい桜を見るだけでなく、食べ歩きグルメも豊富で、行事にも参加でき、記念になる御朱印もいただくことができる、一言でお花見というには魅力の多い宮島。

一般的なシートを敷いて飲食をしながらのお花見は、鹿に妨害される可能性があり難しいかもしれませんが、宮島でしかできないお花見を楽しんでいただけたら嬉しいです。

  
  

このしおりのライター

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