先日、静岡県伊豆半島の「下田」に行ってきました。
21時ごろ東京を出発して、伊豆半島のほぼ最南端の「あいあい岬」で星空を見たあと、早朝に「和歌の浦遊歩道」という海沿いの遊歩道を散歩しました。
今回は、素敵な散歩スポットだった「和歌の浦遊歩道」をご紹介します!
鍋田浜海水浴場から散策スタート
和歌の浦遊歩道沿いには駐車場がないので、鍋田浜海水浴場近くの駐車場に車をとめました(簡易的な駐車場だったので、海水浴が楽しめる夏の時期だけの駐車場かも...)。
私が訪れたのは早朝6時ごろだったので、海水浴場には誰もおらず、美しいビーチを独り占めできました。関東近郊の海はあまり綺麗なイメージがなかったのですが、下田の海は透明度が高く、とても綺麗でした。海の色はブルーというよりもエメラルドグリーン。
車で20分ほどの場所には、絶景ビーチとして有名な「ヒリゾ浜」もあります。
トンネルを通って「和歌の浦遊歩道」へ
鍋田浜海水浴場のすぐ近くにある「鍋田隧道(鍋田トンネル)」を通って、「和歌の浦遊歩道」へ。20メートルにも満たない短いトンネルで、徒歩でも通ることができます。
トンネルが額縁の役割をして、絵画のような景色を見ることができます。
波の音に加えてセミの鳴く声も聞こえ、“田舎で過ごす夏休み”という感じで、なんだか懐かしい気持ちになりました。
トンネルを出てすぐ、海が広がっています。朝日に照らされてキラキラ輝く海は美しい!波の音を聴きながらぼーっと海を眺めている時間は、日々の喧騒を忘れられる贅沢な時間でした。
早朝なのでまだそこまで気温も高くなく、時より吹く潮風が涼しく感じられました。
想像を超える海の透明度にびっくり!
和歌の浦遊歩道沿いの海は海水浴場ではないため、足元は砂ではなく石や岩がゴロゴロとしており、しかもかなり浅いので遊泳には向きません。遊泳したいなら「鍋田浜海水浴場」、綺麗な海を見るだけなら「和歌の浦遊歩道」です。
私は靴を脱ぎ、海面から出ている大きめの岩に腰掛け、足首くらいまで海に入って涼を取りました。海は冷たすぎず、ぬるすぎず、ちょうどいい水温。
海なのに川のような透明度の高さにはびっくりしました!よーく目を凝らして海の中を観察していると、岩陰にヒトデなどの海の生き物を見つけることもできましたよ。
海中の岩は滑りやすくなっていました。踏み外して転んだら岩にぶつけることになってかなり危険なので注意してくださいね!
「和歌の浦遊歩道」は、最高の散歩スポットでした!
今回は早朝で涼しかったので遊泳はしませんでしたが、日中に訪れる方は水着も準備して、鍋田浜海水浴場で海水浴も楽しんでみてください。