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2021-06-07

古都の魅力的なスポットを巡る! 奈良・橿原市1日観光プラン


奈良県橿原市は、古代ロマンを感じることができる古墳や由緒ある寺社、今大注目の古民家カフェなど、魅力的なスポットが多いエリア。

今回、itta編集部がそんな橿原市を満喫するための1日観光プランをご紹介します!



9:00 神聖な雰囲気が漂う「橿原神宮」へ

まず朝一で向かうのは、「橿原神宮」。初代天皇・神武天皇が即位したと伝わる場所に創建された由緒ある神社です。神社の裏には大和三山のひとつに数えられている「畝傍山(うねびやま)」がそびえており、外拝殿と畝傍山の美しいコラボを見ることができます。朝の澄んだ空気と神社の神聖な雰囲気を味わってみてください。


橿原神宮は可愛らしいオリジナルのおみくじがあることでも知られています。金色の「金鵄(きんし)みくじ」、銀色の「鮎みくじ」。金鵄は神武天皇の東征を助けた金色のトビ、鮎は戦の行方を占う魚で、どちらも神武天皇に縁のある生き物なんですよ。



11:00 神武天皇が眠る「神武天皇御陵」へ

日本の初代天皇・神武天皇が眠ると言われている「神武天皇御陵」。橿原神宮から北に約1km、徒歩13分ほどです。
参道の両脇には森が広がっており、とても神聖な雰囲気が漂っています。


御陵の前に建つ鳥居をくぐれるのは天皇のみで、一般人はこの鳥居より先に立ち入ることはできません。鳥居から見える森のさらに奥にあるという神武天皇の御陵に想いを馳せてみてはいかがですか?



12:00 江戸時代の町並みを今に残す「今井町」へ

江戸時代にタイムスリップしたような気分になれる「今井町」はぶらぶら町歩きするのにぴったりの場所。神武天皇御陵から北に約2km、徒歩25分ほどです。
『るろうに剣心』や『あさが来た』などの映画やドラマのロケ地になっていたり、さまざまなメディアで取り上げられたりしている今大注目のスポットです。


ちょうどお昼時なので、お腹が空いたら休憩がてらカフェに入ってみてもいいかも。今井町には古民家をリノベーションしたカフェが点在しますが、中でもオススメは「うのまち珈琲店 奈良店」。クリームソーダや季節のフルーツを使ったパフェなど可愛らしい見た目のメニューが多く、SNSで人気を博しています。



15:00 4,000種類以上の草花が咲く「おふさ観音」へ

境内にバラをはじめとする4,000種類以上の草花が咲く「おふさ観音」。今井町から東に約1.5km、徒歩20分ほどです。
花いっぱいの美しい境内が調和のとれた仏様の世界のようであることから、“花まんだらのお寺”とも呼ばれています。


おふさ観音は「大和ぼけ封じ霊場」のひとつであり、「ぼけ封じお守り(1,000円)」や「ぼけ封じ箸(700円)」というグッズも販売されていました。全国を見ても珍しい「ぼけ封じ」というご祈祷も行なっています。



17:00 不思議な石造物「益田岩船」へ

竹林の中にひっそりと存在する「益田岩船」。おふさ観音からは徒歩と電車あわせて約40分、最寄駅の岡寺駅から益田岩船までは約1km、徒歩10分ほどです。
険しい山道を5分ほど歩くので歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。


東西約11m、南北約8m、高さ約5mものこの巨岩は、“古墳になる予定だった”ものと言われています。大きさや造りから、かなり高貴な人を埋葬するためのものだったのかもしれません。ロマンがあります。



時間に余裕があったら... 「新沢千塚古墳群」も!

想定の時間よりも早く回れちゃったよ!という方は「新沢千塚古墳群」に足を運んでみてください。益田岩船からは約2km、徒歩25分ほどです。
大小約600基もの古墳が群集するエリアで、古墳に登ることもできちゃいます。


代表的な古墳は「126号墳」。この126号墳から出土した、ペルシャ地方や朝鮮半島からシルクロードを通じてもたらされたガラス碗や皿などの煌びやかな副葬品は、国の重要文化財に指定されています。



奈良県橿原市を満喫するための1日観光プランをご紹介しました!
見所満載の橿原市、ぜひ足を運んでみてください。



このしおりのライター

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