四国一周旅行をした際、愛媛から入って反時計回りに四国を巡りました。時間の関係上、徳島には寄ることができなかったのですが、「愛媛」「高知」「香川」の美味しいものをお腹いっぱい堪能してきたので、ご紹介します！
割烹田中（愛媛・宇和島市）
愛媛県宇和島市にある「割烹田中」。“割烹”とついているので、「値段が高そうだな...」「敷居高くて入りづらそうだな...」と思っていたのですが、宇和島グルメを堪能できる大衆割烹で、値段もリーズナブル。女将さんも愛想のいい方で居心地がいいお店でした。
割烹田中でぜひ食べて欲しいのが、「鯛めし定食」。宇和島の鯛めしは、鯛と米を一緒に炊き上げる鯛めし（松山鯛めし）ではなく、生卵入りの甘辛い醤油タレに漬けた鯛のお刺身を、タレと一緒にごはんにかけていただきます。
噛めば噛むほど口の中に鯛の旨味が口いっぱいに広がり、絶品でした。
鍋焼きらーめん まゆみの店（高知・須崎市）
高知県須崎市にある「鍋焼きらーめん まゆみの店」。鍋焼きらーめんというのは須崎市のご当地グルメで、市内には鍋焼きラーメン専門店がいくつかありますが、中でも有名なのがまゆみの店。店内には有名芸能人のサインも飾られていました。さすがは人気店！
気になる鍋焼きラーメンの味は、鶏がらの醤油ベースであっさり。具材はニラとちくわだけとかなりシンプル。中央には生卵の黄身が落とされています。黄身を溶くとまろやかになって美味しさ倍増！最初に溶くのもよし、食べている途中で溶いて味変するのもよしです。
ラーメンを食べた後は、雑炊にするのがおすすめ！ラーメンを食べ終えたタイミングでお店の人にご飯と雑炊用の卵を注文すると、雑炊を作ってくれます。
磯の茶屋（高知・高知市）
高知県高知市にある居酒屋「磯の茶屋」。観光客でいっぱいのお店ではなく、現地の人が集まるローカルなお店でアットホームな雰囲気です。そこまで混雑しておらず、穴場ですよ。
ウツボやクジラなど、なかなか食べられないものを食べることができました。特に美味しかったのが、表面をサッと炙ったカツオの刺身。生臭いイメージがあり、カツオはあまり得意ではなかったのですが、さすがはカツオが有名な高知。全く生臭くなく、ほどよく脂ものっていて絶品でした！
メニューに値段が書いていないのでお会計が怖かったのですが、男3人でお腹いっぱい食べてお酒飲んで15,000円以下とリーズナブルでした。
屋台安兵衛（高知・高知市）
高知県高知市にある「屋台安兵衛」。“お酒を飲んだ後、屋台の餃子で〆る”という高知の文化を代表する名店です。東京にも恵比寿や目黒に店舗があり、本場の屋台餃子を味わうことができます。
屋台安兵衛の餃子は、焼き餃子とも揚げ餃子とも違う独特の「焼き揚げ餃子」。揚げ餃子と焼き餃子のいいとこ取りをした餃子です。普通の餃子よりも小さめなので、飲みの後でも軽く食べられます。
ラーメンは、シンプルな中華そばで、あっさりめの醤油スープがお酒を飲んだ後の体に染み渡ります。
釜あげうどん 長田 in 香の香（香川・善通寺市）
香川・善通寺市にある「釜あげうどん 長田 in 香の香」。“うどん県”とも言われる香川の中でも特に評価の高いお店で、開店から行列ができます。玉切れの際は、営業時間前に終わってしまうこともあるので、早めに訪れるようにしましょう。
桶で提供される、4.5玉以上のうどんはビジュアルも抜群！1本1本しっかりとコシがあり、のどごしもよい絶品のうどんなので、大食いじゃなくても4.5玉はぺろっと完食できますよ。
サイドメニューのいなり寿司もおすすめです。
鶴丸（香川・高松市）
高知県高知市にある「鶴丸」。営業時間が20時〜朝3時までという深夜の名店です。店主の方が「飲んだ後のシメに一杯、食べられるうどん店があっても面白い」という思いでオープンしたのだそう。
鶴丸の看板メニューは「カレーうどん」ですが、私はシンプルな「きつねうどん」にしました。しっかりとダシがきいており、スープの見た目以上に味がしっかりしていました。麺もコシがあって美味しかったです。
四国には美味しいものがたくさんありました。徳島ラーメンなどもっといろいろなグルメを楽しみたかったですが、それはまた今度の機会に。皆さんも絶品グルメを堪能しに四国に行ってみてください！
※「割烹田中」、「鶴丸」は2021年5月31日までは休業中です。
その他の店舗についても、新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
