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【台湾】世界四大博物館のひとつに数えられる「国立故宮博物院」

国立故宮博物院は、世界四大博物館のひとつに数えられる博物館です。収蔵品は70万点近くにも及び、中国芸術文化が集まっています。コレクションの起源は1925年、清朝最後の皇帝・溥儀が退去した紫禁城で、宮殿内に保管されていた美術品などを一般公開したことに始まります。その後の第二次世界大戦や国共内戦などで散逸が懸念されましたが、1948年に台湾に運び出されたのです。


貴重な収蔵品の中には8000年前の玉器、5500年前の新石器時代の翡翠の彫り物、4400年前の陶器、3300年前の青銅器、象形文字などがあります。常設展品は数千点で、数か月単位で入れ替えを行っているので、すべてを見るには10年以上かかると言われています。



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