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【広島県】尾道~生口島、絶景を巡る旅!


坂が多くレトロな街並みが印象的な広島県の「尾道」は、近頃おしゃれなカフェやショップが続々とオープンしていることでも注目の観光地です。

今回はそんな尾道の絶景スポットを旅してみました。




尾道といえばここ!「千光寺」

尾道を代表する観光スポットといえば、「千光寺」です。

標高140メートルの山の上にある千光寺からは、尾道水道や尾道の街並みを一望できちゃいます。

千光寺までは、尾道の市街地からロープウェイでアクセスできます。

ちなみに山の上にある千光寺まで車で行く場合は、道が細いので気を付けて運転してくださいね。
尾道は太平洋戦争時に空襲をまぬがれたため、昔ながらの細い道が今もたくさん残っているのです。


千光寺公園に到着しました。
既に尾道水道の綺麗な水色がチラ見えしていますね。

ここから本堂まで、少しだけ歩きます。


「千光寺」という名称のお寺は全国に40ヵ寺くらいあるそうですが、ここ「尾道の千光寺」はその中で一番有名なのではないでしょうか。
(ブラタモリの取材も受けたそうです)

お地蔵さんがたくさん並んでいる坂道をのぼり、本堂に到着しました。



これが有名な「尾道水道」の眺め!

千光寺の本堂のあたりから見える尾道の景色はこんなかんじです。

尾道の街並みと尾道水道、そしてその奥に見えるのは瀬戸内海です。
噂に聞いていたとおり、素晴らしい眺望です!

千光寺の境内には、「鼓岩(別名:ポンポン岩)」という、岩の上を小石で叩くとポンポンという音が聞こえる岩や、その昔、太陽や月の光を鏡のように反射させていたと伝えられている「鏡岩」といった見どころがあります。
絶景と併せて奇石群も楽しんでみてくださいね。




フェリーに乗って生口島へ!

千光寺を観光したあとは、尾道の市街地にあるフェリー乗り場からボートに乗り、生口島(いくちじま)を目指します!

生口島は、瀬戸内レモンの産地であり、アートの島としても注目されている瀬戸内海に浮かぶ離島です。

想像していたよりも小さなボートに乗り込み、いざ出航!

尾道のフェリー乗り場から生口島までは約40分の航海となります。



アートの島・生口島に上陸!

乗船前は、「この小さなボートで40分か、長いな・・・」と思っていたのですが、船内でおやつを食べたり写真を撮ったりしていたら、あっという間に島に到着しました。

生口島の名物は「タコ料理」なのだそうです。
ちょうどお昼時なので、タコ料理をいただきに行ってみましょう!


ランチはこちら、「すいぐん丸」さんでいただきます。

タコ刺しやタコの炊き込みご飯がセットになった「お刺身たこ飯御膳」を堪能。
タコ、柔らかくて美味しい。
タコ料理をこんなにたくさん食べることって、なかなかないよなぁ。

すいぐん丸さんには、島のお土産品もたくさん売ってあります。
生口島のお土産ならここでなんでも揃いそうなかんじ。




「未来心の丘」へ!

さて、ランチを食べたあとは、生口島へやって来た一番の目的、「未来心の丘(みらいしんのおか)」を目指します!

白亜の大理石が青空に映える絶景「未来心の丘」は、SNSでも話題となっている生口島の観光名所なのです。

「未来心の丘」は、「耕三寺博物館」の中にあります。
浄土真宗のお寺の広々とした境内を横切り、境内の中で一番の高台にある目的地まで階段をのぼります。


この真っ白な道を進んだ奥に、目指す絶景があるはず!



これが「未来心の丘」の絶景!

こちらが「未来心の丘」です!
いかがでしょうか!?
素晴らしい白と青の世界です!

どうしてお寺の中にこんな空間を造ったのだろう?と思ってパンフレットを見てみたところ、こちらのお寺は芸術家の支援活動をしているのだそうです。
5,000㎡もの広大な敷地を埋め尽くす大理石の庭園は、そんな支援活動の象徴として造られました。

日本じゃないみたいな景色。
写真ではよく見ていましたが、実際に目の前にしてみると圧倒的な美しさで、時間を忘れて見入ってしまいました。




生口島のサンセットスポットへ

「未来心の丘」を堪能したあとは、島の有名スポット「サンセットビーチ」に来てみました。

帰りのフェリーの時間までココでのんびり過ごそうではないか。


「サンセットビーチ」と聞くと水平線に沈む夕陽をイメージしますが、よく考えてみるとココはたくさんの島に囲まれたビーチなのです。
夕陽は、海の向こうの島影を赤く染めつつ沈んで行きました。



まとめ

千光寺公園からは、有名な「尾道の夜景」を観賞することができます。
ロープウェイは17:15が最終便なので、夜景観賞をしたい方は車を使うか、千光寺山荘に宿泊すると良いでしょう。

生口島は、シルクロードの絵画で有名な「平山郁夫」画伯の出身地です。
島には「平山郁夫美術館」があるので、アート好きな方は是非寄り道してみてください。


このしおりのライター

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