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2020-09-17

ボリビアはウユニ塩湖だけじゃない! 世界遺産「古都スクレ」を旅してみた!(後編)


ハロハロ~\(^o^)/
どうも週末トラベラーのnanamipsです!
前編中編と続いたスクレの旅行記も今回で最終章です!
今回もスクレの街並みを一緒に旅しましょう!

前回はカルボ通り周辺からサンタ・クララ修道院をご紹介しましたが、今回は街の中心である5月25日広場からカテドラルの内部の様子をレポートいたします。
カテドラルに鎮座する黄金と宝石で彩られたマリア様は圧巻ですよ!(なお筆者が現地を旅したのは2020年2月中旬です)




散策ルート

今回の散策ルートは以下の通り。
サンタクララ修道院から5月25日広場に向けて下っていき、カテドラルなどを見学した後宿まで戻るルートです。
地図だと徒歩16分と出ていますが、広場でゆっくりしたりじっくり見学したりしていたら、2時間ぐらいかかってしまいました(笑)

Google Maps




①5月25日広場周辺

それでは散策を続けましょう!

こちらの広場は5月25日広場と言って、スクレの中心の広場です。
こちらの広場の周りには独立宣言をした建物や、鐘塔を持つカテドラルなど歴史的な建物が建ち並びます。
ちなみに広場の名前にもなっている5月25日は、ボリビアの独立のきっかけとなったチュキサカ革命がこの地で起きた日だそうです。(独立記念日は8月6日)

▲ 広場の中心

銅像はボリビア独立の父であり、事実上の初代大統領のアントニオ・ホセ・デ・スクレさん。

▲ 広場で目を引く建物

おそらく役所だと思いますが、詳細はよくわかりませんでした。

▲ 独立記念館

ボリビアが独立宣言をしたその場所!
広場に面してますが、街並みに溶け込んでるので、見つけるのに少し迷いました(笑)
中の旧議場を見てボリビアの歴史に思いを馳せる、、、ということがしたかったのですが、なんと月曜定休日!
ここにきて痛恨のミス!

泣く泣く撤退せざるを得ませんでした(T_T)

まぁ行ったら休業日というのは旅行あるあるですね(笑)
気を取り直して、もう一つのメイン、カテドラルへ向かいましょう!




②カテドラル

スクレの街の中でひときわ目立つ建造物!
すり鉢状の街の中心にあるのがこのカテドラルです!

さっそく入場料30BS(480円)を払って中に入りましょう!

入ってすぐの場所は博物館になっていて、ここは撮影禁止。
正直そんなに印象がないのですが、宗教画や聖杯などがありました。

そのような展示物の印象が吹っ飛んでしまうのが、聖堂祭壇にあるこのマリア像!!

えっ?よくわからない?

ならばもっと近うよって見てみるべし!

このマリア様がまとっているローブに大小様々な装飾が施されていますが、この装飾全て宝石です!全体に散りばめた小さな花のようになっているものはパール。青いものはサファイア。赤はガーネット。果てはダイヤモンドまで!
もちろん特産品の金や銀もふんだんに使っています!
まさに、豪華絢爛ハデハデなマリア様です!
これまで世界20カ国近くを回りましたが、こんなマリア様は初めて見ました(笑)

まだよくわからない?
という方は現地に行ってご自身の目で見てみるのがオススメです。
写真には写らない迫力がありますよ!

▲ 礼拝堂

天井の花のような模様がとても綺麗で、シャンデリアも豪華でした!

このあとはまた博物館スペースで、そこには金銀細工の豪華な展示がたくさんありましたよ!(撮影禁止)

ちなみに16時ぐらいに行ったのですが、どうも入場締め切りギリギリだったようで、最後は警備の人に押し出されながら見学しました(笑)




③ニコラス通り

さてカテドラルでスクレの栄光を実感したところで、そろそろ宿に戻りましょう。

時刻はちょうど17時ぐらい。
帰宅ラッシュなのか少し道が混み合ってきました。

何気ない街並みにも中世の面影を感じますね!

帰宅途中にケーキ屋さんを発見したので、夕食購入がてら一緒に写真を撮ってもらいました!

スクレの街の中には飲食店ももちろんあるのですが、建物の構造上間口が狭いので、わかりにくいし入りにくい。
なのでこのような形でオープンになっているお店は珍しく、入りやすくて助かりました。

購入した菓子パンやケーキも、アメリカのもののように甘すぎず、日本人好みの味でした。
たしか、菓子パンが10BS(130円)前後、ケーキが20BSくらいだったかと思います。




世界遺産の古都スクレ

ボリビアの憲法上の首都であり、独立の舞台となった古都「スクレ」。
ウユニ塩湖のような派手さはないですが、地中海とのつながりやその面影を色濃く残した街並みは、標高3000mの高地にいながら中世ヨーロッパを歩いているような不思議な感覚を与えてくれます。
また、現代のボリビアに繋がる様々な歴史的遺構は、ボリビアへの興味をより一層掻き立ててくれるはずです。

もしあなたがボリビア旅行を考えているのなら、旅行先に加えてみてはいかがでしょうか?

それでは次回も世界の片隅で!
アディオスアミーゴ\(^o^)/




このしおりのライター