神奈川県川崎市、川崎駅のすぐ近くに新しい水族館がオープン! “世界の美しい水辺” をテーマにしており、従来の水族館とはひと味違う施設になっています。
先日行ってきたので、見どころや注意事項などをご紹介します。
2020年7月「カワスイ 川崎水族館」がオープン!
2020年7月17日、川崎駅から歩いてすぐの商業施設「川崎ルフロン」9・10階に、「カワスイ 川崎水族館」がオープンしました。
商業施設内ということもあり、多くの水族館で展示の目玉となっているような大型水槽やイルカショーなどはありません。従来の水族館とも動物園ともちょっと違う、世界中の “水辺の生き物” が見られる施設です。
入場に関する注意事項
カワスイは、昼10:00〜17:00(最終入館16:00)と、夜18:00〜22:00(最終入館21:00)の2部制。完全入れ替えのシステムになっているので、夕方に行こうと考えている方は注意が必要です。
チケットは大人2,000円、昼と夜どちらも入場できる共通チケットは大人3,000円。
この日は、新型コロナウイルス対策として入場制限が行われていました。入場制限(整理券配布)が行われているときは、
「川崎ルフロン」の1階入口付近で配布されている整理券を受け取る → 指定された時間に1階の集合場所へ → スタッフさんの指示に従い直通エレベーターで10階へ → チケット購入 → 入場
という流れで、10階のカワスイ入口に直接行っても入場することができないので注意が必要。カワスイ公式サイトで見ることのできる「現在の混雑状況」や「ニュース」を確認しておきましょう。
消毒・検温を経て、いよいよ館内へ!
身近な川の生態系を学べる! 多摩川ゾーン
入ってすぐの展示は、多摩川の生態環境を紹介している「多摩川ゾーン」。
東京都と神奈川県を隔てるように流れている多摩川は、今やアマゾン川になぞらえて “タマゾン川” と揶揄されるほど、外来種の増加が問題となっています。身近な川の生態系を改めて学び、考える良いきっかけになりますね。
なお、カワスイでは基本的に生き物の紹介パネル等が設置されておらず、各水槽のQRコードを読み取って解説をチェックします!(他にタッチパネルで解説を見ることもできるようですが、こちらはコロナ対策で休止中でした。)
そのためスマートフォンの充電をしっかりしておくのがおすすめ。フリーWi-Fiの案内は、入口付近、パンフレット裏側に記載がありましたよ。
世界の水辺の生き物も
多摩川ゾーンを抜けると、「オセアニア・アジアゾーン」「アフリカゾーン」「南アメリカゾーン」といった、世界の水辺の生き物の紹介が続きます。
個人的に一番面白いと感じたのは、南アメリカゾーン。
南米の珍しい生き物や、美しい映像コンテンツで非日常感満載。絶景スポットとしても有名な「レンソイス」を真っ白な砂で表現した空間もありました!
最後は、アマゾンの熱帯雨林を再現した「アマゾンゾーン」。
明るく開放的な空間に、アマゾンの生き物たちがたくさん。
夜の部はまたガラッと雰囲気が変わり、幻想的な空間が楽しめるようです。会える生き物も昼と夜で少し違うそうなので、公式Twitterで最新情報をチェックしてみてください。
カピバラとふれあうことのできる「アマゾンデッキ」は新型コロナウイルス対策のため閉鎖中でしたが、ガラス越しにカピバラを見ることができました。もぐもぐする姿が可愛い...!
「ピラニアソフトクリーム」でひと休み
帰る前に、カワスイに併設された「CAFE CRAM(カフェクラム)」でスイーツを。こちらはゲートの外にあるカフェなので、水族館のチケットが無くても利用できます。
こちらのカフェで食べられるソフトクリームは、「アロワナソフト」「ピラニアソフト」「ピラルクソフト」など、魚にちなんだ変な名前のものばかり! 私が食べた「ピラニアソフト」は、メロンソースや黒ゴマがかかっていて美味しかったです。
他にポップコーンやビールなどもあり、入場前に購入して水族館に持ち込むこともできるそうですよ。
まとめ
お散歩気分で、世界の水辺を五感で楽しめる「カワスイ 川崎水族館」。確かに従来の水族館とはひと味違うスポットでした。“水族館”と聞いて、コンセプトを知らずにイルカやペンギンを期待して行くと、想像と違いすぎてびっくりすることでしょう...(笑)
近くにお住まいの方・何度も行く予定の方は、年間パスポートの購入もおすすめ。(2回行けば元がとれます。)夜も営業しているので、仕事帰りにふらっと寄って癒されるのも良いですね! 駅近ですし、雨の日のデートにも良さそう。
2020年8月現在は、新型コロナウイルスの影響でいろいろと制限のある中での営業となっています。状況によっては入場制限や展示内容の変更も考えられますので、お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。