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甘いものは別腹!? イタリアで食べたいドルチェ5選


イタリアにはおいしい料理がいっぱいなのでついつい食べ過ぎてしまいますが、甘いものは別腹ですよね!?

前回、イタリアで食べたい郷土料理をご紹介しましたが、今回はイタリアで食べたいドルチェをご紹介します。

ちなみに、ドルチェとはイタリア語で「甘い」という意味で、甘いものやスイーツそのものも意味します。




①ティラミス

イタリアのドルチェとして最も代表的とも言えるティラミス。

エスプレッソやリキュールをしみ込ませたビスコッティ(ビスケット)とマスカルポーネチーズ等で作られた、少し大人なドルチェです。

ティラミスはヴェネツィアのあるヴェネト州発祥と言われています。

イタリアの多くのレストランで自家製のティラミスを置いており、お店によってかなり味が違うので、レストランに行くとついつい毎回のように頼んでしまいます。

ぜひお店ごとの味を食べ比べてみてくださいね。




②パンナコッタ

白いプリンのようなパンナコッタも、実はイタリアのドルチェで、北イタリアのピエモンテ州が発祥だそうです。

イタリア語で「パンナ」は生クリーム、「コッタ」は煮るという意味で、その名のとおり、生クリームを煮て作られています。

甘さは控えめのパンナコッタにフルーツやチョコレートなどのソースをかけていただくのが一般的です。




③ジェラート

イタリアでも日本でも大人気のジェラートは、フィレンツェが発祥と言われています。

もちろん、フィレンツェに限らず、イタリアにはジェラテリア(ジェラート屋さん)がいっぱい!

イタリアの街中では季節・時間帯・老若男女問わず、多くの人がジェラートを食べている姿を見かけます。

スーツにサングラスをかけたイタリアンなおじさんがジェラートをほおばる姿なんかもかわいい!

ぜひいろんなジェラテリアをはしごして、お気に入りのお店やフレーバーを見つけてくださいね。




④スフォリアテッラ

こちらは日本ではあまり聞いたことがない方も多いかもしれません。

ナポリの代表的なドルチェで、貝のような形をしたパイの中にリコッタチーズがたっぷりと入っています。

少し固めでサクサクの生地と甘すぎないリコッタチーズの組み合わせがおいしく、コーヒーともよく合います。

また、ナポリの有名なドルチェと言えばもうひとつ、スポンジケーキをリキュールに漬けた「ババ」というものもあります。




⑤カンノーロ

カンノーロはシチリア島のドルチェで、筒状のビスケットの中にリコッタチーズが詰まっています。

こちらも日本ではあまり見かけないかと思いますが、シチリア島を舞台にした映画「ゴッドファーザー」にも登場する、伝統的なドルチェです。

スフォリアテッラにもカンノーロにも入っているリコッタチーズは、南イタリア原産のフレッシュチーズで、さっぱりとした味わいが特徴です。

甘いものがあまり好きではない方でも、リコッタチーズのドルチェなら気に入っていただけるかもしれません。




いかがでしたでしょうか。
イタリアでは料理だけでなく、ぜひドルチェも味わっていただければと思います。
ティラミス、パンナコッタ、ジェラートはぜひ日本でも!
スフォリアテッラ、カンノーロは日本では珍しいかと思いますが、もし見つけたらぜひ試してみてくださいね。

このしおりのライター

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