皆さん、愛のトンネルという場所をご存知でしょうか?
写真だけは見たことがある!という人は多いかもしれません。
実は、愛のトンネルは恋人と歩くと願いが叶うと言われているんです!
そんなロマンチックな秘境を今回はご紹介いたします!
愛のトンネルとは?
ウクライナ西部「クレヴァン」という小さな村にあるトンネルには、恋人と歩くと願いが叶うというジンクスがあり、「愛のトンネル」(英名:tunnel of love)と呼ばれています。
現役の線路が通っていて、一日に数本隣町まで材木を運搬するための列車が走っているそうです。
夏にいくと木々が生い茂っていて真緑の美しいトンネルを見ることができます。
愛のトンネルの風景
ラッキーなことに、私たちが行った時は地元の方以外には誰もいなかったので、人が写ることなく、どこまでも続く緑のトンネルを撮ることができました。
トンネルの入り口ではマグネットなどのグッズ販売もしていて観光地のようになっていましたよ!
日本人観光客は多いみたいで、日本から来たよ!と言うととても喜んでくれました!
このようにタイマーをセットして写真を撮って楽しんだりもしました!
日帰りも可!私流の愛のトンネルへのアクセス
【行き】
愛のトンネルは交通の便があまり良くないので、ウクライナ西部にあるリヴィウという、クレヴァンからほど近い都市に観光拠点を置きました。
リヴィウ、リヴネ、首都キエフの位置関係はこんな感じです。
拠点のリヴィウから愛のトンネルまでは
1、リヴィウからリヴネまで鉄道で向かう
2、リヴネ駅の前でタクシーをチャーター
で向かいました。
リヴネからバスと徒歩で向かう方法もありますが、タクシーが一番迷わずに早く行ける方法だと思います!
1、リヴィウ→リヴネ
リヴィウからリヴネまでの鉄道のチケットは事前にウクライナ国鉄のホームページで購入しておきました。
購入後の確認メールでQRコードが送られてくるので、それを列車乗車後に車掌さんに提示しました。
下にあるのが実際に送られてきたものです。私は、9:50発12:35着の電車に乗りました!予約表はウクライナ語ですが、予約は英語でできるので安心です!
2、リヴネ→愛のトンネル
タクシーの運転手とは、通訳アプリとメモ帳を使いながら乗る前に値段交渉をしました。
私は、「リヴネから愛のトンネルまでの往復」+「現地に2時間滞在」で、3000円ほどで交渉が成立しました!
メモ帳に値段を運転手の人に書いてもらえば、後々トラブルになることも少ないと思います!
古めのタクシーで道路も舗装されていない場所が多かったので車酔いには注意です。
【帰り】
行きと同じようにリヴネから鉄道で帰りたかったのですが、あいにく電車が終わってしまっていたので、リヴネの長距離バスターミナルでリヴィウ行きのバスを探して、帰りました。
駅から長距離バスターミナルまでは数キロあるので、バスで向かいました。
タクシーでリヴネ駅まで帰ってきた後、駅前の近距離バスターミナルで64番バスに乗り、長距離バスターミナルに向かいました。
料金は6フリヴニャ(約30円)で、降りる際に運転手に渡しました。
日本のように次に停車する場所を言ってくれるわけではないので、スマホのGPS機能を使って降りました。
長距離バスの担当者は英語が話せたので、苦労しなかったです。
ロケバスほどの小さなバスでした!フロントガラスに行き先が書いてあります。
移動だけでもかなりの時間がかかるので、丸一日かかると思っておいた方がいいと思います!
リヴィウまで帰ってくることも考えて朝早くに行動開始するのが吉です◎
注意点
愛のトンネルは非常に蚊が多く、特にトンネルの見頃である春から夏にかけては蚊が一番活発な時期なので、虫よけスプレーなどは持参した方が良さそうです!
あとは、ウクライナ郊外は英語がほとんど通じないので通訳アプリがあるとコミュニケーションがスムーズになると思います。
いろいろ大変なポイントをあげてしまいましたが、やっとの思いで辿り着いた時は感動が倍増すると思います!
私自身も今までしてきた旅の中でも、特に印象に残っています!
皆さんも是非、このロマンチックな景色を見に行ってみてください!