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2019-12-12

お台場「チームラボ ボーダレス」の有名作品を1時間半でサクッと回ってきた!


チームラボ初の常設展示施設「チームラボ ボーダレス(teamLab Borderless)」がお台場にオープンしておよそ1年半、ようやく行ってきました!
とても楽しみにしていたのですが、入館したのは閉館1時間半前の19時30分ごろ(21:00まで開館しているのは土日祝のみ。平日は19:00まで)。

チームラボ ボーダレスは 約50作品と作品数が多いので、全部の作品をしっかり楽しむには3〜4時間くらいはかかると思います。1時間半では到底回りきれないので、全部の作品を見ることを諦め、とりあえず有名な作品を見ることを目標に回ってきました!




まるで迷路のようなデジタル世界!

チームラボ ボーダレスにはマップもなければ、順路も存在しません。境界のない(ボーダレス)空間を彷徨いながら、作品を楽しむのがボーダレス流。そのため、お目当ての作品をなかなか見つけられない...なんてことも。

そこで今回は、短い時間で有名作品だけをパパッと見たいという人向けに、私が1時間半で回ったルートと見ることができた有名作品をご紹介します。
作品のなんとなくの場所も紹介するのでぜひ参考にしてください!




『花と人の森、埋もれ失いそして生まれる』

まず会場に入ってすぐある作品が『花と人の森、埋もれ失いそして生まれる』。
この作品エリアは鏡が巧みに使われており、ボーダレスな世界が無限に広がっているように感じる空間です。似たような光景が続いているので、夢中になって歩き回っていると迷子になってしまうかも。

色とりどりの花が壁に咲き乱れていますが、常に同じ場所に同じ花が映し出されているわけではなく、花の柄も刻々と変化します。さっき通ったはずなのに、戻ってきたときには知らない場所に様変わりしていました。
美しい映像だけでなく、エリア全体に花のいい香りがふわぁ〜と漂っています。香りも強いものではなく、リラックスできるような優しい香りです。




『浮遊する巣』

『花と人の森、埋もれ失いそして生まれる』のエリアに入り、ほぼまっすぐ進むとある作品が『浮遊する巣』。この作品は一度に鑑賞できる人数が限られており、混雑時は待ち時間が発生します。だいたい入場列があるので、比較的見つけやすいと思います。

参考までに土曜の夜は約20分待ちでした。私は入館早々に並んでしまいましたが、待ち時間が無駄になってしまうので、他の作品をある程度見たあとに時間が余ったら戻ってくるのがいいと思います。

『浮遊する巣』は、蜘蛛の巣のように張り巡らされたネットの上に座ったり寝そべったりしながら、美しい映像を楽しむもの。作品の世界に体ごと没入でき、さらにアスレチックのような感じもあって楽しいです。




『人々のための岩に憑依する滝』

『浮遊する巣』を出て、左斜め前(北西)の方角に進むと『人々のための岩に憑依する滝』があります。天井が高く、より一層華やかな空間です。人気作品なので、多くの人がかっこよくポーズをきめて写真を撮っていました。

岩の上に立ったり、滝に触れたりすると水の流れが変わるなど、デジタルながら本物の滝のようです。人々のふるまいや他の作品の影響を受けながら変容し続けるので、目の前の映像は二度と再現されることのない、その一瞬だけのものなんだそう。




『呼応するランプの森 - ワンストローク』

『人々のための岩に憑依する滝』を背にして右側の出入り口から出て、右へ歩いて行くとエスカレーターがあります。そのエスカレーターを上がると目の前に、チームラボ ボーダレスを代表する人気作品『呼応するランプの森 - ワンストローク』があります。

『浮遊する巣』と同様に一度に鑑賞できる人数が限られているので、待ち時間が発生します。こちらは5分待ちくらいで入ることができました。待ち時間は発生しますが、どんなに人が多くても少人数で作品を楽しめるのは嬉しいポイントです。

上下左右、鏡に囲まれた空間にたくさんのランプが吊るされており、とても幻想的。ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』やタイの「コムローイ祭り」を彷彿とさせる光景が広がっています。

ランプの近くで立ち止まると、一番近いランプが強く輝き、さらにその近くのランプに光が次々と伝播していきます。




『重力にあらがう生命の森』

『重力にあらがう生命の森』があるのは上階の「運動の森」エリア。
『呼応するランプの森』を出て、エスカレーターを下り、しばらくまっすぐ歩くと左手に上階の「運動の森」につながる階段があります。

運動の森はひらけた空間なので、作品の位置がわかりやすいです。『重力にあらがう生命の森』は階段を上がったら正面奥に見えます。

『重力にあらがう生命の森』は、光る丸い物体が浮いているちょっと不思議な作品。
この光る物体、ぶつかったらなんと色が変化!押したりぶつかったりすると衝撃で色が変化するみたいです。色の変化とともに、その色特有の音色が響きます。

光る物体はまるで意思があるように強く輝いたり消えたりを繰り返します。




『光の森の3Dボルダリング』

『重力にあらがう生命の森』の脇にあるのが、『光の森の3Dボルダリング』。
チームラボ流にアレンジされたボルダリングは、壁を登る通常のボルダリングとは違い、ライトアップされたホールドを使って前方のゴールへと進んでいきます。

両手両足、全て同じ色のホールドを使って進むとホールドが輝き、音色も響きはじめます。同じ色のホールドだけを連続して使って進めば進むほど、演出と音楽が豪華になっていく...!?




『Wander through the Crystal World』

運動の森で体を動かしたあと、下階の『Wander through the Crystal World』へ。
SNSなどでもよく目にする、チームラボ ボーダレスの中でも屈指の人気を誇る作品です。

ただ、この作品が一番見つけるのが難しく、ぐるぐる探し回ったので場所の記憶が曖昧...。『人々のための岩に憑依する滝』を背にして左側の出入り口から出た先の暗い廊下にあったような気がします。

目の前に広がる美しいクリスタルライトに目を奪われますが、足元にも注目!
床面は鏡になっており、どこまでが現実世界でどこからが鏡の世界かわからなくなります。

雨が降っているような演出など多様な光の演出が行われます。自身のスマートフォンに専用のアプリをダウンロードしておくと、自分の手で光の演出を変えることができちゃいます!




何度も行きたくなる!

非日常感あふれる美しいデジタル空間「チームラボ ボーダレス」。
1時間半では正直全然足りませんでしたが、多くの有名作品はなんとか見つけ出すことができました!

ただ、できれば時間に余裕がある日にゆっくり時間をかけて全部の作品を鑑賞してみてください!




このしおりのライター

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