バンコクの「ヤワラート」に、いつも行列が絶えないと噂のパン屋さんがあります。タイの若者を中心に人気があるらしく、どんな味なのか気になったので行ってきました!
MRT延伸でアクセス便利になった「ヤワラート」
▲ 活気あふれるバンコクのチャイナタウン。夜はさらに賑わいます!
「ヤワラート」とは、バンコクの中華街のメインストリート「Yaowarat Road」のこと。中国らしさと東南アジアならではの活気が融合した、エネルギッシュな場所です。
2019年夏には、MRT(地下鉄)の延伸により新たに「Wat Mangkon(ワットマンコン)駅」が誕生し、ヤワラートへのアクセスが便利になりました!
▲ Wat Mangkon駅構内は、赤色を多く取り入れた中華風のデザイン。
そんなヤワラートに、いつも行列ができていると噂のパン屋台があります。
大人気のパン屋台「Yaowarat Toasted Bun」
ヤワラートで夜のみ営業している、「Yaowarat Toasted Bun」または「Yaowarat Toasted Bread」と呼ばれる屋台。
営業時間は火曜〜日曜の19:00〜23:30ごろです。(屋台のメニュー表には19:00〜23:30オープンと書かれていましたが、私が行った日は18:30にはすでに営業していました。)
チョコレート味やミルク味など、とろとろのクリームがたっぷりと入ったパンが大人気!
この日もタイの若者を中心に、たくさんの人が並んでいましたよ〜。
▲ 18:30ごろ、屋台向かいのカフェから見えた人だかり。
注文方法
屋台の前まで来ると、みんな並んでいるようで並んでいないみたい...??? 買い方がよく分からず、近くにいたタイ人の女の子たちに教えてもらいました!
まずは屋台の前の台に置いてある注文用紙に、買いたいパンの個数を記入します。用紙右上には自分の名前を記入。番号で呼ばれることもあるそうなので、右上の番号を覚えておきましょう。
メニューは、
・Sugar butter
・Milk
・Chocolate
・Egg custard
・Chili
・Strawberry
・Marmalade
・Pineapple
の8種類で、シンプルなシュガーバターは20バーツ(≒71円)、その他は25バーツ(≒89円)。今回はシュガーバター、ミルク、チョコレートを一つずつ注文してみます。
記入後は注文用紙を店員さんに渡し、出来上がりを待つのみ!
まるで工場の機械のように、驚異のスピードでクリームをパンに詰めていく店員さん。
待ち時間が発生することを覚悟して来たのに、3分もたたないうちに受け取ることができました!
できたてを食べるべし。
外側がほんの少し焼いてあって、中はフワフワなこちらのパン。やっぱり「できたて」を食べるのが一番です。(食べきれなかった分を後で食べたら、パン全体が硬くなっていて美味しくなかった...。)
3種類の中ではミルクが一番好みの味でした!
▲ 汚い写真でごめんなさい。
ちなみに、なめらかなクリームが溢れんばかりに入っている(というか、もはや溢れている)ので、持参していたウェットティッシュが大活躍しました! おそらくこれは、手や口のまわりをベタベタにしながら食べることを楽しむ食べ物なんだろうと思います。ウェットティッシュがあると「ベタベタになっても怖くない」と思えるのでおすすめ。
屋台前の人だかりに圧倒されましたが、意外にもサクッと購入できたヤワラート名物パン。
とても甘いので好みは分かれるかもしれませんが、現地の人たちがどんなものにハマっているのか、一度体験してみるのも面白いですよ!