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2019-07-13

台湾式ハンバーガーや豆花も!台北・寧夏夜市で絶品屋台グルメを堪能


今回は、先日の台湾旅行で訪れた、台北の「寧夏夜市(ニンシャー・イエスー)」をご紹介します。

「士林夜市」や「饒河街夜市」ほど規模は大きくないですが、地元の人も多く訪れるという、ローカルな夜市。美味しい食べ物屋台がいっぱい並んでいるので、台湾グルメを堪能したい人には特にオススメなスポットです!




小規模だけど、ローカルな雰囲気の楽しめる夜市!

「寧夏夜市」までのアクセスは、MRT「雙連」駅、「中山」駅からそれぞれ徒歩10分ほど。ただ、この日は雨が激しく降っていたので、私はホテルからタクシーに乗って行きました。

夜市の中に一歩踏み入れると、南国のフルーツや串に刺さったお肉類など、そこらじゅうに、日本の屋台では見かけないような光景が広がっています。

立ち止まらなければすぐに端から端まで歩けてしまうほどの長さですが、両側にびっしりと屋台の並んだ通りは、店先の料理や看板を見て歩くだけでも楽しい!





行列のできる人気商品「蛋黃芋餅」と「香酥芋丸」

何を食べようかな〜と、キョロキョロしながら歩いていると、夜市のやや入り口寄りの位置に、行列のできている屋台がありました。

それがこの、お団子のようなものが山積みになったお店。店員さんがひたすら生地を丸め続けています。「どんな食べ物かわからないけれど、人気だから美味しいに違いない…!」ということで、看板に書いてある「蛋黃芋餅」と「香酥芋丸」を一個ずつ買ってみました!

「蛋黃芋餅(1粒NT$30)」は、見た目も中身も、まるで「小さなサーターアンダギー」。ほんのり素朴な甘さで、おやつに毎日食べたいくらい美味しかったです。あとで調べてみたところ、タロ芋をすりつぶし、丸めて揚げたお団子なのだそう。

もう一つの「香酥芋丸(1粒NT$25)」は、一見「蛋黃芋餅」と見分けがつきませんが、割ってみると中に、卵の黄身と肉でんぶが入っています。お菓子というよりは、おかずのような感じ。日本にはない味付けなので、こちらはちょっと好みが分かれそうです。





屋台フードとは思えないクオリティ!台湾式ハンバーガー「刈包」

続いて購入したのは、台湾式ハンバーガー「刈包(NT$45)」。お店の前を通りがかったときに、中華まんのようなふわふわのバンズが見えて、「絶対にこれは美味しい!」と確信しました。

予想は大正解!ピーナッツの香りがしてほんのりと甘いバンズはもちろん、包まれている角煮のような分厚いお肉が、トロッと柔らかくて絶品です。屋台フードでこんな高級料理みたいなお肉が食べられるなんて、衝撃的でした…。





懐かしの味「赤肉咖哩飯」と二度美味しい「蛋包瓜仔肉湯」

お次は、店先でお客さんが食べていた小さな肉丼のような料理に惹かれ、こちらの屋台へ。

看板の文字を見てもどの料理なのかがわからなかったので、勘で店員さんに注文してみました。

屋台の横のイートインスペースで待っていると、席に運ばれてきたのは…カレー!!「赤肉咖哩飯(NT$75)」ってカレーのことだったんですね。日本人の食べ慣れたベーシックなカレー味で、ご飯はホカホカの白米、お肉もとっても柔らかです。まさか台湾の夜市で「超美味しいカレー」を食べることになるとは…。

同じお店で頼んだもう一品は、「蛋包瓜仔肉湯(NT$60)」。豚肉のつみれと、きゅうりのキューちゃんのような漬物、半熟卵の入った、あっさり薄味のスープです。

卵の黄身を割ると、まろやかになって二度美味しい!台湾料理はクセの強いものが多いのかと思っていましたが、これまた日本人好みの味付けでしたよ。





魅惑のシロップがたっぷりかかった「豆花荘」の台湾スイーツ

寧夏夜市を堪能したあとは、夜市入り口の横断歩道を渡った先にある「豆花荘」に寄りました。ここは、豆乳で作られたヘルシーな台湾スイーツ「豆花」が食べられるお店!私が日本で食べた豆花はとっても美味しかったので、本場の味にも期待が高まります…!

メニューには日本語が書かれているので、先ほどのように勘で注文して間違える心配もありません(笑)。

台湾や日本のメディアでもよく紹介されているお店のようですが、この日は雨が激しかったからか、2階席はかなり空いていました。テイクアウトのお客さんも多いのかも。

私が注文したのは「湯圓豆花(NT$45)」。紅白団子がトッピングされた豆花です。アイスで注文したら、シロップを凍らしたシャリシャリの氷も乗っていました。

気になるお味は…そ、想像を超えてくる美味しさ!!豆花も美味しいのですが、なにより黄金色のシロップが格別の味わいです。べっこう飴のような甘さとレモンティーのような爽やかさが合わさった、魅惑の味。大きな器に入っていましたが、つるんと平らげてしまいました。

こちらは、友達が注文した「黒心白玉豆花(NT$55)」。一口分けてもらいましたが、ジョリッとした舌触りの黒ごまペーストが詰まった白玉は、お土産に持って帰りたいくらいの絶品です!

次に訪れた際は、タロイモ団子やピーナッツ、タピオカのトッピングも試してみたいな…。3種類ずつトッピングを楽しめるセットもあるので、お腹とお財布に余裕があれば、そちらを頼んでみるのもいいかもしれません!



寧夏夜市は、毎日17時半〜24時すぎまでやっているよう。短時間で回れる規模なので、他のスポットと併せても一晩で楽しめます(私たちはこのあと、バーに生演奏を聴きに行きました)。台湾グルメやローカルな雰囲気を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてください!



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このしおりのライター

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