春節を祝うビックイベント、光の祭典「2019台湾ランタンフェスティバルin屏東」に参戦してきました。「ランタンフェスティバル」は設置型ランタンを鑑賞するイベントで、ランタンを空に飛ばす「平渓天燈祭」とは別物です。
今年で30回目となり、内容も規模も年々パワーアップし続けているようです。in屏東での模様をレポートいたします。(3/3で終了)
開催地
毎年開催地は変わります。2年先までの会場が発表されていて、2020年は台中市、2021年は新竹市に決定しています。2019年開催地は台湾最南端の屏東県。
メイン会場 大鵬湾国家風景区
サブ会場 東港と屏東
いずれの会場へは電車か、特定駅から無料シャトルバスが運行されます。
潮州駅からのシャトルバスに乗りましたが、バス待ちの大行列が出来ていました。驚く程の人の多さでしたが列はどんどん進み30分ほどで乗車できました。多くのスタッフがテキパキ誘導ししっかり運営されているなと感心しました。参加者には入場チケットに変わるバンドが配布されます。
嬉しい記念品
なんと、外国人観光客には嬉しいプレゼントが用意されています。今年は「2019亥年ミニランタン」と「記念品(箸でした)」そして「ステージ着席観覧券」の3点です。数量限定と書かれていたので心配していましたが無事にゲットすることができました!
これをもらうために会場の端から端まで歩きました。会場は東京ドーム約9個分の広さ、広い上に人が多く自分のペースで歩けません。グループで行く場合は待ち合わせ場所を決めておいた方が良いでしょう。
ミニランタンを組み立ててみました!
色が切り替わる豆電球付。貯金箱としても使えるようになっています。
ランタンだけではありません!
ランタンの展示以外にも色々な催しがあちこちのエリアで行われます。メインステージでのライブ、メインランタンのレーザーショー、花火や水上ショーなど。HPにタイムスケジュールが載っていますので、見逃したくないショーがあれば事前にチェックしておきましょう。(会場が広いので見たいと思ってもすぐに開催場所に辿り着けないので)
▲ メインランタンのレーザーショー
▲ 花火
メインランタン
先ほどご紹介したメインランタンは東港特産のクロマグロがモチーフとなっています。
▲ 「巨鮪来富」(大きなマグロが富をもたらす)
毎年その年の干支がメインランタンのデザインに用いられてきましたが、2019年はその伝統を打ち破り、新たな思考を取り入れて、斬新且つ華麗な姿のランタンを登場させそうです。
干支ランタン
もちろん、会場には多くの豚が出没しています!日本ではイノシシですが中国や韓国ではブタです。
テーマ別ランタン
広い広い会場の中は、色々なテーマに分かれて展示されています。
宗教エリア
企業エリア
国際交流エリア
伝統を受け継ぎながら新たな革新をもたらす芸術性の高い作品も。
開催される地域の特性を活かした展示方法で、水陸両方の趣がたっぷりと味わえる演出がされています。
台湾ならでは、夜市風に屋台も沢山ありますのでグルメも楽しめます。
ランタンが発するメッセージ
伝統・文化・民族・食・農耕・環境・未来・平安などメッセージ性が高く、ただ綺麗に見せるだけではない取り組みも感じました。
会場内にはゴミ箱がたくさん設置されています。
各ゴミ箱前にパフォーマーの方が「分別」を強調するように立っています。意識をゴミに、さらには環境に向けさせる演出、素晴らしい取り組みです。
会場を埋め尽くす光の芸術に感動!
これだけ大規模なのに無料シャトルバスが頻発し、さらには入場も無料!太っ腹です!事前にろくに下調べをしなかったせいで見逃したランタンやショーがたくさんあったのが悔やまれますが、予想を超える会場の広さに全て網羅するのは1日では不可能かもしれません。
来年は台中です。次は数日余裕をもって参戦できればな、と思います。
以上、2019台湾ランタンフェスティバルin屏東レポートでした!