2019年1月22日(火)、「渋谷ヒカリエ」のカフェ&レストランフロアがリニューアル。6階フロアには、サンフランシスコ発・全てハンドメイドで創る小籠包と西安餃子の専門店「ダンプリングタイム 餃子時間」が日本に初上陸しました。実はここ、個人的にネクストブームの予感がするお店…!
中華料理屋…じゃない!? アートが彩るカフェのようなお店
「ダンプリングタイム 餃子時間」が入ったのは、エレベーターを降りてすぐの位置です。
かわいい餃子のネオンを発見!
入口横では、点心が丁寧に手作りされている様子を見ることもできます。小籠包の形を見ただけで、すでにお腹が鳴りそう…。
サンフランシスコ発の点心専門店とのことですが、店内はアメリカンでも中華風でもなく、明るいカフェの雰囲気です。
奥の壁はサンフランシスコ在住のアーティスト、リア・ローゼンバーグ氏によるアートで覆われており、そのレインボーのストライプ模様の上には、韓国アイドルのMVが投影されているという多国籍っぷり。お客さんの年齢層は幅広く、女性の割合が少し多い印象でした。
カラフルな点心に、ストローで吸う小籠包。気になるメニューを注文!
「ダンプリングタイム 餃子時間」の点心は、色の鮮やかさで有名な西安餃子をベースに、アメリカの感覚でカラフルな飾り付けをされたフォトジェニックな見た目が特徴。インスタグラムなどで拡散され、サンフランシスコのメディアを賑わせたのだそう。
メニューには写真がなかったので、本店のインスタやGoogle検索を頼りに注文してみました。
まずは、インスタを見て絶対に頼むと決めていた「トムヤムクン小籠包 6個(税抜880円)」。思わず写真に撮りたくなる、真っ赤でオシャレな小籠包です。
じゅわっと染みるスープと、酸っぱいタレが絶妙な組み合わせ。こんな見た目ですが、まったく辛くありません!
お次は、サンフランシスコ本店で一番人気のメニュー「キングダム(税抜850円)」。なんとこの特大サイズの小籠包、ストローを差して肉汁を飲むことができるんです!
ドキドキしながら吸い上げてみると、口に飛び込んできたのは旨みたっぷりのスープ。想像以上においしくて、最初の一口はちょっとビックリします! 小籠包の皮にも肉汁がよく染みていて、飲んでも食べても楽しめる新感覚のメニューでした。
こちらはサラダではなく「野菜の水餃子 8個(税抜900円)」。「水餃子どこ!?」と戸惑ってしまったのですが、ぱっと見ピーマンのように見えた塊が、実は緑の水餃子でした。酸味の強いチキンのソースをつけて、いただきます!
一口かじって驚いたのは、もっちりとした皮の分厚さと、具の重量感! 野菜やしいたけ、卵焼きなど、たくさんの食材がぎっしりと中に詰まっています。
続いては、面白そうな名前だからと注文してみた「海老トースト(税抜550円)」。フランスパンのような見た目ですが、中がしっとりとしていて揚げパンのような食感です。パンの中にも海老が挟まっているのですが、特に印象的だったのは「かっぱえびせん」のような香ばしい匂い! スナック感覚でパクパク食べてしまいます。
最後のデザートは、「ミルク饅頭(税抜600円)に即決。緑茶が練り込まれた緑の生地からは、よもぎのような上品な香りが漂っています。
ふかふかの饅頭と、その中にたっぷり詰まったミルク餡は相性ばつぐん! 月餅のような深みのある甘さが、病みつきになります。
SNS映え必至のメニューが揃う「ダンプリングタイム 餃子時間」。見た目のインパクトに負けず、味もちゃんと美味しいのがポイントです。気になったメニューがある方は、ぜひ実際に食べてみてください!