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【タイ】バンコク街歩き。レトロな街並みが残る「ジャルンクルン通り」を歩こう!


巨大なショッピングモールが次々と誕生し、すっかり大都会のイメージが定着したバンコク。

夜景やショッピングも良いけれど、やっぱり昔ながらのバンコクの街並みを楽しみたい! そう思って、バンコクの歴史あるストリート「ジャルンクルン通り(Charoen Krung Rd)」を一人で気ままに散歩してみることにしました。




「ジャルンクルン通り」とは

「ジャルンクルン通り(Charoen Krung Rd)」は、チャオプラヤー川と並ぶように走るバンコクの主要道路。通り沿いには、歴史あるコロニアル様式の建造物、「マンダリンオリエンタルバンコク」や「シャングリラホテルバンコク」といった名門ホテル、大使館などが集まっています。


今回歩いたのは、BTSサパーンタクシン駅から国鉄フアランポーン駅までのおよそ2.5kmの区間。

この道路は当時のヨーロッパの最新技術を用いて敷設されたため「New Road」と呼ばれているそうですが、今となっては New より Old のほうがしっくりくるような、昔ながらのバンコクの風景が残っています。




サパーンタクシン駅からスタート!

BTSサパーンタクシン駅の3番出口を出て、街歩きスタート!

ジャルンクルン通りを歩き始めてすぐ左手に「ロビンソンデパート(Robinson Department Store)」バンラック店があり、その周辺は特に賑わっています。


ロビンソン向かいの建物がレトロで可愛い。


トゥクトゥクやバイクがビュンビュン通る道路の脇に、ローカルな屋台・飲食店が多数並びます。




アサンプション大聖堂

しばらく歩き、「マンダリンオリエンタルバンコク」のある路地に入ってみました。黒猫を追いかけて路地の奥へ進むと・・・


こんな素敵な教会が!

「アサンプション大聖堂(Assumption Cathedral)」といって、タイにおけるカトリックの中心的存在となっているそうです。ミサの時間以外は観光客も中を見学することができますが、写真撮影はNGでした。

仏教国・タイにいることを忘れてしまいそうな空間です。




ストリートアートを探せ!

バンコクの街を歩いていると、ストリートアートがいたるところに描かれていることに気づきます。ジャルンクルン通りでも、有名なアーティストの巨大アートを見つけました!


建物の2〜3階部分に大きく描かれたこちらのアートは、タイ人アーティスト・MUEBONによるもの。ごちゃごちゃな電線の上を一輪車で走るキャラクターが右手に持っているのは、ビニール袋に入ったタイティーでしょうか。バンコクらしさが取り入れられたアートで可愛い!

私は今回見つけられなかったのですが、三つ目ウサギのキャラクターで有名なアーティスト・ALEX FACEの作品もジャルンクルン通りにあるみたいです。ストリートアートを探しながら散策してみるのも楽しいかもしれません。




美味しい天ぷらが食べられる!「BATT tempura」

寄り道しながら歩いていたら、すっかり暗くなってしまいました。お腹も空いてきたので、Instagramで見つけたお洒落なお店で晩ごはんをいただくことに。実はここ、「天ぷら」のお店なんです!

厨房がガラス張りになっていて、天ぷらを揚げる様子を外からも見ることができます。腕組みしながらじっと見学している人たちがいて不思議な光景(笑)


店内はこんな感じでめちゃくちゃ可愛い! 椅子は派手なピンクで統一されています。

観光客らしき姿はありませんでしたが、メニューには英語表記もあって安心。「BATT Tempura Set」(350 THB)を注文してみました。ローカル感満載のお洒落なお店で出てくる天ぷらセット、一体どんな味なんでしょうか・・・。

運ばれてきたのがこちら。


想像以上に豪華・・・!

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、鰹節がたっぷり乗ったサラダもセットになっていました。天ぷらセットはボリューム満点で、全体的に日本の味に近いと思います! お味噌汁も美味しくて、なんだか落ち着きました。

「BATT tempura」の営業時間は11:00〜22:00、日曜定休です。バンコクで和食が恋しくなったら、ぜひ寄ってみてください。




ゴールは、国鉄フアランポーン駅

ジャルンクルン通り散策、最後は「国鉄 フアランポーン駅」へ。ライトアップされた美しい姿が見られました!

フアランポーン駅(バンコク駅)は100年以上の歴史を持つバンコク最大のターミナル駅で、日本で言うと東京駅のような存在。趣あるドーム型の駅舎には、タイ国民だけでなく、世界中の多くの旅人の思い出が詰まっていることでしょう。


そんなフアランポーン駅が、もうすぐ鉄道駅としての役目を終えてしまいます。数年以内にターミナル機能が「バーンスー駅」へと移され、フアランポーン駅は博物館として保存されるそうです。

それにともなってこの周辺も再開発が進められ、商業施設やホテルなどの建設が予定されているとのこと。この記事でご紹介したジャルンクルン通りの雰囲気も、もしかしたら数年後にはガラリと変わっているかもしれませんね。





ジャルンクルン通り散策を終えて。

2.5kmなんてあっという間だろうと思っていたのですが、蒸し暑いバンコクでの2.5kmはとっても長く感じました。水分補給は必須で、カフェや飲食店で休憩しつつ散策を楽しみましょう。ジャルンクルン通りにはトゥクトゥクもたくさん走っているので、疲れたら乗ってみるのもアリだと思います。


昔ながらのバンコクの風景を残しながら、進化しつつあるジャルンクルン通り。あなたものんびり歩いてみませんか?



このしおりのライター

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