“秋の絶景”として有名になった「国営ひたち海浜公園」の真っ赤なコキア。あまりにも有名なため、人が多そうで今まで行かなかったのですが、先日友人に連れられて行ってきました。人は多かったですが、想像を超える絶景が見られて感動しました!
国営ひたち海浜公園って?
茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」は、約200ヘクタールという広大な面積の公園です。これはなんと東京ディズニーランド4個分の大きさ!かなり広いので園内を歩いて全部回るのは結構きついです。そのため、園内にはレンタサイクルや周遊するシーサイドトレインなどがあります。
人気のシーズン、無料入園日はかなり混雑!
東京都心から「国営ひたち海浜公園」までは、高速を使って車で2時間ほどです。しかしこの日はひたち海浜公園IC付近で渋滞に巻き込まれ、4時間かかりました。公園に到着してから気づいたのですが、私が訪れた10月21日(日)は無料入園日でした。混むのも当然ですね...
帰りもとても混雑しており、電光掲示板には「水戸南」〜「土浦北」まで渋滞40km、100分という絶望的な情報が...。帰りも4時間かかりました。あまりに混みそうな日は、電車とバスを乗り継いで行った方がいいかもしれません。
真っ赤なコキア!...の前にコスモス!
「みはらしの丘」という場所にコキアが植えられているのですが、その丘の入り口にはピンクや白などの可愛らしい色をしたコスモスがたくさん咲いていました。
コキアに負けず劣らず綺麗なコスモス畑は、人気のフォトスポットになっていました。隣で見ていた家族も「コキアを見に来たけれど、コスモスの方が好きかも!」と言っていました。
約32,000本の真っ赤なコキア
約32,000本の真っ赤に色づいたコキアが一面に咲き誇っています。この日は雲ひとつない快晴だったので、青空とのコントラストも美しかったです。
公園を訪れたほぼ全ての人が見晴らしの丘に集まるので、かなり混み合っていました。自分のペースで歩くこともできなければ、自分の撮りたいスポットで写真を撮ることもなかなかできません。しかし、そんな煩わしさも美しいコキアを見たら吹き飛びました!
コキア×コスモス×青空×海は絶景!
遠くから見たらふわふわしてるのかなと思うコキアですが、近くから見ると意外とチクチクしていて硬そうなのがわかります。
2018年の「きて みて さわって コキアカーニバル」は10月21日(日)に終了してしまいましたが、コキアはまだ見ることができます。真っ赤に色づいた後は徐々に黄金色に変化します。真っ赤もいいですが、黄金色のコキアもまた違う美しさがあるかもしれませんね!
コキアは枯れて黄金色になった後、ほうきの素材として使われることもあるため、“ほうき草”や“帚木”とも呼ばれています。みはらしの丘の入り口付近の小屋では、ほうき作りのためにコキアが干されていました。
丘の頂上にはススキも!
丘を登り切ると、太陽の光を浴びて黄金色に輝くススキが群生していました。ススキとコキアのコラボも丘の頂上から望むことができます。
園内をたくさん歩いてお腹が空いていたので、頂上から入り口まで戻っている時にコキアが焼きマシュマロに見えてきました(笑)
歩いた後に食べる「コキアソフト」は最高!
みはらしの丘から降りてくると「コキアソフト」なるものを発見しました!フレーバーは、イチゴ味の「赤」と抹茶味の「緑」と「ミックス」の3種類。私は両方食べたかったので、「ミックス」をいただきました。
買ったらすぐに食べたくなりますが、せっかくならコキアを背景にコキアソフトの映える写真を撮影してみてはいかがですか?このコキアソフトは10月28日(日)までの販売で、値段は全種類400円です。
プレジャーガーデンエリアではバラも見られる!
例年11月上旬〜11月中旬に見頃を迎える「常陸ローズガーデン」の秋バラですが、今年は気象状況の影響で1週間から2週間程度開花が早まっているそうです。そのため、10月下旬でも開花している秋バラを見ることができました。
赤や白、ピンクのバラなど様々な色のバラが咲いています。「クロード・モネ」や「エドガー・ドガ」など有名画家の名前を冠したバラもあって、美術好きなら名前を見るのも楽しいです!
今しか見られないコキアの絶景を見に行こう!
以上、国営ひたち海浜公園のコキアの絶景をご紹介しました!
コキアの観賞時期は今月下旬までとなっています。ぜひ訪れてみてください!