台南市は台湾最大のマンゴー生産地。早い物では3月から収穫が始まりますが、最盛期は6~7月。今年は6/23~生産各地でマンゴー祭りも開催されています。中でも玉井は 芒果的故郷(マンゴーの故郷)として自他ともに認める一大生産地!
マンゴーに囲まれて大好きなマンゴーを食べたい・・・。そんな小さな夢を叶えるべく、玉井まで足を運んでみました。
行き方
台南駅前から興南客運のバスで1時間程。驚くほどバスは頻発しているので困ることはありません。1時間、場合によっては1時間以上かかるので席を確保することをお薦めします。玉井に近づくにつれ山の斜面を埋め尽くすマンゴー畑が見えてきます。
写真では分かりにくいですが、白い袋を被ったマンゴーが山一面に!これを見てさらにマンゴー欲が高まります!街の入口ロータリーに大きなマンゴーオブジェが見えたら降りる準備を。すぐに終点「玉井」に到着します。
街はマンゴー一色!
小さな街なので迷う心配はありません。
店舗の前に無造作に置かれているマンゴー。
マンゴーのイラストやマンゴーを模したキャラクターを街中いたるところで見かけます。
もう頭の中は“芒果”一色です!
玉井老街
早速向かったのはかき氷店が並ぶ玉井老街。
お目当ては約20年の歴史をもつ有間冰舖さんです!
有間冰舖さんの一番人気は「芒果無雙」というトリプルマンゴーかき氷!!!
何がトリプルなのかと言うと・・・
1. 自家製100%のマンゴージュースを削ったふわふわかき氷
2. かき氷の上には愛文マンゴーと情人果
※情人果とは未成熟な土マンゴー(台湾原生種)を小さく切って砂糖漬けにしたもの
3. トップにはマンゴーアイス
サイズは小、大、特大、加大、家庭號と5つ。
とにかくマンゴー欲MAXな状態だったので中間をとって特大をオーダーしてみました。
アイスが3玉きました!!!
サイズ違いは、かき氷の量とアイスの玉数に違いがあるだけ、マンゴーはどのサイズを頼んでもほぼ同量なようです。マンゴージュースのかき氷はさっぱりマンゴー味、甘い甘い愛文マンゴー、お新香みたいな情人果でお口直し、クリーミィなマンゴーアイス。どこを食べてもマンゴーが襲撃してくる、マンゴー好きにはたまらない一品です!
青果市場
農家さん持ち寄りの色とりどりのマンゴーが並ぶ青果市場。
カゴ売りがメインですが、バラでも買えます。
日本には持って帰れないので、ホテルで食べるようにバラで購入しました。グラム売りで、大玉2個で80元(約320円)でした。激安です!
かなり大き目。これは玉文マンゴーという品種で「金煌(きんこう)」と「アーウィン」を掛け合わせた台湾生まれのもの。
市場内のお店ではカットマンゴーをいただきました。
マンゴーに囲まれてマンゴーを食べる。
至福のひとときでした!
マンゴーを愛でる
市場近くにはマンゴー畑があります。
一つ一つ白い袋が被せられ大切に育てられているマンゴー。美味しいマンゴーがいただけるのは農家さんの努力の賜物。感謝して、たくさん消費しようと改めて思いました。
生マンゴーはお持ち帰りできないので、ドライマンゴーをお土産に。ドライでも肉厚でジューシー!ヨーグルトに一晩漬けて食べるとまるで生のマンゴーのごとく生まれ変わりますのでお試しあれ!
まさに今が旬!の台湾マンゴー。台北や台南、市内の店舗でいただくマンゴーも美味しいけれど、生産地でマンゴーに囲まれて食べるのもまた美味しさが増す気がします。台南からはアクセスもいいので、マンゴー好きの方は是非、芒果的故郷の玉井へ足を運んでみてください。