可愛らしいミニチュアの世界が広がる展覧会『田中智 ミニチュアワールド「Face to Face もっとそばに」』が、2018年4月27日(金)~2018年5月27日(日)までの期間、銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催されています。
この可愛らしい展覧会に先日行ってきたので、今回は、展覧会の内容を少しだけご紹介します。
田中智 ミニチュアワールド「Face to Face もっとそばに」とは?
『田中智 ミニチュアワールド「Face to Face もっとそばに」』は、独学でミニチュア作りを学んだというミニチュア作家・田中智さんの見て聞いて感じた目線がミニチュアの魅力となって表現されている展覧会です。
実物の1/12スケールの小さな作品たちはどれも目を疑うほど繊細に、本物さながらの質感で創られています。「小さな 小さなシアワセと笑顔がたくさん生まれる場所になりますように。」という想いが込められています。
美味しそうな食べ物のミニチュアたち!
実際に私たちがいつも食べているものと遜色のない、むしろそれよりも美味しそうに見える食べ物のミニチュアが展示されています。1つのジャンルに偏ることがなく、幅広いジャンルの食べ物のミニチュアが揃っています。
このミニチュアのひとつひとつの大きさは、人差し指の指の腹にのる程度の大きさです。会場内では虫眼鏡の貸し出しも行っているので、虫眼鏡を使ってよーく作品の細部まで観察してみてください!その細かさには感服させられます。
会場内では、ミニチュアのお寿司の作り方が説明されていますが、細かすぎて説明されても作ることができません。アーティストである田中智さんの手先の器用さにひたすら驚くばかりです。
展示内で、ミニチュアの作品を指に載せているように写真を撮れるスポットも用意されています。直接作品には触れられませんが、写真の撮り方次第では面白い写真を撮れますよ!
食べ物だけじゃない!日用品もミニチュアに!
すごいミニチュアは食べ物だけではありません。シルバニアファミリーを彷彿とさせるミニチュアの家のセットもかなりの力作。小さめのノートパソコンほどの大きさの家の中には所狭しと家具が置かれています。
ひな祭りの日に家に飾られるお雛様とお内裏様の雛人形やジュエリーもミニチュアサイズに。残念ながら作品は売られていませんが、あまりのかわいさに家に持って帰りたくなります。
ブタの蚊遣器(かやりき)やアサガオなど夏の風物詩が展示されているスペースもあり、これからの季節にぴったり。夏が待ち遠しい気持ちになります。
ミニチュアの世界を覗き込もう!
作品をそっと覗き込むように近づくと、本物かと見間違えるほど精巧に作り上げられたミニチュア作品の世界が広がっていました。
入場料も無料なので、銀座を訪れた際は是非ふらっと立ち寄ってみてくださいね。
休日は14:00-17:00の時間帯が混雑するようなので、ゆっくり写真を撮りながら鑑賞したいという方は時間帯をずらして訪れることをおすすめします。
『田中智 ミニチュアワールド「Face to Face もっとそばに」』詳細情報
開催期間:2018年4月27日(金)〜2018年5月27日(日)
営業時間:A.M.11:00〜P.M.8:00(入場は閉館の30分前まで)
会場:ポーラ ミュージアム アネックス(ポーラ銀座ビル3階)
入場料:無料
参加アーティスト:田中智(たなかとも)
公式サイト:http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html