台湾旅行の楽しみといえば、夜市での食べ歩き。台湾南部の都市・高雄では、「六合夜市」と「瑞豊夜市」の2つの夜市が有名です。
今回は、ガイドブックで紹介されることも多い観光客向けの夜市「六合夜市」をご紹介します!
「六合夜市」への行き方
まずは、MRTで美麗島駅へ向かいましょう。
美麗島駅は「世界で最も美しい地下鉄の駅」の第2位に選ばれたことで有名な駅。改札を出たところにあるガラスのアート「光之穹頂(Dome of Light)」は一見の価値ありです。
六合夜市は、この美麗島駅の11番出口から徒歩3分ほどとアクセス抜群。
大きな通りの両側に屋台が並び、真ん中には椅子とテーブル、ゴミ箱がところどころに設置されています。この日は平日なので比較的空いていました!
名物!「鄭老牌木瓜牛奶」のパパイヤミルク
さて、六合夜市に来たら必ず寄りたいドリンクスタンドがあります。それがこちらの、「鄭老牌木瓜牛奶」。お店があるのは六合夜市の入り口付近で、有名人のサインがびっしりと書かれた看板が目印! 行列ができていることも多いのですぐに分かるかと思います。
▲ 木瓜牛奶(60元)/ 「鄭老牌木瓜牛奶」にて
店名にも入っている “木瓜牛奶” とは、パパイヤミルクのこと。こちらのお店のパパイヤミルクは、六合夜市名物として知られています。
前日に台北の夜市で飲んだパパイヤミルクがあまり美味しくなかったので少し苦手意識があったのですが、こちらのお店のパパイヤミルクは本当に美味しい!!! スムージーのような舌触りで、ほどよい甘さでした。
海の幸がゴロゴロ入った、贅沢な海産粥
高雄は港町として知られる都市だけあって、この夜市にも海鮮が多く並びます。食べてみたいなあと以前から気になっていたのが、海鮮粥。六合夜市内に海鮮粥を提供する屋台はいくつかあるようですが、今回は夜市の一番奥にある「荘記」というお店でいただきました。
▲ 海産粥(120元)/ 「荘記」にて
屋台裏のテーブルで待つこと数分。エビ、イカ、カキなどの具がゴロゴロと入った、贅沢な海鮮粥が運ばれてきました!
殻が付いていてちょっと面倒くさい・・・と思ったエビが、激うま。いろいろと食べ歩くつもりだったのに、これだけでも結構お腹いっぱいになってしまいました。
チャレンジャー向け?「高雄東山鴨頭」
Google Mapで評価の高いお店を探して回っていたところ、「★4.4 デリカテッセン」と書かれた、「高雄東山鴨頭」という屋台を発見。
「鴨」というのはアヒルのことで、こちらの屋台ではアヒルの頭や舌などを甘辛く煮込んだものが並んでいます。購入方法は、トングを使って好きな部位を自分で取り、それを店員さんに揚げてもらうという流れ。
▲ 一番奥に並んでいるのが頭。そのままの形です。。
日本ではアヒルを食べるなんてなかなか聞きませんが、台湾ではお馴染みの料理。味は美味しいとよく聞きますので、興味のある方は召し上がってみてはいかがでしょうか。
観光夜市ならでは!? ちょっといじわるなアイス屋さん
六合夜市は観光客が多く集まる夜市とあって、“お客さんをからかって遊ぶトルコアイスの屋台” があります。よく海外を旅する方は、どこかの国の観光地で見かけたことがあるのではないでしょうか?
アイスを渡すふりをして渡さない見事なパフォーマンスで、見ていた人はみんな笑顔に。陽気な屋台のおじさんに、ぜひ騙されてみてください。
初めての高雄なら、まずは六合夜市へ!
他にも、美味しい台湾グルメやお土産の屋台が多数!
六合夜市は年中無休、18時頃から夜中の2時頃まで営業していますし、美麗島駅からすぐというアクセスの良さも魅力です。高雄旅行1日目の夜は、六合夜市でめいっぱい食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
次の記事では、地元民に人気の夜市「瑞豊夜市」をご紹介します!