【2日目】午前:観光スポットが集まる「サン・マルコ広場」へ
△写真は鐘楼からの景観。右下がサン・マルコ広場
2日目の午前は、ベネチアの中心とも言える「サン・マルコ広場」へ。“世界で最も美しい広場”とも称されており、ドゥカーレ宮殿など回廊がある建物に囲まれています。冬の時期は、天候などの影響でたまに広場が水没することも。
サン・マルコ広場には鐘楼があり、その上から眺めるべネチアの街並みは絶景。階段は一切なく、エレベーターで一気に上まで登れるので、体力に自信がない人でも大丈夫ですよ。
エジプトのアレクサンドリアから聖マルコの聖遺物(遺骸)を運んで来たことを記念し、聖マルコに捧げられた大聖堂である「サン・マルコ寺院」。“黄金の教会”と呼ばれている通り、内部はあらゆるところが黄金に煌めいています。
大聖堂内は大きなリュックなどは持ち込み禁止、また写真撮影禁止となっているので訪れる際は注意してください。金髪のマダム集団がパシャパシャ撮影しており、周りの人から冷ややかな目で見られていました。(直接的な注意はされていませんでしたが...)
【2日目】お昼:最古のカフェ「カフェ・フローリアン」で小休憩
サン・マルコ寺院や鐘楼など一通り、満喫したらサン・マルコ広場内にある「カフェ・フローリアン」で小休憩。1720年創業というベネチアに現存する最古のカフェで、カフェ・ラッテ発祥のお店として知られています。店内は、美術館や教会のような美しい装飾が施されており、その辺のカフェとは一線を画しています。
私はホットチョコレートを飲みましたが、甘すぎることなくとても美味しかったです。(好みに応じてシュガーを入れることも可)。ケーキやトーストなどの軽食も充実しているのでモーニングからティーブレイクまで幅広く利用することができます。
【2日目】午後:カラフルな街並み「ブラーノ島」へ
2日目の午後はカラフルな街並みで人気を集めている「ブラーノ島」へ。霧が出やすいこの島に住んでいた漁師が、漁の帰りに自分の家をわかりやすくするために、家をカラフルな色に塗装したのが始まりと言われています。
ベネチア本島の北側にあるフォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove)停留所発着の12番線からヴァポレット(水上バス)でおよそ40分。街はそこまで広くないのでのんびりしても2〜3時間くらいでぐるりと周ることができます。
【2日目】夜:「TRATTORIA alla Madonna」で最後の晩餐
ベネチア最後の晩餐は「TRATTORIA alla Madonna(トラットリア アラ マドンナ)」で。大通りではなく細い小道にひっそりと佇んでいながら、店内は多くの人で賑わう人気店。
ムール貝の酒蒸しに、茹でた海老などの盛り合わせ、海鮮リゾット、ボンゴレなど、この日の夜は、思いっきりベネチアの海鮮を満喫しましょう。海外にいると和食が恋しい気分になることがありますが、イタリア料理はとても美味しいので今回はそんな気分にもならずに、もっとイタリア料理を食べたい気分でした。
【3日目】午前:街のケーキ屋さん「TonoLo」へ
ベネチア本島の真ん中あたりに店を構える「TonoLo」。ケーキをはじめとした美味しいスイーツを販売しており、店内はいつも人がいる人気店。奥まった場所にあるのでGPSを頼りに訪れましょう。
絶品のティラミスが人気のようで、売り切れになってしまうことも。なので午前中に訪れることをオススメします。もちろんティラミス以外にも、ピスタチオケーキやミルフィーユなどもかなり美味しいので一度ご賞味あれ。
【3日目】お昼:「Trattoria Casanova」で名物のイカスミパスタを食す
海の近くにあるため海の幸が有名なベネチアは、ボンゴレやイカスミパスタが名物です。「Trattoria Casanova」のイカの切り身がトッピングされたイカスミパスタは生臭さがなく、ほどよい塩気で美味しい。歯が黒くなるので食後のアフターケアは忘れずに。
初めてのイタリア周遊旅行を最高の旅に!
以上、初めてのベネチア旅行にぴったりの観光スポットをご紹介しました。連休などで少し長めの休暇を取れた際は、ぜひ足を伸ばしてベネチアを訪れてみてはいかがでしょうか。