今年の桜シーズンは昨年と違って晴天が続き、お花見を楽しめた方が多いのではないでしょうか? 私も先日、日本さくら名所100選に選ばれている愛媛県の「松山城」でお花見してきました!
松山城では2018年4月7日(土)〜8日(日)に「松山春まつり(お城まつり)」が開催されるとのこと。桜はすでに散り始めているようですが、お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は、桜シーズンの松山城の魅力をご紹介します。
(撮影日:2018年3月31日 桜は満開でした!)
巨大な要塞!「松山城」
愛媛県松山市の中心部に位置する「松山城」は、築城の名手・加藤嘉明(かとうよしあき)が1602年に築き始めたお城。日本で12箇所しか残っていない、江戸時代またはそれ以前に建設された天守「現存12天守」の一つで、天守を含めて21もの重要文化財を有しています。
大きな特徴は、防備が厳重かつ複雑な構造。姫路城と同じ「連立式天守」に分類されるそうです。
事前に情報を読んだだけではピンと来なかったのですが、実際に訪れてみると、そのスケールの大きさに大興奮!!! まさに “戦うためのお城” といった印象を受けました。
▲ ロープウェイ乗り場付近にある、加藤嘉明公の像
松山城は、城好き・旅好きの間ではかなり人気のあるお城で、トリップアドバイザーの「旅好きが選ぶ!日本の城 ランキング 2017」では第3位に選ばれています。
特に桜シーズンは大人気で、毎年3月下旬〜4月上旬には多くの花見客で賑わいますよ。
リフトで空中散歩
山の上の松山城へは歩いて登ることもできますが、多くの方はロープウェイやリフトを利用されるようでした。ロープウェイとリフトはチケットが共通で、列を見て空いている方に並ぶことが可能です。
今回は、往路はロープウェイ・復路はリフトに乗ってみることに。
桜シーズンはこんな光景を楽しめるんです・・・!
▲ ロープウェイから撮影。
▲ リフトに乗って撮影。
一人乗りのスリリングなリフトで、桜を眺めながら空中散歩を楽しむことができます。こんなふうに桜を眺めるのは初めて! 高所恐怖症でなければ、一度はリフトに乗ることをおすすめします。
これぞ日本の絶景! お城と桜のコラボを収めよう
ソメイヨシノ、ヨウコウ、ツバキカンザクラなど、松山城には約200本の桜が咲きます。風情あるお城と桜のコラボは、日本の春を象徴する風景。ぜひカメラに収めましょう!
天守に近寄り過ぎると、桜と一緒に写すのが難しい・・・。少し離れたところからズームして撮影するのがおすすめです。
花より団子? 松山名物を堪能しよう
▲ 左:「マドンナ団子」、右:「坊っちゃん団子」(各150円)
松山城の茶屋で、松山名物の「坊っちゃん団子」と「マドンナ団子」をいただきました。
坊っちゃん団子のモチーフになったのは、夏目漱石の小説『坊っちゃん』に、“大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた” と登場する団子。上から抹茶・黄身・小豆の餡で出来ています。
一方のマドンナ団子は、上からイチゴ・ミルク・カフェオレ味。店内には「団子というよりも dango」と説明書きがありました。洋菓子のような、新しい味のスイーツです。
▲ 左:「いよかんソフト」、右:「さくらソフト」(各300円)
こちらは、ロープウェイを降りてすぐに買った「いよかんソフト」と「さくらソフト」。ぽかぽか陽気の中、桜を眺めながら食べるソフトクリームは最高に美味しい!
ちなみに上の方にある茶屋では、伊予柑果肉ソース付きのちょっと贅沢ないよかんソフト(400円)も売っていましたよ。
▲ 噂の、みかんジュースが出てくる蛇口も発見!
ごはんをがっつり食べたい方には、「鯛めし」や「じゃこ天」などもおすすめ。ご当地ドリンク・ご当地グルメを片手にお花見を楽しめるほか、広場でシートを敷いてお弁当を食べることも可能です。
【まとめ】桜シーズンの松山城は、一度は行くべき!
桜シーズンの松山城は、想像していた以上に素晴らしい風景でした! 迷路のような通路をぐるぐると歩き、重厚感のある門をくぐって天守へ向かう中でも、満開の桜と素晴らしい眺望を楽しめます。
ぜひ、近くの道後温泉とあわせて訪れてみてください。