皆さんこんにちは。
先日 水戸の梅まつりに行ったついでに、「アクアワールド茨城県大洗水族館」を訪れました。ここは太平洋に面した水族館で、日本でもトップクラスの規模!
茨城の海を再現した大水槽では、サメ、エイ、数千匹のイワシなど、約80種もの海の生き物たちが飼育されています。また、マンボウ専用水槽や、ダイナミックなショーも人気。子連れでのお出かけにもおすすめです。
そんな「アクアワールド茨城県大洗水族館」で今、“毒” をテーマにした企画展が行われているということで見に行ってみることに。
企画展「毒・ラボ」− 5月6日まで開催!
企画展のタイトルは、「毒・ラボ 〜こちら大洗海洋毒生物研究所〜」。2018年1月13日〜5月6日まで開催されています。
ここが入り口。
この中にいる21種114匹の生き物は全て毒を持っているものだそうです。恐ろしいですね。今回はこの中でも特に印象に残った生き物をご紹介したいと思います。
一匹目は、「ハナミノカサゴ」。
主に琉球列島/太平洋・インド洋に生息しており、刺されると痛みが数時間続き、赤くはれて熱を持つそうです。ダイバーの間では「きれいだが近づいてはいけない生き物」として有名だとか。実際に見てみると縞模様がとても綺麗で、ダイビング中に見つけるとうっかり近づいちゃうかもしれないですね。
続いては、「ムラサキハナギンチャク」。
本州中部~九州に生息しており、水深30mの砂地や泥地で見かけることができます。毒はそこまで強くなく、刺されると腫れる程度らしいです。口周りには70本以上の触手があり、色は紫以外にも様々な個体がいるそうです。水槽の中には白色と紫色がゆらゆら揺れていました。
こちらは「エラブウミヘビ」です。
琉球列島・台湾~フィリピン・インドネシア近海に生息しており、毒の強さは「ハブ」の50~80倍の強さ! 咬まれると筋肉が麻痺して、呼吸困難の症状が出るそうです。可愛い顔して恐ろしい毒を持っている奴ですね。性格は非常に大人しく口も小さいため咬まれる可能性は少ないそうですが、無暗に触ったり近づいたりしないほうが無難かもしれません。(それにしても可愛い)
そのほかにも、
「オニダルマオコゼ」
「ヒガンフグ」
「ガンガゼ」
など、多くの毒々しい生き物が水槽で泳いでいました。実際に近づけない生き物を間近で見学できてとても面白かったです!
今回は「アクアワールド」の企画展「毒・ラボ」についてご紹介しましたが、ほかにも様々な魚を見学できます。茨城を訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか。
それではまた。