Bremenです!
今月10日まで公開の、皇居乾通り一般公開に行ってきました。昨年は行われなかった一般公開、僕自身は初めてになります。普段は入れないベールに包まれた世界の一端を、少しだけご覧ください。
(撮影日:2017年12月3日)
皇居乾通り一般公開とは
皇居乾通り一般公開は、2014年天皇陛下の傘寿を記念して始まった公開で、毎年春と秋に行われています。(昨年のように行われない場合もあります。)
入口は坂下門から
皇居前広場では入場に際し、手荷物検査と金属探知機での検査があります。ポケットから金属類や携帯などを出してチェックを受けるので、まさに空港レベルのセキュリティです。
この検査のため長い列になっていますが、流れていればそれほど検査まで時間はかからないと思います。
宮殿
入ってすぐに現れるのは、宮殿です。
皇室会議が開かれたばかりのおなじみの場所です。
宮内庁庁舎
日本の行政機関の一つ、内閣府の機関である宮内庁の庁舎が目の前にど~んと現れます。建物の形や普段見られない存在から、とても大きな存在に見えます。
蓮池参集所
皇居内での奉仕(ボランティア)を行う人たちの集会所のようです。
山下通り
両側の素晴らしい紅葉が見頃でした。
乾通り一般公開では入れませんが、桜も見事な通りのようです。
冬桜と紅葉
局門(つぼねもん)手前には冬桜が咲き、紅葉とのコラボレーションが楽しめました。
局門(つぼねもん)付近の紅葉
真っ赤に染まるカエデが鮮やかでした。
独特の黒壁とのロケーションが絶妙でした。
局門
門の手前の紅葉が見事でした。乾通り紅葉スポットで一番のスポットです。門と紅葉を入れるととても素敵な写真になります。
江戸城時代は大奥女中用の通用門として使用され、「お局門」と呼ばれていたようです。
イチョウの大木
局門の右前方に、大きなイチョウの大木と松の大木が、ものすごい存在感で現れます。イチョウの黄色が色鮮やかでした。
門長屋
いわゆる長屋門です。桜の木が前にあるので、春の公開では桜と長屋が見られるようです。
道灌濠
遠くの紅葉が綺麗でした。
こちらも桜の時期、濠に突き出す桜で見事な景色のようです。
出口案内看板
道灌濠からすぐに、出口の案内があります。
真っ直ぐ乾門へ抜ける真っ直ぐな道で、右は皇居東御苑から北桔橋門(きたはねばしもん)や平川門へのルートになります。おすすめは、右に曲がり西桔橋(にしはねばし)を渡るこの写真のルートです。
西桔橋(にしはねばし)より乾濠(いぬいぼり)
出口案内看板から右に曲がるとするに現れるのが、西桔橋です。この橋は、乾通り一般公開の時にしか渡れない橋のようです。橋の上からは、乾濠や乾通りの紅葉や遠くにビルを眺めることが出来ます。
石垣と紅葉
西桔橋から左に曲がる坂の右側に現れる、立派な石垣の上から垂れ下がる紅葉が見事でした。石垣と紅葉のロケーションはとても見ごたえがありました。
最後に・・・
春、秋通して初めて通った皇居乾通りでしたが、天気も良く紅葉もまだまだ綺麗で大満足でした。普段は絶対に入れない領域であり、見られない景色ばかりで、とても楽しい一時でした。
入場待ちからゆっくり観覧して1時間位でした。中に入ってしまえば、人混みはそれほど気にはなりません。ただし、撮影スポットでは、ベストショットを撮るために少し待つことはありました。
2017年12月2日から10日(10:00~14:30入場)までの限定公開ですので、ぜひ時間を作って訪ねてみて下さい。