アフリカ南部の沿岸海域だけに生息しているケープペンギン。野生のケープペンギンを間近で観察できるペンギンコロニーはフォルス湾に面したボウルダーズ・ビーチにあります。住宅街のすぐ近くで生息しているのも珍しく、多くの観光客が訪れるこの地はケープ半島観光の目玉ではないでしょうか。
邪魔せずに観察しよう!
人間は浜辺に造られたボードウォーク上から観察します。
大量の人間たちに臆することなく、のんびり過ごすペンギンたち。
気持ちよさそうに泳ぐ集団も。
行くまでは、そうは言っても遠目でしか見られないだろうな、と思っていたのですが、かなり近いです!
ボードウォークのすぐ脇にも親子ペンギンの姿が見えました。
年代順に見てみよう!
ケープペンギンは目の周りが淡いピンク色、首の下に黒い細い帯が1本、そしてお腹には黒い斑点模様があるのが特徴です。
顔が段々白くなってきているけど、まだ首の下の黒い細い帯がありません。
この子はまだ頭部も茶色く、目の周りのピンクもさほど広がってません。
ベイビーペンギンはふさふさの茶色の毛で覆われています。大人とは毛質・色が全然違います。
体は大きいけれど、幼さ丸出しの寝姿がなんとも言えなく、守ってあげたい気分になります。
仲良し夫婦!
一夫一妻制、夫婦で協力して子育てをします。
孵化してから3か月は親が餌を与えます。訪れたときはちょうど自立し始めの子供達が多かったようです。
とにかく可愛い!
一挙一動が可愛くて可愛くて、ふるえます!
特にこのうしろ姿が可愛すぎて、神がかってます!
声を大にして言いたい。
可愛い♥
実は絶滅危惧種のケープペンギン。環境汚染や天敵動物、餌の減少などでダメージを受けました。半分以上は人間の責任で追い詰めているのです。追い詰めた人間に保護されるペンギン・・・なんとも皮肉さを感じますが、いついつまでも可愛さを振りまいて平和に暮らしていって欲しいと願います。