今回は、これから初めて台湾へ行く方向けに【2泊3日 台北モデルプラン】を考えてみました!
ジブリ作品『千と千尋の神隠し』の雰囲気が楽しめると話題のあの場所はもちろん、お洒落カフェが併設されたリノベーションスポット、私が台北で一番好きな小籠包のお店もご紹介します!
初めての台湾旅行でどこへ行ったら良いか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
【1日目】9:20 成田空港発
東京から台北へのフライト時間は、およそ4時間。
出発時刻は一例です。早朝発など様々な便があるので、ご自身の都合や体力、自宅から空港への距離などを考えて計画してみてください。
12:15 台北着 市街地へ
到着したらまず、空港のカウンターで悠遊卡(ヨウヨウカー/easy card)を買ってみましょう!Suicaのような交通系ICカードで、これにお金をチャージしておけば駅で毎回切符を購入する手間が省けます。コンビニでのお買い物にも使えて便利です。
桃園国際空港から台北市内への移動は、2017年3月に開通した「MRT桃園空港線(桃園機場捷運)」が便利!料金が安く乗り方も分かりやすいので、台湾が初めての方にもおすすめです。空港と台北市内を快速なら約35分、普通列車なら約45分で結んでいます。先ほどご紹介したICカード「悠遊卡」も利用できますよ!
13:30 台北で絶品小籠包を。私のイチオシはここ!
台北に来たからには美味しい小籠包を!
私がこれまで訪れた中で、味・お店の雰囲気ともに一番気に入っているお店は「京鼎小館」です。アクセスは、MRT「台北小巨蛋」駅から徒歩約5分、もしくはMRT「南京復興」駅から徒歩約13分。土日と平日で営業時間が異なるようなので注意してください。
観光客向けすぎず気取らない店構え(よく見ないと気付かずスルーしてしまうかも)ですが、日本語メニューもあるため日本人観光客も入りやすいです。周辺で働く台湾在住の日本人も多いもよう。緑色の烏龍茶小籠包と、ぷりっぷりの海老シュウマイがおすすめ!
16:30 レトロな迪化街を観光
ホテルに荷物を置いて身軽になったら、台北で外せないスポット「迪化街(てきかがい)」へ。
迪化街は台北で最も古い問屋街であり、老舗店がひしめき合うレトロな街並みが魅力です。アクセスは、MRT「北門」駅から徒歩10〜15分程度。
台湾の屋台グルメに挑戦してみても良いですし、台湾茶などのお土産をここで買ってみるのも良いでしょう。レトロな街並みに溶け込んで、お洒落なカフェも最近続々とオープンしています。
また、台湾最強の縁結びの神様として有名な「月下老人」が祀られているお寺「台北霞海城隍廟」も、ここ迪化街にあります。こちらの旅のしおりで参拝方法も紹介されていますので気になる方はぜひご覧ください。
18:00 夜市で食べ歩き!
台湾での夜は、何と言っても夜市での食べ歩きが外せない!
台北市内には夜市が多数存在します。中でも初めて台北へ行く方におすすめなのは、「士林夜市」と「饒河街夜市」。お祭りのような賑やかな雰囲気も含めて楽しみましょう!
写真のコロコロしたサツマイモボール「地瓜球」は、台湾の屋台グルメ初心者にもおすすめのおやつです。見かけたらぜひトライしてみてください。
【2日目】10:00 中正紀念堂で衛兵交代式を見学!
台北2日目。朝食を食べたら、中正紀念堂へ行ってみましょう!
中正紀念堂へのアクセスは、MRT「中正紀念堂」駅 5番出口から歩いてすぐ。
想像以上に広大な敷地、威厳ある建築物に圧倒されます。展示など見所がたくさんあるのですが、絶対に見逃さないでいただきたいのが、衛兵交代式。
紀念堂の銅像の前で警護をしている選び抜かれた衛兵たちは、普段はまるで人形のようにじっと立っているのですが、毎時0分(9:00、10:00、11:00、・・・)に交代式が行われます。思わず息を止めて見入ってしまう迫力ある交代式、ぜひご覧ください!
11:30 近くの人気店でランチ
中正紀念堂のすぐそばに、小籠包の人気店「杭州小籠湯包」があります。行列ができることもあるそうなので、並びたくない方はお昼のピークを避けて訪れるのがおすすめ。
こちらのお店も日本語メニューあり◎
美味しいメニューやお店の雰囲気などは、こちらの旅のしおりをチェックしてみてください。
13:00 九份へ行ってみよう!
台北市街地から車で1時間ほどの山の上にある、時が止まったような街「九份老街」へ。ジブリ作品『千と千尋の神隠し』の世界に似ていると話題の場所です。
九份へは、台北市内から直通バスが出ています。
このバスが九份に行くのか不安...というときは、紙に「九份老街」と書いて準備しておき、バスの運転手さんに見せて尋ねると良いでしょう。また、バス停の場所が変わることがありますので、ネット上の記事やガイドブックを参考にするときはなるべく最新のものを確認してください。
夕方のノスタルジックな風景を楽しんだり、ローカルフードを食べ歩いたり、レトロなお茶屋さんでのんびりしたり。非日常を思う存分味わいましょう。
九份では景色だけ楽しみたい、滞在時間はそんなに長くなくて良い、という方は、ランタン上げで有名な「十分」とセットで訪れてみてはいかがでしょうか。電車(平渓線)で十分へ寄ってから九份へ行くのもおすすめ。
こちらの平渓線の旅のしおりで十分が紹介されています!
【3日目】9:00 活気ある朝市で朝食を
台湾と言えば夜市のイメージが強いですが、実は朝市も活気があり楽しいんです!
おすすめは、観光客が気軽に行ける「雙連朝市」。MRT 雙連駅を出てすぐのところにあり、観光に便利な立地です。
肉や野菜だけでなく、台湾のスイーツ「豆花」やお惣菜なども売っているので、ローカルな雰囲気を楽しみながら朝市で朝食を済ませてはいかがでしょうか。
11:00 レトロな四四南村へ
台湾には、歴史的な建造物を残しながらお洒落に生まれ変わらせたリノベーションスポットが多数存在します。今回ご紹介するのは、MRT「台北101/世貿」駅から徒歩約5分の「四四南村(スースーナンツン)」。
かつて軍人たちが家族で住んでいた集合住宅で、現在は昔の人々の暮らしを知ることができる博物館やカフェなどとして活用されています。併設されているショップでは、お洒落なMIT(Made In Taiwan)グッズが販売されており、ちょっと変わった台湾土産をゲットできます。
12:00 台北のランドマーク、台北101
最後に、台北のランドマーク「台北101」へ。
写真は四四南村から見た台北101です。四四南村と台北101は歩いて3〜5分ほどの距離なので、セットで訪れるのがおすすめ!台北の過去と現在を一気に感じることができます。
台北101は、全長509mの東アジア一高い超高層ビル。2007年にドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまでは、世界一高いビルでした。ショッピングや食事が楽しめるのはもちろんのこと、展望台から景色を眺めるのも良いものです。
17:10 台北発 帰国
早めに空港へ向かい、最後のショッピングや食事も楽しんだら台湾とお別れ。
21:30ごろには東京へ着きます。
今回は台北の定番観光スポットのみに絞ってご紹介しましたが、2泊3日あれば新幹線を使って台中観光をプラスすることも充分可能です。ぜひ、上手くアレンジして素敵な旅プランを立ててください。