国内旅行での楽しみといえば “食べ歩き” ですが、金沢観光の定番スポット「ひがし茶屋街」では食べ歩きが禁止されています。金沢で食べ歩きを楽しむなら、美味しい海の幸やフルーツが揃う「近江町市場(おうみちょういちば)」へ行ってみましょう!
雨の日でも楽しめる!「近江町市場」で食べ歩き
「近江町市場」の原型が出来たのは、なんと江戸時代。290年もの歴史を持つ、“金沢の台所” と言われる市場です。
こちらの市場には屋根があるので、雨の日でも傘いらずで食べ歩きを楽しめるのが嬉しいですね!
近江町市場へ来て驚いたのは、昔ながらの日本の市場の雰囲気を残しながらも、非常に清潔感があって綺麗であること! 調べたところ、2007年〜2009年にかけて大規模な再開発が行われ、綺麗な建物に生まれ変わったそうです。
地元民の台所でありながら、観光客も楽しめるテーマパークのような近江町市場。海外からの観光客も多く訪れているようでした。
生牡蠣好きには天国です。
石川名物である高級魚「のどぐろ」を始め、カニ、ホタテ、ウニなど、日本海の新鮮な魚介類がずらりと並ぶ近江町市場。
中でもやはり気になるのは... 大きな生牡蠣!
近江町市場には牡蠣を売るお店が多数あり、その大きさやお値段は1個500円のものから1,600円のものまで様々!お店によっては、新鮮な生牡蠣をその場でいただくことが可能です。
今回は「高川物産」にて、石川産の天然岩牡蠣をいただきました。
選んだのは、1個1,000円のビッグサイズ!!!
その場で開けてもらい、レモンとポン酢でいただきます。
写真だと大きさが伝わりにくいのですが、私がこれまでの人生で出会った牡蠣の中ではダントツの大きさ!!!一口で食べるなんて到底無理で、口いっぱいに頬張って、三口で完食しました。身がぷりっぷりで、涙が出そうになるほどの美味しさ。。。
岩牡蠣の旬は夏だそうで、まさに今が食べ頃!
牡蠣が好きな方はぜひ近江町市場へ足を運んでみてくださいね。
食べ歩きにぴったりなフルーツ!
食べ歩きにぴったりのフルーツも見逃せません。
こちらの「フルーツ坂野」では、串に刺さったイチゴやパイナップルなどのよく見かけるカットフルーツから、メロンをすくって食べられるメロン丼(500円)、ストローが刺さった丸ごとオレンジジュース(300円)など、夢のようなフルーツが並んでいました。
海鮮を食べ歩いた後のデザートにも良いですね!
市場内には海鮮丼の人気店も
近江町市場には、お寿司や海鮮丼の人気店も集まっています。
写真は、1時間ほど並んでようやくありつけた「山さん寿司 本店」の海鮮丼!(※店内は撮影禁止、食事のみ撮影OK。)
金沢が国内シェア99%の生産量を誇る「金箔」は、ここでも存在感を放っています。まさに海の宝石箱のよう!これでもかと言うほど様々な具が乗っていて、贅沢な気分になれました。
近江町市場へのアクセス
近江町市場へは、金沢駅から徒歩10〜15分ほど。ひがし茶屋街からも徒歩15分程度です。
また、金沢の主要観光スポットを結ぶバスも便利です。フリーパスも販売されていますので、詳しくは北陸鉄道のサイトをチェックしてみてください。
非常に活気があり、想像以上に面白かった近江町市場。290年にも渡って愛され続けている理由が分かったような気がします。
新幹線のおかげで東京から日帰りでふらっと行くことができる今なら、美味しい海の幸を食べ歩くことを目的に 金沢まで足を運んでみるのもアリかもしれません!